捕手のキャッチングの基本

「キャッチャーのキャッチングの基本を知りたい!」

こんな風に思ってる方に向けて、
キャッチャーのキャッチングの基本を解説していきます。

キャッチャーの「キャッチング」はホント大切です。

キャッチング1つでストライクがボールにもなれば、
逆に際どいボールがストライクにもなります。

また、良い音を鳴らすだけがキャッチングの良し悪しではなく、
本当に大切なのは意図を持ってボールを捕れてるかどうかです!

本記事ではキャッチャーのキャチングの基本、
そしてフレーミングの正しい考え方について解説していきます。

「ボールを捕る」シンプルな動きですが、キャッチングはとても奥深いです。

『キャッチングの基本をマスターし、正しい考え方でフレーミングを行う』

これができれば、チームを勝利に導ける可能性があがります。

捕手のキャッチングの基本的な考え方

キャッチングの基本的ができてるキャッチャー

早速、キャッチャーのキャッチングの基本的な考え方を解説します。

・ボールをストライクにするのが上手さではない

・キャッチャーミットの正面をピッチャーに見せる

・捕球後はキャッチャーミットを止める

・ボールを捕りにいかない

・球種によってキャッチングを変える

・良い音を鳴らす

・自分で判定をしない

この7つの考え方がキャッチャーの基本的なキャッチングです。

ボールをストライクにするのが上手さではない!

キャッチャーがキャッチングする上で1番大切な考え方は、
キャッチングの上手さとは「ボールをストライクに見せる」ではないということです。

稀にボール球をストライクに見せるのがキャッチングの上手さだと思ってる人がいますが、
それは大間違いなキャッチングの考え方です。

「ボールはボール」、「ストライクはストライク」です。

 

審判の目を騙すのが、キャッチングの目的ではありません。

際どいけどストライクだよね」っていうボールを
審判にちゃんとストライクだと判断してもらうのがキャッチングの正しい考え方です。

これだけは忘れないようにしましょう!

キャッチャーミットの正面をピッチャーに見せる

2つ目はキャッチャーミットの正面をピッチャーに見せるです。

自然と手首が折れてキャッチャーミットが下を向いてたり、
低めを構えるときにミットを正面に向けれてなかったり。

ピッチャーは投げづらいよね。

 

手首をしっかりと立てれば手のひらが綺麗に正面に向くので、
その状態でキャッチャーミットを構えると良いですね!

キャッチャーの基本的な構え方は下記ブログ記事で解説してます。

キャッチャーミットを止める

捕球後はキャッチャーミットを止めましょう!

ボールを捕ったあとに大袈裟にミットを動かすキャッチャーを見かけます。

良かれと思ってるかもしれませんが、実はピッチャーにも審判にも良い印象を与えてません。

ピッチャーは「今日は調子が悪いのかな」と思ってしまったり、
審判は「判定に邪魔なキャッチングをするキャッチャーだな」と警戒心を高めたりします。

捕ったあとはキャッチャーミットを動かさずに、その位置で止めましょう!

キャッチャーミットをビタ止めするコツはこちらで解説してます。

ボールを捕りにいかない

4つ目はボールを捕りにいかないです。

ボールを捕りにいくと、キャッチャーミットがボールの勢いに負けて流されます。

小学校や中学校のピッチャーのボールならそこまで流されませんが、
130キロを超えるボールだと確実にキャッチャーミットが流されます。

ボールはこちらに向かってくるので、その場で包むようなイメージで捕りましょう!

キャッチャーミットがボールをハジく人はこちらの記事もおすすめです。

球種によって捕り方を変える

球種によって捕り方を変えると良いです。

ストレートなら捕球しやすい位置でキャッチングして、
変化球ならボールを引きつけるイメージで捕球しましょう!

ポイントは、無理に腕を伸ばさないことです。

腕を伸ばしたキャッチングは審判は見やすいですが、
捕球したあとにキャッチャーミットが動く場合が多いです。

ストレートのときにタイミングがバッチリ合ったときだけなるべく腕を伸ばして、
それ以外はキャッチャーミットが動かない位置でキャッチングしましょう。

キャッチャーミットを動かさないのが大前提です!

