「キャッチャーの掛け声の種類を増やしたい!」

「試合の状況ごとで適切なキャッチャーの声掛けを知りたい!」

こんな風に思ってる方に向けて、キャッチャーの掛け声についてお話します。

キャッチャーの掛け声は基本的になんでもOKですが、どうせなら意味のある声を出したいところ。

キャッチャーからの掛け声でチームが冷静になれたり、勢いを取り戻せたら最高だよね

本記事ではキャッチャーの掛け声の種類や状況に合わせた声の出し方、そしてキャッチャー歴20年の私が使ってる具体的なフレーズ集も紹介します。

キャッチャーは掛け声までも意識して、チームの司令塔として勝利に導きましょう。

キャッチャーの掛け声の種類

まずはキャッチャーの掛け声の種類です。

キャッチャーの掛け声には、大きくわけてこの3種類があります。

ピッチャーを盛り立てる

1つ目のキャッチャーの掛け声の種類はピッチャーを盛り立てる声です。

ピンチの状況:集中できる掛け声、頭を切り替える掛け声、開き直れる掛け声など

調子がいい状況:褒める掛け声など

調子が悪い状況:少しでもポジティブになる掛け声、注意喚起の掛け声など

キャッチャーはピッチャーがいつものような投球ができるように、ピッチャーを盛り立てる声を出します。

バッテリーであり、恋女房ですからね

基本的にはピッチャーの調子が悪かったらいつも通りのピッチングをできるように、調子が良かったら最高のピッチングをできるように声を掛けます。

キャッチャーの掛ける声で、ピッチャーの調子は変わります。

野球のバッテリーの語源はこちらで解説してます。

守備の指示を出す

つぎのキャッチャーの掛け声の種類は守備の指示を出す声です。

「前進守備」「中間守備」「ゲッツーシフト」などなど、キャッチャーは守備シフトを野手陣に伝えます。

守備の指示を出さないと守備陣の意識が統一できないので、必ず守備の指示を出しましょう。

具体的な守備の指示の掛け声は、のちほど「守備位置の確認」でお話します。

チーム全体を鼓舞する

最後3つ目のキャッチャーの掛け声の種類はチーム全体を鼓舞する声です。

試合の流れが悪い

チームが諦めムード

疲れていて元気がない

このようなチーム状況のときには、キャッチャーが鼓舞する声を出します。

キャッチャーは常にチーム全体を見られるポジションなので、試合状況がわかりやすいです。

チームの顔だからね!

「チームに少し元気がないな…」

そう思ったら、チームを鼓舞する声を掛けましょう。

キャッチャーの守備イニング開始の掛け声

それでは試合の状況に合わせたキャッチャーの掛け声を紹介します。

私のキャッチャー歴20年のなかで「効果を感じた」や「周りの評価が高かった」そして「自分が気に入ってる」フレーズ集です。

声でも野球を楽しみましょう

まずは守備イニング開始のキャッチャーの掛け声です。

「○回、縛っていこう~」

「元気だしていこう!」

「声だしていこうぜ!」

「守備からリズム作ろう!」

「楽しんでいこう!」

「野球しようぜ!」

決まりはないので基本的に何でもありですが、チームのテンションが上がったり集中できたりする掛け声のほうがいいです。

とくに味方が点数をとったあとの守備イニングの声かけは重要。

点をとったあとは点を奪われやすいからね

「点とったあとだから、集中しよう!」

「この回、しっかり守ろう!」

「先頭まずはアウトにしよう!」

こんな風にチームを引き締める声を掛けるのをおすすめします。

投球テンポのコントロール方法はこちらで解説してます。

キャッチャーからピッチャーへの掛け声

つぎはピッチャーを盛り立てるキャッチャーの掛け声です。

「ボール走ってるよ!」

「ナイスボール!」

「いい高さ!」(※低めのボールが決まった場合)

「キレッキレ!」

ピッチャーが「今日のおれ、調子いいかも!」と思えるような声をかけて、投手がリズム良く投げられるように手助けするといいですね。

試合前ブルペンの声も大切です

ピッチャーの調子が悪い日なら励ます声をかけます。

「ローボールOK!」(※投球がワンバウンドした場合)

