「野球のポジションの役割と適正を教えてほしい」

こんな風に思ってる野球未経験者のかたへ向けて、
野球のポジションの位置、役割、適性をわかりやすくお話します。

野球を経験したことがないとポジションの役割や適正は想像できませんし、
守備位置すらわからないかもしれません。

野球のポジションって、
分かりづらいです

 

そこで本記事は野球のポジションの位置と役割と適性、
この3つを野球未経験者のかたに向けて野球歴27年以上の私がわかりやすく解説します。

・子どもが最近野球を始めたけど野球の知識に自信のない親御さん

・これから野球観戦を始めたいと思っている方

本記事がこのような方々のお役に立てれば幸いです。

ポジションの位置と守備番号

        野球の守備ポジションの位置と守備番号

まずは野球のポジションの位置と守備番号です。

守備番号①:投手(ピッチャー)

守備番号②:捕手(キャッチャー)

守備番号③:一塁手(ファースト)

守備番号④:二塁手(セカンド)

守備番号⑤:三塁手(サード)

守備番号⑥:遊撃手(ショート)

守備番号⑦:左翼手(レフト)

守備番号⑧:中堅手(センター)

守備番号⑨:右翼手(ライト)

小学生や高校生までは守備番号がそのまま背番号になるケースが多いです。

ピッチャーなら背番号1、センターなら背番号8みたいな感じだよ

 

ちなみに大学野球や社会人野球、プロ野球は守備番号と背番号は違う場合が多いです。

またスコアーボードにも守備番号が表示されます。

名前の上や横に表示されてる数字が守備番号です

 

そして、それぞれのポジションをグループ分けして、

バッテリー:投手(ピッチャー)と捕手(キャッチャー)

内野手:一塁手(ファースト)、二塁手(セカンド)、三塁手(サード)、遊撃手(ショート)

外野手:左翼手(レフト)、中堅手(センター)、右翼手(ライト)

このような呼び方もします。

バッテリーの由来はこちらで解説してます。

ポジションの役割と適性

それでは野球の守備ポジションの役割と適性を解説します。

それでは1つずつお話します。

投手(ピッチャー)

投手(ピッチャー)の守備位置

投手(ピッチャー)の主な役割は3つです。

バッターにボールを投げる

ランナーに牽制する

バント処理をする

この中でも特にバッターにボールを投げるのが大切な役割です。

ストライクを投げられないと試合にならないですし、
ボールが遅すぎると打たれまくってコールド負けします。

ピッチャーの重要な役割はストライクを先行して試合を作り、
相手チームに得点を与えないことです。

ピッチャーが役割をできないと試合は崩壊します

 

そのためピッチャーは野球で1番重要なポジションです。

投手(ピッチャー)の適性

ピッチャーを守ってる人

つづいて投手(ピッチャー)の適性です。

コントロールが良い人

速いボールを投げられる人

メンタルが強い人

捕球がうまい人

器用な人

バランス感覚がある人

速いボールをコントロールでき変化球も投げられる器用さがある人は適性がありますし、
さらにメンタルが強かったら最適です。

打てるもんなら打ってみろ!

これくらいの気持ちがピッチャーには欲しいです。

ヒットを打たれて凹んでたら、
チームの士気が下がるからね

 

それ以外にもバント処理をできる捕球力やランナーを牽制できる敏捷性
相手バッターのタイミングを外せる野球センスなどなど。

投手(ピッチャー)は野球の中で一番重要なポジションなので求められる能力も多いです。

 

ピッチャーに向いてる人の特徴はこちらで詳しくお話してます。

捕手(キャッチャー)

捕手(キャッチャー)の守備位置

キャッチャーの主な役割は4つです。

ピッチャーのボールを捕る

配球&リードを組み立てる

盗塁を阻止する

バントを処理する

この中でも特に「ピッチャーのボールを捕る」が大切です。

ピッチャーのボールをキャッチャーが捕れなかったら試合になりません。

またキャッチャーのスローイングが弱いと相手チームに盗塁をされまくるので、
盗塁阻止も重要な役割です。

捕手(キャッチャー)の適性

キャッチャーを守ってる人

こんな人が捕手(キャッチャー)の適性があります。

捕球が上手い人

肩が強い人

我慢強い人

自信を持って声を出せる人

冷静な人

ボールを上手く捕れたり、強いボールを投げられる人はキャッチャーに向いてます。

またキャッチャーはチームの司令塔なので、
我慢強く、自信を持って声を出せるタイプの人のほうがいいです。

監督によく怒られますし、迷ってても指示を出さないといけないので、
冷静に試合を客観的に見れる性格の人には適性があります。

 

キャッチャーに向いてる人の特徴はこちらで詳しくお話してます。

一塁手(ファースト)

