野球のピッチャーの役割を解説します。
ピッチャーは野球の花形であり試合の勝敗を左右するポジションなので、
求められる能力は多いですし、性格も大切になってきます。
今回は、まずピッチャーの役割を解説して、
求められる能力
投手向きの性格
この2つについてもお話してきます。
コンテンツ
ピッチャーの役割
ピッチャーの役割は、ズバリ「相手チームに点を与えないこと」です。
四球を出したりエラーがでたり、ヒットを何本も打たれても、
相手チームに点を奪われなければピッチャーとしての役割は100点満点です。
勝利数よりも防御率を重視するのも納得だよね!
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極論ですが、点を奪われなかったら試合に負けることはありませんからね!
細かい部分のピッチャーの役割はこんな感じです。
試合を作る
バント処理
牽制
ベースカバー
これらもピッチャーの役割です。
ピッチャーに求められる能力
ピッチャーに求められる能力は、たくさんあります。
これらの能力がある人は、ほぼ完璧なピッチャーです。
ストライクを投げられる
ピッチャーに求められる1つ目の能力は「ストライクを投げられる」です。
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ストライクを投げられなかったら試合にならないので、
ボールをコントロールできる能力は必須です。
速いボールを投げられる
速いボールを投げられる能力もピッチャーには必要です。
ストライクを投げられたとしても、遅いボールなら打たれます。
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コントロールだけでも勝負はできますが打たれてしまうので、
速いボールを投げられるかどうかも大切です。
変化球を投げられる器用さがある
3つ目は変化球を投げられる器用さです。
いくら速いボールを投げられても、それだけだったら打たれます。
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1巡目は抑えられたとしても2巡目から対応される可能性が高いので、
変化球で「ストライクを取れる」「空振りを誘える」能力もピッチャーには必要です。
フェールディングが上手い
投球が終わったピッチャーは9人目の野手です。
バント処理やピッチャーゴロをさばかないといけません。
相手チームにバント攻撃されるんだよね。
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ゴロ取りやバント処理などのフィールディング能力もピッチャーには必要です。
クイックモーションでも投球が変わらない
ピッチャーは、当然クイックモーションを出来ないといけません。
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また、もっと言うとクイックモーションでも投球の質が変わらない能力もほしいです。
クイックモーションになるとボールが遅くなったり、
ストライクが入りにくくなったりすると試合に負けてしまいます。
セットポジションでもクイックでも投球の質が変わらない能力があれば、
ピッチャーとしてはかなりレベルが高いです。
牽制が上手い
6つ目の能力は「牽制が上手い」です。
ピッチャーの牽制が上手いかどうかで、
相手チームやランナーに与えるプレッシャーは大きく変わります。
左ピッチャーなら足の使い方だね!
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これらを磨きながら牽制球のボールの速さ&コントロールも付けば、
牽制の上手いピッチャーになれます。
ピッチャーの牽制にはボークが付き物です。
ピッチャーのボークについてはこちらで分かりやすく解説してます。
バッターやランナーの間合いを外せる
最後7つ目のピッチャーに求められる能力は「バッターやランナーの間合いを外せる」です。
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バッターの打ち気をそらす
ランナーのスタートを遅らせる
スクイズがあるケースで、上手くプレートから外せる
相手チームがやりたいことを察して、
その間合いを外せる能力もあればピッチャーとしては最高峰です。
いわゆる「クレバーさ」ってやつですね!
ピッチャー向きの性格とは?
ピッチャー向きの性格はあります。
ピッチャーのタイプによって求められる性格は変わるので、
「絶対的にこの性格が良い!」というものはありませんが…、
「打てるもんだったら、打ってみろ!」と強い気持ちがある人はピッチャー向きです。
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その気持ちは相手チームにも自チームにも伝わります。
また技巧派タイプでも速球派タイプでも冷静さもあった方がいいですね!
連打される
ホームランを打たれる
四球を出す
エラーが連発する
こんな風にピッチャーには試合中いくつもの障壁があります。
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勝てる試合も勝てません!
試合中に自分を客観視できるくらいがいいですね!
「冷静と情熱の間」
これがピッチャー向きの性格です。
ピッチャーは野球の申し子
野球のピッチャーに求められる能力や投手向きの性格を解説しました。
野球の試合の勝敗はピッチャーの調子で8割〜9割決まるので、
ピッチャーに求められる能力はたくさんあるんですよね。
今回ご紹介した能力や性格がすべてある人は少ないと思います。
だからこそ、ピッチャーは野球の申し子だと言われるんですよね。
今はできてなくても、これからできるようになればいいので、
日々コツコツと練習に取り組み、完璧なピッチャーを目指しましょう!