「少年野球のトレーニングバットの選び方を知りたい!」
「おすすめのジュニア向けトレーニングバットはどれ?」
こんな風に思ってる野球少年のお父さん、お母さんに向けて、
少年野球のトレーニングバットについてお話します。
少年野球のトレーニングバットには様々な種類があります。
それぞれの練習の目的を理解せずにトレーニングバットを選べば、
思うような効果を得られず、最終的には使わなくなるんです。
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本記事では少年野球のトレーニングバットの種類と選び方、
そして厳選したジュニア向けおすすめトレーニングバットを紹介します。
お子さんに最適なトレーニングバットを選んで、試合でガンガン打ってもらいましょう!
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コンテンツ
少年野球のトレーニングバットの選び方
まずは少年野球のトレーニングバットの選び方です。
ジュニア向けトレーニングバットには様々な種類があり、得られる効果が違います。
この2つのポイントで選べば、お子さんに最適なトレーニングバットが見つかります。
期待する効果
1つ目の少年野球用トレーニングバットの選び方は期待する効果です。
トレーニングバットで得られる効果は、主にこの3つになります。
スイング力の強化
スイング軌道の修正
ボールを芯で捉える技術の向上
期待する効果によって最適なトレーニングバットは変わるので、ここをまずは明確にします。
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ただ、期待する効果が複数ある場合、1本のトレーニングバットでカバーできないケースもあります。
使いたいシーン
つぎの少年野球用トレーニングバットの選び方は使いたいシーンです。
主にこの4シーンでトレーニングバットを使います。
試合前
ネクストバッターズサークル
バッティング練習
自宅での素振り
期待する効果がバッチリ決まれば使用するシーンも大体決まりますが、
どの場面で使いたいのかも明確にすればバッチリです。
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少年野球のバットケースの選び方はこちらで紹介してます。
少年野球のトレーニングバットの種類と効果
少年野球(ジュニア用)トレーニングバットの種類と効果です。
毎年いろんなトレーニングバットが誕生しますが、メインどころはこの7つです。
マスコットバット
1つ目の少年野球のトレーニングバットはマスコットバットです。
マスコットバットは普通のバットよりも300グラムほど重たく、
主に「スイング力」を身につけられる効果があります。
マスコットバットを使うシーンはこちらです。
ネクストバッターズサークル
自宅での練習
ティーバッティング
マスコットバットは主にこれらのシーンで使います。
マスコットバットの練習効果
マスコットバットの効果は主にスイング力を身につけるためですが、
使用シーンでも得られる効果は違ってきます。
ネクストバッターズサークルで少し振れば試合用バットを軽く感じるので、
打席でのスイングがしやすくなります。
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『スイング力をつけたい』『下半身強化もしたい』
このような効果を求めるならマスコットバットです。
インパクトスイングバット
つづいての少年野球のトレーニングバットがインパクトスイングバットです。
インパクトスイングも普通のバットより200グラム〜300グラムほど重たく、
「スイング力」と「インサイドアウトのスイング軌道」を得られる効果があります。
インパクトスイングバットを使うシーンはこちらです。
自宅での練習
家のなかでの素振り
インパクトスイングは「カチカチバット」と呼ばれるトレーニングバットです。
インパクトスイングの練習効果
インパクトの瞬間に「カチン」と音が鳴るので、実践感覚に近い素振りができます。
またインパクトの瞬間に音を鳴らすにはインサイドアウトのスイング軌道が必要なので、
自然とインサイドアウトが身につくんです。
しかも、インパクトスイングバットの長さは65センチなので家の中でもトレーニングできます。
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『雨の日に家のなかでトレーニングできるバットが欲しい』
『スイング力だけではなく、スイングの軌道も身につけたい』
このような効果を期待するならインパクトスイングバットで決まりです。
モンスタースラッガー
3つ目の少年野球のトレーニングバットはモンスタースラッガーです。
モンスタースラッガーも普通のバットより200グラム〜300グラムほど重たく、
主に「インサイドアウトのスイング軌道」と「スイング力」を得られる効果があります。
モンスタースラッガーを使うシーンはこちらです。
試合前のスイング確認
バッティング練習前のスイング確認
自宅での練習
モンスタースラッガーも「カチカチバット」と呼ばれるトレーニングバットです。
モンスタースラッガーの練習効果
モンスタースラッガーもインパクトの瞬間に「カチン」と音が鳴らせるようになれば、
自然とインサイドアウトのスイング軌道が身についてます。
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バットの長さだよ
インパクトスイングバットは65センチの1タイプだけですが、
モンスタースラッガーには65センチと80センチの2タイプあります。
短いタイプは家の中で練習できるメリットがありますが、短いので普通のバットと感覚が変わるんです。
モンスタースラッガーの80センチタイプです
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普通のバットと長さが変わらないので実践により近く、