 

変化球のキャッチングはバッティングと一緒で、
ストレートと同じタイミングではなく引きつけるイメージで捕球するといいですね。

そうすれば変化球の威力に負けないキャッチングができます。

縦捕りキャッチングと横捕りキャッチングの使い分けはこちらで解説してます。

良い音を鳴らす

6つ目は良い音を鳴らすです。

良い音を鳴らせばピッチャーのテンションは上がりますし、
審判も際どいボールのときに良い音が鳴ると腕を上げやすくなります。

キャッチャーミットを止めることができるなら、良い音を鳴らす意識をしましょう!

なかなか良い音が鳴らない…。
ブルペンだと良いけど試合だとダメなんだよなぁ…。

 

良い音を鳴らすコツは後ほどお話していきます。

キャッチングのときに親指をよく突き指する人はこちらの記事をどうぞ!

自分で判定をしない

最後7つ目は自分でストライク・ボールの判定をしないです。

キャッチャーに慣れた人にありがち!

 

「明らかにストライクだから」とキャッチャーミットを止めなかったり、
際どいボールだけど「ボール球だな」と勝手に判断して諦めたり。

キャッチャー歴が長くなると審判のジャッジ傾向が早く掴めるので、
勝手に判断しがちになってしまいます。

ただ、ストライク・ボールの判定をするのは審判です。

審判がコールするまではキャッチャーミットを止めましょう!

フレーミングの考え方

フレーミングの考え方ができてるキャッチャー

つぎにフレーミングについて解説します。

フレーミングとは、
「際どいボールを審判にストライクと判定してもらうためのキャッチング方法」です。

まずは、フレーミングの基本的な考え方をお話します。

・ボールをストライクに判定されるのではない

・捕球後にキャッチャーミットは動かさない

・外から内にキャッチングをする

この3つがフレーミングの基本的な考え方です。

ボールをストライクに判定させるのではない

1つ目の考え方は、
フレーミングはボールをストライクに判定させる技術ではないということです。

フレーミングで一番勘違いされてるのはこの部分です。

 

フレーミングの目的は審判の目を欺くことではありません!

審判に正確な判断をしてもらうためのキャッチング方法がフレーミングです。

ストライクなら確実にストライクだとジャッジしてもらったり、
際どいけどストライクだからストライクと判定してもらったりと。

そのためのフレーミング技術なので、勘違いしないようにしましょう!

捕球後にキャッチャーミットを動かさない

2つ目はボールを捕った後にキャッチャーミットを動かさないことです。

フレーミングとは、コース別のボールの捕り方です。

ボールを捕った後にキャッチャーミットを動かすのがフレーミングではありません!

誤魔化してるだけだよね!

 

フレーミングはボールを捕るまでの間の動きなので、
捕球後にはキャッチャーミットを動かさないようにしましょう。

捕球する前にキャッチャーミットを下げても良いのか問題についてはこちらで解説してます。

外から内にキャッチングをする

最後3つ目のフレーミングの基本的な考え方は、
外から内にキャッチングをすることです。

たとえば高めのボールなら「より高めの位置から押さえつけるイメージ」、
低めのボールなら「より低い位置から上げるイメージ」です。

このようにキャッチングするときに「外から内」を意識できれば、
フレーミング技術はマスターしやすいです。

このあと具体的な方法をお話します。

 

ちなみに外から内へのキャッチングの意識は古田選手もしています。

フレーミングの方法

フレーミングを上手く使ってるキャッチャー

それではフレーミングの方法を解説します。

フレーミングの基本的な方法は「ボールを外から内に捕る」です。

・高めのボール

・両サイドのボール

・低めのボール

この3つのポイントでフレーミング方法を解説します。

高めのボール

高いボールのフレーミングのポイントは2です。

・より高い位置から捕りにいく

・ミットを下げる(※手首を折るくらい)

この2つのポイントを意識すれば、
際どい高めのボールをストライクにできる可能性は上がります。

【高いボールのフレーミングイメージ】

高めのボールのフレーミング方法

基本的に高めのボールは伸びるので、
上から押させつけるように若干高い位置から捕りにいくといいですね!

