バント処理してるキャッチャー

「キャッチャーのバント処理方法って、どうすればいい?」

「キャッチャーをしてるんだけど、バント処理がスムーズに出来ないんだよね。」

「バントの構えをされたらボールが見えなくなるんだけど、なにか対策はある?」

こんな風に思ってる方に向けて、キャッチャーのバント処理方法を解説します。

キャッチャーのバント処理は、意外と奥が深いんですよね。

・ボールを捕るまでの足の運び方

・ボールの捕り方

・ボールを捕ったあとのステップ

・スローイング

転がってるボールを捕って投げるだけのシンプルなプレーですが、
これらの一連の動きをスムーズにしないと、タッチプレイのときにはセーフになります。

バント処理を失敗したときの
チームに流れる雰囲気は最悪だよね。

 

本記事ではキャッチャーのバント処理方法の基本やランナー状況別での処理方法、
そしてバッターのバットでボールが見えないときの対策を解説します。

キャッチャーのバント処理はミスが許されないプレーの1つなので、
基本をちゃんと抑えて、確実にアウトにしましょう!

 

キャッチャーのバント処理方法の基本

まずはキャッチャーのバント処理方法の基本です。

・掛け声をする

・バントの構えをされたら意識を前にする

・ステップを合わせる(ボールを捕るまで)

・ボールは両手で捕る

・送球ステップをする(ボールを捕ったあと)

・スナップスローで投げる

この6つのポイントはセーフティバントや送りバント、
スクイズなどにも共通するキャッチャーのバント処理の基本になります。

掛け声をする

1つ目のキャッチャーのバント処理の基本は、掛け声をすることです。

相手バッターにバントをされたときには、
キャッチャーが捕るにしてもピッチャーや内野手に任せるにしても、大きな声で指示を出す。

これはキャッチャーの大切な役割です。

キャッチャーが捕るなら「OK!任せろ!」、
誰かに任せるなら「ポジション名」を叫ぼう!

 

キャッチャーが指示を怠れば誰もボールを捕らなかったり、
お見合いになったり、ぶつかったりしてバッターランナーをアウトにできない可能性があります。

せっかく1つアウトをくれるのに、
こちらのミスで塁を与えてしまうのは最悪です。

 

バント処理は一瞬の判断なので自信を持って声を出すのは簡単ではないですが、
掛け声をするのはキャッチャーの役割なので思い切ってやりましょう!

バントの構えされたら意識を前にする

つづいてのキャッチャーのバント処理の基本は、
相手バッターがバントの構えをしたら意識を前にすること。

バントは基本的にフェアグラウンド内に転がるので、
コンマ1秒でも早くボールに追いつくためにバントの構えをされたら意識を前にします。

前に一歩踏み出すイメージだね!

 

バッターがバントの構えをしてるのにそのまま座ってるのか、
意識を前にして今にも飛び出しそうな姿勢なのかで、対応スピードは格段に変わります。

バント処理はコンマ1秒でも早くボールを捕ったほうが選択肢は広がるので、
キャッチャーはバントの構えをされたら意識を前にしましょう!

ただ、最初から1歩踏み出すことはできないと思うで、
腰を少し浮かせるくらいから始めてみるのがおすすめです。

ステップを合わせる(ボールを捕るまで)

3つ目のキャッチャーのバント処理の基本は、ステップを合わせることです。

これは内野ゴロでもそうですよね。

捕る位置や捕り方が悪いとボールを握り損ねたり、
送球ステップのバランスが悪くなったりしてエラーに繋がります。

これはキャッチャーのバント処理にも当てはまるので、
スローイングしやすい位置で捕球できるようにステップを合わせましょう。

両肩をスッと下ろした位置で捕るのが理想です。

 