「腕を振っていこう!」(※ボールが走ってない場合)

「高さだけ気をつけよう」(※投球が高い場合)

「出し入れを意識しようか!」(※外す予定のボールが甘くなった場合)

ピッチャーはキャッチャーよりも自分の調子を理解してます。

明らかに励ます声とか中途半端に叱咤しても、ピッチャーには響かないよ

「調子が悪い日でも、どうすれば抑えられるのか?」

この考え方をベースにして、どんな言葉を掛けるのかを決めましょう。

ピッチャーへの声かけはこちらで詳しく解説してます。

キャッチャーから守備位置を確認する掛け声

つづいて守備位置の確認をするキャッチャーの掛け声です。

この2つに分けてご紹介していきます。

点差やランナー、バッターを見て守備陣に適切な声を掛けましょう

内野手

まずは内野手の守備位置を確認するキャッチャーの掛け声です。

①中間守備シフト

②サード、ファーストはバックホームで、二遊間はゲッツー狙い

③ゲッツーシフト

④前進守備シフト

一般的な内野の守備シフトは、この4つになります。

あとは試合の点差や流れ、考えられる作戦を頭に入れて守備位置の指示を出そう

キャッチャーからピッチャーへの返球はこちらで解説してます。

外野手

外野手の守備位置を確認するキャッチャーの掛け声です。

基本的な外野手の守備シフトは5つです。

①タッチアップシフト

②2塁ランナーのホーム突入を阻止するシフト

③長打警戒シフト

④外野前進シフト

⑤カバーリングの確認

外野手の守備シフトは「どこでアウト取りたいのか?」「どのランナーでアウトを狙いたいのか?」が判断するベースです。

外野手の肩の強さ、ランナーの足の速さを計算して、適切な指示を出せしましょう!

野球のタイムのルールはこちらで解説してます。

キャッチャーから注意喚起する掛け声

最後が守備意識を統一するキャッチャーの掛け声です。

次にどんなプレーがありえるのか?」を考え、このような声を守備陣に掛けます。

セーフティーバント警戒

バント警戒

フォースアウトの確認

盗塁の警戒

エンドランの警戒

一塁線、三塁線を狭くする(長打警戒)

相手チームが仕掛けてきそうな雰囲気があったら、内野手に声をかけて守備意識を統一しましょう。

「セーフティーあるよ」と言うだけで、やらなくなったりするよ

また大量の点差で勝ってるなら1点〜2点は取られてもOKなので、キャッチャーは守備陣を落ち着かせる声を掛けます。

「1点とられてもOKだから、1つずつをアウトとろう!」

「まずは1個とろう!」

「速い打球は身体の前で落とせばOK!」

「ボールファーストでいいよ!」

「点差あるから、落ち着いていこう!」

ピンチの場面で1番良くないのは、相手チームのビックイニングにさせてしまうこと

そしてビックイニングを作られてしまうときは連打だけではなく、自チームのエラーや四球が確実に絡んでいます。

なのでピンチの状況になったら、チームを落ち着かせる声をキャッチャーは掛けましょう。

タイムをとるのもありです

キャッチャーの掛け声で、チームの雰囲気はガラッと変わります。

それもキャッチャーの楽しいところなので、ぜひ掛け声も楽しみながら出していきましょう!

キャッチャーがタイムをとるタイミングはこちらで紹介してます。

キャッチャーの掛け声で守備のリズムを作る!

キャッチャーの掛け声についてお話しました。

①ピッチャーを盛り立てる

②守備の指示を出す

③チーム全体を鼓舞する

キャッチャーの掛け声は、おもにこの3種類です。

守備の指示は真面目モードで、ピッチャーや野手に声を掛けるときは少しふざける。

このくらいがキャッチャーの掛け声のバランスは良いかなと思ってます。

試合の状況に応じてキャッチャーが適切な声をかければ、守備のリズムや試合の流れは変わります。

ピッチャーも守備陣もいつもどおり守れるように、調子が良いなら最高のパフォーマンスを発揮できるように。

キャッチャーの掛け声で、チームを勝利に導きましょう。

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