試合前やバッティング練習前のスイング確認で使うのも効果的です。
ただ、モンスタースラッガーではボールを打てません。
『スイング力だけではなく、スイングの軌道も身につけたい』
『試合前にスイング軌道を確認できるバットが欲しい』
こんな効果を求めるならモンスタースラッガーです。
モンスタースラッガーとパワースラッガーの違いはこちらで解説してます。
カウンタースイング
つぎの少年野球のトレーニングバットがカウンタースイングです。
カウンタースイングは普通のバットと同じくらいの重さで、
「バットのしなりを活かしたインサイドアウトのスイング軌道」を得られる効果があります。
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カウンタースイングを使うシーンはこちらです。
試合前のスイング確認
バッティング練習前のスイング確認
自宅での練習
これらのケースでカウンタースイングを使います。
カウンタースイングの練習効果
カウンタースイングも「カチカチバット」と呼ばれるトレーニングバットですが、
大きく違うのは「カチン」と音を鳴らすタイミングです。
カウンタースイングはバットを振り出した瞬間に「カチン」と音を鳴らします。
インパクトの瞬間に「カチン」と音を鳴らします
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それによりカウンタースイングは最短距離のインサイドアウトではなく、
バットのしなりを活かしたインサイドアウトが身につくんです。
またスイングの軌道を身につけたり、修正したりするためのトレーニングバットなので、
カウンタースイングではスイング力をつける効果はほぼありません。
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『バットのしなりを活かしたスイングの軌道を身につけたい』
『試合前にスイング軌道を確認できるバットが欲しい』
こんな効果を得たいならカウンタースイングです。
カウンタースイングとパワースラッガーの違いはこちらで詳しく解説してます。
バレルバット
5つ目の少年野球のトレーニングバットがバレルバットです。
バレルバットはマスコットレベルの重さで、
バレルゾーンに打球を飛ばせるインサイドアウト軌道を身につけられます。
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バレルバットを使うシーンはこちらです。
試合前のスイング確認
バッティング練習前のスイング確認
バッティング練習
自宅での練習
バレルバットは実打可能なので、素振りだけでなくバッティング練習でも使えます。
バレルバットの練習効果
バレルバットはバットの根元に重り(バレル)がついてます。
その重さ利用しながらスイングすることで、
バレルゾーンにボールを打ち込めるスイング軌道が身につきます。
身体の前方ではなくボールを身体の近くでバットの侵入角度を僅かに下からにする
インサイドアウト軌道です。
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もちろん、インサイドアウト軌道なのでドアスイングにはなりませんし、
バレルバットはマスコットバット並に重たいのでスイング力も強化されます。
『長打をガンガン打ちたい!』
『バレルゾーンにボールを打てる確率をあげたい。』
こんな効果を得たいならバレルバットです。
バレルバットについてはこちらで詳しく解説してます。
シークエンスバット
つづいての少年野球のトレーニングバットがシークエンスバットです。
シークエンスバットはスイング軌道を修正するトレーニングバットで、
ボールを捉えられるスイング範囲を広くできます。
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シークエンスバットを使うシーンはこちらです。
ティーバッティング
置きティーバッティング
下からのトスバッティング
素振り
シークエンスバットは硬球も実打可能です。
ですが、バッティングセンターや速いボールを打つと簡単に折れるので、
基本的には止まってるボールや下手投げのボールで練習をします。
シークエンスバットの練習効果
シークエンスバットは、グリップ部分が2つあります。
それを1つずつ左右の手で握ってボールを打つことで、
どのタイミングでリストターン(手首の返し)してるのがわかるんです。
感覚ではなく目視でリストターンを確認できるので、
程よいリストターンのタイミングやパームアップのスイングを身につけられます。
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シークエンスバットはスイング軌道の修正なので、スイング力の強化には繋がりません。
『手首の返しが早い』
『ボールを長く見られるスイング軌道を身につけたい』
こんな効果を得たいならシークエンスバットです。
シークエンスバットについてはこちらで詳しく解説してます。
竹バット
最後7つ目の少年野球のトレーニングバットは竹バット。
バットの表面が竹で作られており、重さは普通のバットと同じくらいで、
主に「バットの芯で打つ感覚」を得られる効果があります。
竹バットを使うシーンはこちらです。
ティーバッティング
バッティング練習
バッティングセンター
練習試合
竹バットもトレーニングバットですが、今までのトレーニングバットとは別物です。
竹バットの練習効果
竹バットはバットの芯でボールを捉える技術を向上させるのが目的なので、
主にバッティング練習をするときに使用します。
竹バットは芯で打たないとボールが飛ばないので、
バットの芯でボールを捉える大切さを少年野球時代から感じられるんです。
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今までのトレーニングバットはスイング力やスイング軌道に効果がありますが、
その代わりにバットの芯でボールと捉える技術が上がります。
『バットの芯で打つ技術を上げたい!』
