「野球のタッチアップのルールを知りたい!」
「キャッチャーや守備側のタッチアップ対策方法は?」
こんな風に思ってる方に向けて、野球のタッチアッププレーについてお話します。
野球のタッチアップは攻撃側なら進塁や得点できるチャンスですし、
守備側にとっては一気にアウトを2つ取れるプレーです。
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本記事では野球のタッチアップの説明やタッチアップできるケース、
そしてキャッチャーや守備側のタッチアップ対策方法を解説します。
タッチアップのルールを正しく理解して、タッチアップを防ぎましょう。
コンテンツ
野球のタッチアッププレーとは?
まずはタッチアッププレーのルールです。
簡単に説明すると「フライでもランナーが進塁できるルール」です。
ただし、ランナーには条件があります。
フライが上がったらランナーは元にいたベースに戻る
野手がフライを捕ったらランナーは次の塁まで走れる
たとえば2塁ランナーがタッチアップをするならフライがあがったら2塁ベースに戻り、
野手がフライを捕ってから3塁まで走れます。
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もし、ランナーがフライが上がったのにベースに戻らず次の塁に向かったり、
野手がフライを捕球するまえにスタートしたりすればアウトです。
いずれのケースも守備側はランナーが元いたベースにボールを投げて、
ベースを踏めばランナーをアウトにできます。
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つまり、タッチアップはフライでも進塁できるけどフル塁間を走らないといけないので、
ランナー側にはある程度のリスクのあるプレーです。
タッチアップの概要はこちらで解説してます。
キャッチャーのタッチアップ対策方法
それではキャッチャーのタッチアップ対策方法からお話します。
タッチアップがありえる状況なら、キャッチャーはこの5つを意識しましょう。
ランナーのリード
1つ目のキャッチャーのタッチアップ対策方法はランナーのリードです。
フライが上がったら真っ先にランナーが「リードしてるのか」「ベースに戻ってるのか」を確認します。
リードしてる:キャッチャーは野手にフライを捕るだけと指示する
ベースに戻ってる:キャッチャー野手にタッチアップがあるぞと声を出す
このようにランナーのリードを確認してから野手に声をかけます。
フライを捕るだけなのか、フライを捕ったあとにスローイングをしないといけないのか、
これだけでも野手のプレッシャーは変わります。
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キャッチャー牽制のコツについてはこちらで解説してます。
ファールフライの判断
つづいてのキャッチャーのタッチアップ対策方法は、ファールフライの判断です。
基本的にファールフライが上がれば野手は捕りにいくべきなんですけど、
タッチアップがありえるケースなら話は変わってきます。
もし、野手のファールフライを捕る姿勢が悪かったら、
浅いフライでもタッチアップを決められてしまうからです。
コントロールが安定しなかったりしますからね
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走塁の上手いランナーなら、それを見逃しません。
捕球姿勢が悪くなりそうな外野のファールフライ
微妙に次塁までの距離がある内野のファールフライ
このようにエラーになりそうだったり、野手が油断したりする場合には、
キャッチャーはファールフライでも捕球するかどうかの適切な判断をしたいです。
ノーアウトランナー2塁で考えられる作戦はこちらでまとめてます。
中継プレーの位置
3つ目のキャッチャーのタッチアップ対策方法は中継プレーの位置です。
外野フライが上がり、ランナーがタッチアップ体勢になってるなら、
内野手の中継プレーがポイントになってきます。
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深いフライなら中継手が2人いた方がいいかもしれないですし、
外野手の捕球姿勢が悪いなら中継手に近くまで行ってもらうように指示を出します。
的確な位置に中継手を配置すれば、タッチアップを防げます。
外野手からのバックホームを上手く捕球する方法はこちらで解説してます。
コリジョンルール
つぎのキャッチャーのタッチアップ対策方法はコリジョンルールです。
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ホームに投入してくるランナーの走路をふさいだり、
ボールを持ってない状態でブロックしたりするとコリジョンルールが適用されます。
そして、審判がコリジョンルールと判定すればランナーは無条件でセーフです。
ランナーが3塁での犠牲フライではコリジョンルールに気をつけましょう!
コリジョンプレーについてはこちらで詳しく解説してます。
タッチプレー
最後5つ目のキャッチャーのタッチアップ対策方法はタッチプレーです。
タッチアッププレーは、常にランナーにタッチしないとアウトにできません。
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キャッチャーはランナーにタッチするまでの時間も頭に入れて、
フライを捕るかどうかの指示や中継手の位置を指示します。
キャッチャーのタッチプレーの基本はこちらで解説してます。
内野手&外野手のタッチアップ対策方法
つづいて内野手&外野手のタッチアッププレーの対策方法です。
それぞれに分けて解説します。
内野手
内野手のタッチアッププレー対策方法は4つあります。
中継プレー:適切な距離をとる
スローイング:タッチプレーなのでタッチしやすい位置に投げる
外野への指示:フライを捕るだけなのか、タッチアップがありえるのか声をかける
ファールフライの対応:キャッチャーの指示を聞いて捕る捕らないの判断をする
外野の指示はキャッチャーの声をきいて、内野手も声をかけてあげるといいですね。
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内野手もタッチアッププレーでやることは多いですが、1つずつ丁寧にプレーしましょう。
ランダウンプレーの基本の動きはこちらで解説してます。
外野手
つぎに外野手のタッチアッププレー対策方法は3つです。
フライまでの入り方
中継手やベースまでの送球
ファールフライを捕る、捕らないの判断
ランナーやランナーコーチはフライが上がったときに外野手の捕球姿勢も見てます。
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タッチアップを狙えるからね
タッチアップがありえるケースならフライへの入り方に注意して、
スローイングにすぐに移れる捕球姿勢を確保します。
また、フライを捕ったあとに自分1人で投げるにしても中継するにしても、
常にドンピシャで投げれるように練習したいです。
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ファールフライはキャッチャーや内野手の掛け声を聞いたり、
自分のスローイング精度を冷静に分析したりして判断します。
『アウト1つを捕るのか、得点を与えてしまうのか?』
外野手のタッチアッププレーは重みがあるので、冷静に判断しましょう。
野球ポジションはこちらで解説してます。
タッチアップをさせない守備の意識を持とう
野球のタッチアップについてお話しました。
深いフライならタッチアップされてもしょうがありません。
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ただ、それ以外のフライならタッチアップしたランナーをアウトにしたいですね。
【キャッチャーの対策方法】
ランナーのリード
ファールフライの判断
中継プレーの位置
コリジョンルール
タッチプレー
【内野手の対策方法】
中継プレー
スローイング
外野への指示
ファールフライの対応
【外野手の対策方法】
フライまでの入り方
中継手やベースまでの送球
ファールフライの判断
それぞれの役割をしっかりと果たして、タッチアップを阻止しましょう。
また、試合前ノックで隙のないプレーを見せて、
相手チームに「タッチアップできない」と思わせるのも得策です。
微妙なフライでも相手ランナーが諦めてくれればラッキーですし、
タッチアップをさせない守備意識を持つのは大切ですから!