「親指を突き指しないキャッチャーの捕り方は?」

「親指が痛いんだけど、おすすめのサポーターを知りたい!」

こんな風に思ってる方に向けて、親指を突き指しないキャッチャーの捕り方をお話します。

キャッチャーで親指を突き指してしまう主な原因は、
「キャッチャーミットの角度」と「ボールの捕り方」の2つです。

この2つさえ修正すれば、親指の突き指からおさらばできます。

小学生や中学生のころはよく突き指してましたが、
高校生からはほとんどしなくなりました

 

本記事ではキャッチングで親指を突き指してしまう理由や
親指を突き指しない捕り方、そしておすすめの親指サポーターをご紹介します。

親指を突き指すると痛いですし、バッティングにも悪影響なので、
親指を突き指しないキャッチングを身につけ常に手がベストな状態でプレーしたいです。

〜親指に違和感がある方へ〜

すでに親指を突き指してたり、違和感があったりする方のために、
イチオシの親指プロテクターをお話します。

一番のおすすめはマクダビッドです。

サポーターだけでなく、アームスリーブやリストガードなど、
多くのプロ野球選手に愛用されてるマクダビッド。

そのマクダビッドの親指プロテクターは装着が簡単ですし、
着け心地も機能性も抜群なので、イチオシです。

キャッチャーが親指を突き指する理由

まずはキャッチャーが親指を突き指する理由です。

親指を突き指してしまうキャッチャーは、この2つのポイントにクセがあります。

キャッチャーミットの角度

キャッチャーが親指を突き指してしまう1つ目の理由は、キャッチャーミットの角度です。

キャッチャーミットの構える角度が悪いので親指を突き指してしまいます。

とくに多いのがキャッチャーミットの頭が下がってしまってるケースです。

キャッチャーミットの頭は、ミットのウェブの位置だよ

 

【キャッチャーミットの頭が下がってる捕り方】

キャッチャーミットの頭が下がってる構え方

このようにキャッチャーミットのウェブの位置が地面と平行に近いと、
ボールを捕るときの親指の角度が悪いので、親指を突き指しやすいんです。

親指が「真横〜下」の角度になるので捕球すると親指がボールの勢いに負け、
反対方向に追いやられ、突き指します。

とくに低めは絶望的です

 

キャッチャーミットの角度には気をつけましょう。

ボールの捕り方

2つ目のキャッチャーが親指を突き指してしまう理由は、ボールの捕り方です。

高めのボールを捕った瞬間に手首を下に折り曲げる

低めのボールを捕った瞬間に手首を上に折り曲げる

両サイドのボールを捕った瞬間に手首をストライク側に曲げる

このようにボールを捕った瞬間に手首を動かせば、親指を突き指する原因になります。

理由はキャッチャーミットの頭を下げるのと同じで、
ボールを捕るときの親指の角度が良くないからです。

手首を下に折り曲げると、
親指の位置が右下になります

 

ボールとタイミングが合えば問題ありませんが、
少しでもタイミングがズレると親指の角度が悪いので突き指します。

また、ボールを捕った瞬間に手首を動かすのはフレーミングではないです。

キャッチャーのキャッチングやフレーミングはこちらで詳しく解説してます。

親指を突き指しないキャッチャーの捕り方

それでは親指を突き指しないキャッチャーの捕り方を解説します。

この2つのポイントを意識すれば、滅多に親指を突き指しません。

人差し指の角度を1時方向にする

親指を突き指しないキャッチャーの捕り方の1つ目のコツは、人差し指の角度です。

キャッチャーミットを構えるときに人差し指の角度を1時方向にすれば、
親指を突き指しにくくなります。

【キャッチャーミットの構え方のイメージ】

人差し指を2時の方向にしたキャッチャーミットの構え方

親指を1時の方向にしてキャッチャーミットを構えれば、
親指が右下の位置には絶対にならないからです。

右上75度くらいになるよ

 

慣れないうちは人差し指の角度が下がりがちになったり、上がりがちになったりするので、
「人差し指は1時の方向」と常に念じながら取り組むといいですね。

キャッチャーミットの人差し指の角度についてはこちらで詳しく解説してます。

ボールの捕り方のイメージを変える

2つ目の親指を突き指しないキャッチャーの捕り方のコツは、ボールの掴み方です。

キャッチングはボールを捕りにいくイメージではなく、
ボールが来るところで掴むイメージにします。

ボールが来る位置にキャッチャーミットを持ってきて、その場で包み込むイメージです。

この捕り方なら親指の角度は右下にはならないので突き指する可能性は限りなくゼロですし、
その場で包み込むイメージでキャッチングしたほうが良い音もなります。

低めのボールと高めのボールは捕り方は、
ちょっと違います。

 

低めのボールは包み込むように捕球すると、どうしてもキャッチャーミットが下がるので、
そのボールよりも低い位置から捕りにいくイメージがおすすめです。

ボールの位置よりさらに下からキャッチャーミットを出す

ボールを捕球する瞬間にキャッチャーミットを止める

この流れであれば、低めのボールでもキャッチャーミットは下がりません。

ポイントは、ボールを捕りにいく過程でミットを上げることです。

この感覚が掴めれば、フレーミングが上手くなるよ

 

高めのボールの場合は、上から押さえつけて捕るようなイメージで、
ボールよりも高い位置から捕りにいきます。

キャッチングの練習方法はこちらで紹介してます。

親指が痛いならサポーターを付けよう!

キャッチャーをしててい親指を突き指したなら、サポーターを付けましょう!

完治するまえに突き指を繰り返したり、
何度も親指を突き指するととクセになります。

そうなったら面倒なので、躊躇なく親指サポーターをつけたほうがいいです。

イチオシはマクダビッドのサポーターです。

マクダビッドはプロ野球選手が愛用するサポーターメーカーですし、
親指専用のプロテクターさえあれば、親指の突き指も怖くはありません。

また、キャッチャーは突き指でなくても親指が痛くなる場合があります。

何球もボールを捕ってると握力の疲労が
親指に出るんですよね

 

親指専用のプロテクターは怪我のフォローだけではなく、怪我防止にもなります。

ハードなキャッチャー練習をしてたり、親指に違和感があったりするなら、
親指のプロテクターをするのがおすすめです。

本格的にキャッチャーをするなら、親指のプロテクターを1つくらいは持っておきましょう。

転ばぬ先の杖だね

 

キャッチャーのアイシング方法はこちらで解説してます。

正しく捕れば親指を突き指しない

親指を突き指しないキャッチャーの捕り方を解説しました。

キャッチャーの捕球のときに突き指をしてしまうなら、
この2つを意識すればほぼ確実に親指を突き指しません。

実際に僕自身もこの2つを意識してから、親指の突き指とおさらばできました。

もし、すでに親指を突き指してたり親指に痛みがあったりするなら、
躊躇せずサポーターを付けましょう。

プレーに集中できないですし、バッティングにも悪影響を与えますし、
何より親指の突き指がクセになったら最悪です…

親指のケガはキャッチャーにとって大打撃なので、迷わずサポーターを装着しましょう。

Twitterをフォローして最新情報を受け取る