ステップを合わせるときのポイントは「大股→細かいステップ」がおすすめです。

ボールが遠い位置に転がったら大股で一気に距離を縮めて、
そこから細かいステップで微調整しながら合わせていきます。

近くのボールなら、最初から細かいステップで合わせるといいですね。

ボールは両手で捕る

つぎのキャッチャーのバント処理の基本は、ボールを両手で捕ることです。

相手バッターが絶妙な位置にバントしてギリギリのプレーになりそうなら片手でOKですが、
キャッチャーミットを添えて両手で捕るのが基本になります。

キャッチャーミットを壁にして、
右手で捕るイメージだよ。

 

「バントされたボールを捕れず、どこにも投げられずにオールセーフ」、
これはチームの雰囲気を一気に悪くするプレーです。

最悪な状況にならないように、バント処理は両手でボールを捕りましょう!

ただ、ギリギリになりそうだったら片手で捕っても問題はありません。

大切なのはボールを捕ることよりも、
アウトを取ることですからね!

送球ステップをする(ボールを捕ったあと)

5つ目のキャッチャーのバント処理の基本は、送球ステップをちゃんとすることです。

キャッチャーがバント処理でボールを捕ったあとのステップは、
右足→左足」の順番が基本になります。

右足にしっかりと体重を乗せてから、左足を投げる方向に出して投げましょう!

送球ステップのポイントは、右足をステップする位置です。

右足のステップする位置をボールを捕った位置付近にすれば、
ステップが安定し、スローイングのコントロールも良くなります。

逆に良くないのは、バックステップやノーステップです。

強肩でもスローイングが安定しないからね。

 

ボールを捕る位置が悪かったとか、体勢が崩れたとかだったら、
バックステップやノーステップになるのはしょうがないです。

でも、基本的には送球を安定させるために「右足⇒左足」のステップを守りましょう!

スナップスローで投げる

6つ目のキャッチャーのバント処理の基本は、スナップスローで投げることです。

ピッチャーのように腕を一周させて投げるのではなく、
右手を耳の後ろくらいに持ってきて、振り下ろすイメージで投げましょう!

そのほうが時間のロスを減らせます。

また、スローイング時に気をつけるべきことがあります。

キャッチャーがバント処理をするとき、
投げる方向に対して身体が正面を向いてしまうことが多いです。

とくに2塁に投げるときだね。

 

身体が投げる方向に向いてると、左肩が開いた状態になり強いボールを投げられません。

なのでスナップスローをする前には、
左肩を投げる方向に向けてからスローイングするようにしましょう。

そうすれば強いボールが投げられますし、スローイングも安定します。

 

キャッチャーのスローイングの基本はこちらで解説してます。

ランナー1塁でのキャッチャーのバント処理方法

ここからケース別でのキャッチャーのバント処理方法を解説します。

まずはランナー1塁でのキャッチャーのバント処理方法です。

ランナー1塁でのケースでは「1塁側に転がす」のがバントのセオリーになります。

右利きのファーストがボールを捕ったら反転する必要があるので、
スローイングが安定しないことが多いからです。

 

なのでランナー1塁でのケースは、ファースト側のバントをイメージするといいですね。

キャッチャーが捕って二塁でアウトにできそうなら、
先ほど紹介したバント処理方法の基本を守って投げましょう。

ランナー1塁でのキャッチャーのバント処理のポイントは、
キャッチャーがファーストにボールを投げる場合です。

キャッチャーから1塁にボールを投げようとすると、
バッターランナーの送球方向がカブることが多くなります。

ステップする位置をピッチャー方向や三塁方向に少し寄せれば、
送球方向を確保できるので、試してみてください。

ランナー2塁でのキャッチャーのバント処理方法

つぎにランナー2塁でのキャッチャーのバント処理方法です。

ランナー2塁でのケースでは「3塁側に転がす」のがバントのセオリーになります。

サードがボールを捕ったら反転するカタチになるので、
その分だけ送球が遅くなるからだよ。

 

なのでランナー2塁のケースでは、3塁側のバントをイメージしておくといいですね!