またボールを捕ったあとキャッチャーミットの形が縦になってると、
審判に高めに外れてる印象を与えかねません。

高めのボールを捕るときにはキャッチする瞬間に手首をゆっくり下げるといいですね!

大袈裟に下げると審判への印象を悪くします。
ボールの高さは「ココです!」と
分かりやすくするイメージで捕りましょう!

 

難しいのが両サイドの高いボール

上から捕りにいってキャッチャーミットを下げるだけではコースが外れてる印象を与えるので、
両サイドの高いボールは、キャッチャーミットの角度を45度くらいにして捕りましょう!

キャッチャーミットの角度が45度くらいなら、
サイドに外れてる印象も高めに外れてる印象も与えにくいです。

谷繁選手のキャッチング方法はこちらで解説してます。

両サイドのボール

両サイドのフレーミングのポイントは2です。

・よりサイドから捕りにいく

・キャッチャーミットは立てる(手のひらをピッチャーに見せるイメージ)

両サイドのボールを捕るときには、この2つを意識しましょう。

【両サイドボールのフレーミングイメージ】

両サイドボールのフレーミング方法

両サイドのボールは、横が外れてるかがポイントです。

キャッチャーミットを縦にして捕れば審判にズレてない印象を与えられます。

横になってると外れてる印象を与えやすいです。

 

ただ、逆球の場合は手のひらをピッチャーに見せる捕り方は厳しいです。

なので手首でキャッチャーミットを縦にしようとはせずに、
親指を90度にするイメージでキャッチングしてみてください。

そうすればキャッチャーミットが自然に縦になります。

キャッチングの練習方法はこちらで紹介してます。

低めのボール

低いボールのフレーミングのポイントは2です。

・より低い位置から捕りにいく

・キャッチャーミットを上方向に持ち上げる

低めのボールの捕り方は、キャチャーの見せ所です!

【※低いボールのフレーミングイメージ】

低めのボールのフレーミング方法

低いかどうかが判定のポイントなので、
キャッチャーミットを下から持ち上げるイメージでボールを捕るいいですね!

低めのボールが伸びてくる場合には、
キャッチャーミットを無理に上げるのではなく、その場で捕るイメージでOKです。

ピッチャーや審判にボールが垂れてると思われるしね!

 

逆に良くない低いボールの捕り方は、
「キャッチャーミットを縦にする」と「腕ごとキャッチャーミットを上げる」の2つです。

キャッチャーミットが縦になってると低すぎる印象を与えかねませんし、
腕ごとキャッチャーミットを上げるのはジャッジを誤魔化そうとしてると思われます。

より低い位置から上に捕りにいくイメージで低いボールを捕りましょう!

 

キャッチャーのフレーミング練習方法はこちらで紹介してます。

良い音を鳴らそう!

良い音をならすキャッチャー

キャッチャーはフレーミングも大切ですけど、良い音を鳴らすのも仕事です。

ズッバーン!!!

キャッチャーミットからこんな良い音がなれば、自チームのテンションが一気にあがります。

なので良い音を鳴らせるように、キャッチャーは常に意識しましょう!

良い音を鳴らせる確率を意識するといいです。
10回中8回以上は良い音を目指しましょう!

 

キャッチャーミットの良い音の鳴らし方はこちらで解説してます。

キャッチング1つで試合展開は変わる!

捕手のキャッチングの基本を解説をしました。

・ボールをストライクにするのが上手さではない

・キャッチャーミットの正面をピッチャーに見せる

・捕球後はキャッチャーミットを止める

・ボールを捕りにいかない

・球種によってキャッチングを変える

・良い音を鳴らす

・自分で判定をしない

この7つがキャッチャーのキャッチングの基本です。

これをマスターしつつ、フレーミング技術も身につけていきましょう!

大袈裟でも何でもなく、キャッチング1つで試合展開は変わります。

ランナーがスコアリングポジションにいる場合や絶対にバッターを抑えたい状況で、
際どいボールがストライクになるかボールになるかで試合の行方は大きく変わりますよね!

キャッチングはホント大切なので、意識しながら取り組みましょう。

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