「アイシング(クールダウン)はピッチャーだけ」
こんな先入観があると思います。
でも、キャッチャーもアイシングするのがおすすめです!
試合によっては、キャッチャーの投球数が多くなる場合がありますからね。
キャッチャーも「アイシング」と「クールダウン」をしっかりして、
疲れを軽減させたり、怪我防止しましょう。
今回は、キャッチャーのアイシング方法とクールダウン方法を解説します。
目次
キャッチャーがアイシングする理由
アイシングをしないキャッチャーは多いですが、キャッチャーもアイシングをしたほうがいいです。
アイシングしたほうがいいですね!

キャッチャーは、試合によってピッチャーよりも投げる回数が多くなります。
ピッチャーへの返球やボール回し、1塁へのキャッチャー牽制やランダウンプレーなど。
少なくともピッチャーと同じくらいの球数を投げるので、
キャッチャーもアイシングをしたほうがいいんですよね!
アイシングとストレッチの順番は、アイシングからのストレッチ。
肩やヒジ、ヒザなどを冷やして熱をとってから身体や筋肉をストレッチしましょう!
キャッチャーのアイシング(クールダウン)方法
それではキャッチャーのアイシング(クールダウン)方法を解説します。
アイシングするタイミング
アイシングするタイミングは「なる早」です。
練習や試合が終わったら軽くキャッチボールして、
そのあとにできるだけ早くアイシングしましょう!
アイシングする箇所
キャッチャーのアイシングする箇所は、この3つの部分がおすすめです。
・肩
・ヒジ
・ヒザ
肩やヒジは当然だと思うんですけど、ヒザもアイシングしたほうがいいですね!

ヒザに相当な負荷がかかってるんだよね。
ヒザを故障したら練習を満足にできなかったり、試合に出られなかったりするので、
試合が終わったあとにはヒザもアイシングしましょう!
アイシング方法
アイシング方法は、アイシング専用のサポーターと氷のうを利用するといいです。
【肩のアイシング専用サポーター】
【ヒジ&ヒザ用アイシングサポーター】
【氷のう】
こんな感じの専用サポーターと氷のうでアイシングしましょう!
氷のうを作るときのポイントは、「氷」と「少しの水」入れて、「空気を抜く」こと。
アイシングサポーターを上手く巻けない場合があります。

また、ポリエステル袋を氷のう代わりにして、
ラップやバンテージをサポーター代わりにする方法もありますが、あまりおすすめしません。
ポリエステル袋だと冷えすぎて低温火傷になる可能性がありますし、
ラップやバンテージで巻いても少し動いただけでズレます。
アイシングする箇所がズレてしまったら、アイシングしてないのと同じ!
アイシングするなら正しい方法でしっかりとやりましょう。
アイシングする時間
アイシングする時間は、10分~20分でOKです。

10分~20分くらいアイシングしたら、ストレッチをしましょう!
アイシングの注意点
アイシングには、1つ注意点があります。
それは「アイシングしたら激しい運動をしない」です。
ストレッチくらいの軽い運動は身体のケアになるのでOKですが、
ボールを投げたり、全力で走ったりしないようにしましょう。

「アイシングをしないほうがいい説」はありますが、
今でもプロ野球のピッチャーたちはアイシングをしてます。
また元メジャーリーガーの青木宣親選手は、
試合後に氷風呂に入って身体全体をアイシングしてるのも有名な話です。
プロ野球選手たちがアイシングしてるくらいなので、アイシングはしたほうがいいですね!
キャッチャーのストレッチ方法
アイシングが終わったら、ストレッチをします。
①軽いジョギング
②太もものストレッチ
③股関節のストレッチ
④腰のストレッチ
⑤肩と肩甲骨のストレッチ
⑥ヒジのストレッチ
この流れでストレッチがおすすめです。
クールダウン時のストレッチのポイントは「軽く」です。

身体の疲労を軽くするのが目的なので、
気持ちいいと感じるレベルのストレッチにしておきましょう!
あと、入浴中にマッサージするのもおすすめです。
「太もも」「お尻」「肩」「ヒジ」などを自分の手で軽くマッサージするといいですね。
もし時間があるなら、整骨院や接骨院でマッサージするとバッチリです!
身体のケアは怠らない
キャッチャーのアイシング(クールダウン)方法とストレッチ方法を解説しました。
キャッチャーもアイシングをしましょう!
試合ではピッチャーと同じ数、もしくはそれ以上の球数をキャッチャーは投げてるので、
疲労は溜まってます。(元気だと思っていても)
正しい方法でクールダウンとストレッチをして、怪我防止につなげてください。
スポーツ選手は、身体のケアもプレーの一部ですので!