『バッティングセンター用のバットが欲しい!』
こんな風に思ってるなら竹バットにしましょう。
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竹バット1本くらいは持っておきたいですね
少年野球で木製バットを使うメリットはこちらで紹介してます。
少年野球におすすめのトレーニングバット
少年野球におすすめのトレーニングバットです。
この7種類のおすすめを厳選しました。
ZETT (ゼット)のマスコットバット
少年野球におすすめのマスコットバットはZETT (ゼット)です。
ZETTのマスコットバットは80㎝の800グラム。
このくらいの長さと重さならネクストバッターズサークルで振る用にも
自宅での素振り用でもちょうど良いです。
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打席前の軽い素振り
家での素振り
バッティングセンターで使うバット
この3シーンをZETTのマスコットバット1本でカバーできます。
ただ、小学校1年生〜3年生の場合は重たすぎる可能性があるので、
もう少し軽めのマスコットバットにするといいですね。
他の少年野球用マスコットバットはこちらで解説してます。
フィールドフォースのインパクトスイングバット
少年野球におすすめのインパクトスイングバットはフォールドフォースです。
フォールドフォースはあまり聞き馴染みのないメーカーだと思いますが、
インパクトスイングバットはフォールドフォースしか取り扱ってません。
インパクトスイングは他のバットとは違い、
バットの重さを変えられるトレーニングバットになってます。
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カチカチ部分を取り替えられるので、軽いと感じてきたら重りを付け替えればOKです。
インパクトスイングバットについてはこちらで詳しく解説してます。
UCHIDA(ウチダ) のモンスタースラッガー
少年野球におすすめのモンスタースラッガーはUCHIDA (ウチダ)です。
少年野球用で使うなら「65センチ×750グラム」か「80センチ×850グラム」ですね。
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スイング力の強化なら「80センチ×850グラム」、
スイングの軌道修正なら「65センチ×750グラム」をおすすめします。
少年野球のモンスタースラッガーについてはこちらで解説してます。
asics(アシックス)のカウンタースイング
少年野球におすすめのカウンタースイングはasics(アシックス)です。
カウンタースイングを取り扱ってるメーカーはいくつかありますが、
少年野球用のカウンタースイングがあるのはasics (アシックス)だけです。
アシックスのカウンタースイングだけ78センチ×800グラムタイプがあるので、
これがジュニア向けカウンタースイングになります。
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オリジナルワンが見つかります
少年野球用カウンタースイングについてはこちらで詳しく解説してます。
根鈴道場のバレルバット
少年野球におすすめのバレルバットは根鈴道場のバレルバットです。
根鈴道場のバレルバットが正規のバレルバットになってます。
81センチ×1,200グラムタイプがあるので、これがジュニア向けのバレルバットです。
マスコットバット以上に重たいですが、上手く重さを利用することで、
スイング軌道の修正とスイング強化につながります。
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バレルバットについてはこちらで詳しく解説してます。
シークエンスバット
少年野球におすすめのシークエンスバットはこちらです。
本物のシークエンスバットは、シークエンスバットの1本しかありません。
たまに違うタイプのシークエンスバットを見かけますが、
折れたバットを使って自分で作ったシークエンスバットですね。
本物のシークエンスバットは入念に考えて設計されてるので、
リストターンのタイミングやスイング軌道の修正をしたいなら本家本元を選びましょう。
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シークエンスバットについてはこちらで詳しく解説してます。
XANAX(ザナックス)の竹バット
少年野球におすすめの竹バットはXANAX(ザナックス)です。
竹バットを取り扱ってるメーカーは無数にありますが、
完全な少年野球用の竹バットを取り扱ってるメーカーはXANAX(ザナックス)だけ。
78センチ×680グラムの竹バットがあります。
少年野球用バットと規格がそこまで変わらないので、
竹バットに切り替えても違和感はそこまで生まれません。
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他の竹バットはこちらで紹介してます。
少年野球(ジュニア用)トレーニングバットは目的で選ぼう!
少年野球用トレーニングバットについて解説しました。
ジュニア向けトレーニングバットには種類があり、得られる練習の効果も変わってきます。
マスコットバット:スイング力の強化
インパクトスイングバット:スイング力の強化とインサイドアウトのスイング軌道
モンスタースラッガー:スイング力の強化とインサイドアウトスイング軌道
カウンタースイング:バットのしなりを活かすインサイドアウトスイング軌道
バレルバット:スイング力の強化とバレルゾーンに飛ばすスイング軌道
シークエンスバット:リストターンのタイミングと線でボールを捉えるスイング軌道
竹バット::バットの芯でボールを捉える技術を身につける
このように身につけられる効果や技術が違うので、
求める効果に合わせてトレーニングバットを選ぶといいですね。
お子さんに最適なトレーニングバットを選んで、試合でガンガン打ってもらいましょう。