一塁手(ファースト)の守備位置

一塁手(ファースト)の主な役割は4つです。

内野手の送球を捕る

ゴロ&フライを捕る

バント処理をする

中継プレーをする

この中でも特に「内野手の送球を捕る」が大切です。

野球の試合の中で、アウトを一番取れる場所はファーストベースなので、
一塁手(ファースト)がボールを捕れなかったら、アウトにできません。

内野手の送球をしっかりと捕球するのがファーストの重要な役割です。

一塁手(ファースト)の適性

ファーストを守ってる人

つづいて一塁手(ファースト)の適性です。

捕球が上手い人

ショーバウンドやハーフバウンドを合わせるのが上手い人

左利きの人

一塁手の適性は、なんと言っても「捕球」です。

「ボールを捕るだけだし、簡単でしょ?」

こんな風に思われるかもしれませんが、選手によっては送球が変化します。

シュートしたり、スライダーしたり

 

そのためボールの回転を見極めて、上手く捕れる人のほうがいいんです。

また内野手からいつも素晴らしい送球がくるわけではありません。

ショートバウンド、ハーフバウンド、ジャンプしないと届かないボールなどもあるので、
捕れる範囲のボールに上手く合わせられる人は最適です。

ファーストは守備負担が軽いと言われますが、決して簡単なポジションではありません。

 

ファーストの役割や適正はこちらで詳しく解説してます。

二塁手(セカンド)

二塁手(セカンド)の守備位置

二塁手(セカンド)の主な役割は4つです。

ゴロ&フライを捕る

中継プレーをする

牽制のサインを出す

2塁、1塁のベースカバー

外野手に球種のサインやコースを伝える

この中でも特に「ゴロ&フライを捕る」が大切です。

二塁手(セカンド)の守備位置はセンター寄りです。

打球が多く飛んでくるポジションなので、「ボールを捕って投げる」の基本が必要になってきます。

二塁手(セカンド)の適性

セカンドを守ってる人

こんな人が二塁手(セカンド)の適性があります。

ゴロ捕りが上手い人

足が速い人

肩が強い人

クイックスローができる人

状況判断ができる人

二塁手(セカンド)の守備範囲は広いので、ボールへの反応が良くて足の速い選手に適性があります。

ちなみにセカンドは1塁ベースまでの距離が近いので肩が弱くでもOKみたいな話がありますが、
できれば肩は強い方が良いです。

なぜならセカンドには中継プレーがあるからです。

たとえばライト方向への長打でセカンドが中継プレーに入り、
2塁や3塁にボールを投げる場合、結構な距離があります。

このケースでセカンドの肩が弱ければ、簡単に三塁打になってしまいます。

クイックスローは、
練習してできるようになればOKです

 

セカンドの役割や適正はこちらで詳しく解説してます。

三塁手(サード)

三塁手(サード)の守備位置

三塁手(サード)の主な役割は3つです。

ゴロ&フライを捕る

中継プレーをする

バント処理

この中でも特に「バント処理」が大切です。

一塁側にバントするケースは多いですが、
セーフティーバントなどは三塁側にされる場合が多いです。

一塁までの距離が遠いからね

 

その時にバント処理が下手だと、徹底的に狙われます。

よく打球が飛んでくるのでボールを捕るのが大切な役割ですけど、
セーフティーバントは試合の流れを変えることが多いので、バント処理スキルも大切です。

三塁手(サード)の適性

サードを守ってる人

こんな人が三塁手(サード)の適性があります。

ゴロ捕りが上手い人

肩が強い人

速い打球を処理できる人

細かい動きができる人

三塁手(サード)は、別名ホットコーナーと呼ばれるポジションです。

右バッターの強い打球がよく飛んでくるので、
速い打球を怖がらずに処理できる人には適性があります。

また1塁への距離が遠いので肩の強さも求められますし、バント処理では敏捷性が必要です。

とくに小学校・中学校では三塁手(サード)に打球が一番飛んでくるので、
アウトにできる可能性が高い選手が最適です。

 

サードの役割や適正はこちらで詳しく解説してます。

遊撃手(ショート)

遊撃手(ショート)の守備位置

遊撃手(ショート)の主な役割は5つです。

ゴロ&フライを捕る

中継プレーをする

牽制のサインを出す

2塁、3塁のベースカバー

外野に球種のサインやコースを伝える

この中でも特に「ゴロ&フライを捕る」が大切です。

遊撃手(ショート)もよく打球が飛んでくるポジションなので基本能力が重要になってきます。

あと、サードに次いで1塁までの距離が遠いポジションでもあります。

内野で投げる距離が一番長いのが三遊間のゴロです

 

三遊間のゴロを上手く捕れなかったらセーフ確定なので、
「ゴロを上手く捕ってアウトにする」のが遊撃手(ショート)の最大の役割です。

遊撃手(ショート)の適性

ショートを守ってる人

つぎに遊撃手(ショート)の適性です。

ゴロ捕りが上手い

足が速い

肩が強い

クイックスローができる

状況判断ができる

遊撃手(ショート)は、内野手の中で華があるポジション!