また、ランナー2塁のケースはタッチプレイなので、
フォースアウトよりもスローイングの精度が求められます。

サードがタッチしやすい位置にドンピシャが理想です!

 

3塁がセーフになったらランナー1塁・3塁のピンチになるので、
確実にアウトにできるタイミングで、丁寧な送球を心がけましょう!

ランナー2塁でのキャッチャーのバント処理のポイントは、
ボールを捕るまでのステップ(足の運び方)です。

ボールを直線的に捕りに行くと、体勢が前かがみになり、投げづらくなります。

【足の運び方のイメージ】

ランナー2塁でのキャッチャーのバント処理方法

上記の図のように三塁側のファールゾーンからボールを捕りに行くイメージにして、
それからステップをすれば、前かがみにならずにスムーズにスローイングをできます。

ただ、三塁側のファールゾーン方向に膨らみすぎるとボールを捕るまでに時間がかかるので、
直線的すぎず、膨らみすぎずの感覚でステップしていくといいですね!

キャッチャーのセーフティーバントの処理方法

最後にキャッチャーのセーフティーバントの処理方法です。

このケースでのバントのセオリーはありません。

1塁側・3塁側の両方に対応できるようにしよう!

 

このケースでのポイントは、3塁側にセーフティーバントをされた場合です。

ランナー2塁での3塁側バントとはステップ(足の運び方)が違います。

キャッチャーのセーフティーバント処理方法

上記の図のように3塁側に身体の正面を向けるようにしてボールを捕り、
そこから反転して、その場でステップしてからファーストにボールを投げましょう。

もちろん、ボールに対して直線的に足を運ぶのも悪くはありません。

でも、ステップが膨らみすぎたり体重移動がしづらかったりして、
スローイングが安定しないんですよね。

3塁側に身体の正面を向けるようにボールを捕れば、
ほぼ直線でボールまで寄れますし、そのあとの送球ステップもスムーズになります。

ちなみに、ランナー1塁で三塁側にバントされたときもこのステップのほうがいいです。

セカンドに投げても間に合わないと思ったら、
3塁側に身体の正面を向ける姿勢でボールを捕ってファーストに投げましょう!

バットでボールが見えない時の対処法

バッターにバントの構えをされたときに、
バットでピッチャーの投げたボールが見れないケースが多々あります。

これはバッターが無意識で見えにくくさせてるケースもあれば、
バッターがわざとキャッチャーにボールが見えないようにしてる場合もあるんですよね。

これは相手バッターが上手いだけなので、
どうしようもありませんし、ルール違反でもありません。

 

バットでピッチャーのボールが見えないときには、キャッチャーが対処しましょう!

バットでボールが見えないときの対処法は2つです。

・アウトコース側に上半身だけ移動させる

・目線を上げたり、下げたりする

バント時にボールが見えないときは、この2つのどちらかで対処するといいですね!

おすすめは「アウトコース側に上半身だけ移動させる」です。

キャッチャーミットや構える位置はそのままで、
顔だけアウトコース側に寄せてボールを見るようにします。

こうすればボールを見れますし、ある程度の対応はできます。

キャッチャーのバント処理は「大胆かつ繊細に!」

キャッチャーのバント処理方法を解説しました。

・掛け声をする

・バントの構えをされたら意識を前にする

・ステップを合わせる(ボールを捕るまで)

・ボールは両手で捕る

・送球ステップをする(ボールを捕ったあと)

・スナップスローで投げる

この6つがキャッチャーのバント処理方法の基本です。

ギリギリのバント以外は、これらを忠実に守りましょう!

相手バッターがバントしてきたとき、
キャッチャーがボールを捕って進塁を防げればチームは盛り上がります。

逆に進塁を阻止しようしてフィルダースチョイスになったら、
自チームの雰囲気は悪くなり、下手したら相手チームに一気に流れがいきます。

キャッチャーのバント処理は意外と試合を左右するプレーではありますが、
ビビらずに「大胆かつ繊細に!」思い切ってやりましょう!

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