なぜなら、内野手の中でプレーが一番ハードだからです。

三遊間のゴロなら大遠投しないといけないですし、
二遊間のゴロなら反転してすぐさまボールを投げないといけません。

ちょっとしたミスでセーフになるから、
正確性も強さも必要なんだよね

 

ゴロ捕りが上手くて、守備範囲が広くて、肩も強い。

つまり、チームの中で一番上手い内野手が遊撃手(ショート)です。

また主に遊撃手(ショート)が二塁への牽制サインを出すので、
野球IQが高くて状況判断ができる人なら最適です。

 

ショートの役割はこちらで詳しく解説してます。

左翼手(レフト)

左翼手(レフト)の守備位置

左翼手(レフト)の主な役割は3つです。

フライを捕る

中継まで返球する

タッチアッププレーを防ぐ

この中でも特に「フライを捕る」が大切です。

左翼手(レフト)には、よくフライが飛んでくるので、
確実にフライを捕るのが左翼手(レフト)の大切な役割です。

また、外野手はタッチアッププレーを防ぐ役割もあります。

相手に犠牲フライでの得点を与えないようにするのも重要です。

左翼手(レフト)の適性

レフトを守ってる人

こんな人が左翼手(レフト)の適性があります。

フライ捕りが上手い

肩が強い

打球判断ができる

内野手と比べて、外野手に求められる適性は多くはありません。

ゴロでアウトを取る機会が少ないからです。

ただ、左翼手(レフト)にはフライもゴロもよく飛んでくるので、
捕球力がある人に適性があります。

フライをポロっとしたら長打、
レフト前ヒットをトンネルしたらランニングホームランになります

 

左翼手(レフト)の適性項目は少ないですが、
打球判断が良くて、確実にフライアウトを捕れる人が最適です。

またタッチアッププレーや長打処理もあるので、
肩が強くてボールの返球場所を素早く判断できる人ならベストだと思います。

 

レフトの役割や適正はこちらで詳しく解説してます。

中堅手(センター)

中堅手(センター)の守備位置

中堅手(センター)の主な役割は4つです。

フライを捕る

中継まで返球する

レフト、ライトのバックアップをする

タッチアッププレーを防ぐ

この中でも特に「レフト、ライトのバックアップ」が大切です。

中堅手(センター)の守備ポジションの位置は外野の真ん中。

左翼手や右翼手に打球判断(前か後)などの声をかけたり、
フライのバックアップをしたりする必要があります。

中堅手(センター)は外野の要です。

中堅手(センター)の適性

センターを守ってる人

こんな人が中堅手(センター)の適性があります。

フライ捕りが上手い

足が速い

肩が強い

打球判断ができる

中堅手(センター)は外野の要であり、野球で大切なセンターラインのポジションです。

センターラインは、ピッチャー、キャッチャー、
セカンド、ショート、センターだよ

 

外野手の中でも、センターはなんでもできる人が最適です。

フライ捕りが上手くて、打球判断が良くて、スローイングも強い人に適性があります。

また、外野の中でも守備範囲が一番広いのが中堅手(センター)なので、
足の速さだけでなく守備範囲の広さもポイントです。

 

センターの役割や適正はこちらで詳しく解説してます。

右翼手(ライト)

右翼手(ライト)の守備位置

右翼手(ライト)の主な役割は4つです。

フライを捕る

中継まで返球する

1塁のベースカバー

タッチアッププレーを防ぐ

この中でも特に「一塁のベースカバー」が大切です。

右翼手(ライト)は1塁ベースに近いポジションなので、
サードゴロやショートゴロ、ピッチャーゴロの時には1塁のベースカバーを担当します。

ベースカバーは地味で、
スポットが当たらないプレーですが、すっごく大切です

 

内野手が1塁に暴投したときにバッターランナーを2塁まで行かせてしまうのか、
1塁で止められるのかで試合の展開は大きく変わります。

外野の中で軽視されがちなポジションなんですけど、右翼手(ライト)が上手いチームは強いです。

右翼手(ライト)の適性

ライトを守ってる人

こんな人が右翼手(ライト)の適性があります。

フライ捕りが上手い

肩が強い

打球判断ができる

献身性がある

右翼手(ライト)は、外野の中で1番肩が強い人に適性があります。

外野手の中で、3塁ベースまでの距離が一番遠いからです。

ランナー1塁でライト前ヒット、ランナー2塁でライトフライが飛んだとき、
右翼手(ライト)の肩が弱いと簡単に3塁まで進塁されてしまいます。

「ランナー2塁」と「ランナー3塁」では、
守備陣のプレッシャーが違うんだよ

 

ランナーを3塁まで進塁させないスローイングの強さがある人が右翼手(ライト)に向いてます。

また、1塁ベースカバーを怠らない献身性がある人には最適です。

ライトの役割や適正はこちらで詳しく解説してます。

各守備ポジションの特徴を最大限に活かそう!

野球のポジションの位置、役割、適性を解説しました。

それぞれのポジションには特徴があります。

いわゆる、各ポジションの魅せ場です

 

ピッチャーなら三振、キャッチャーなら盗塁阻止、内野手なら華麗なゴロさばき、
外野手ならダイビングキャッチや豪快なスローイング。

各ポジションで「ここ1番のビックプレーできる人」が、それぞれの守備位置に適性があります。

Twitterをフォローして最新情報を受け取る