完全試合とノーヒットノーランの違いを知ってる選手

野球には『完全試合』と『ノーヒットノーラン』があります。

「完全試合とノーヒットノーランは何が違う?」

「完全試合とノーヒットノーランはどっちがすごいの?」

こんな風に思ってる方に向けて完全試合とノーヒットノーランの違いを解説します。

完全試合もノーヒットノーランも、どちらもすごい記録です。

おそらく多くの野球人が公式試合だけでなく練習試合を含めて、
完全試合やノーヒットノーランに立ち会ったことはないと思います。

私も20年間以上は野球をしてますが、
いまだに完全試合やノーヒットノーランの試合に
立ち会ったことはありません。

 

本記事では完全試合とノーヒットノーランの条件の違い、
そして、完全試合とノーヒットノーランのどちらがすごいのかを解説します。

この違いを知って、もっと野球を楽しみましょう!

【野球】完全試合の条件

野球の完全試合の条件は3つです。

・ヒットと得点を許さない

・ランナーの出塁を許さない

・自チームが勝利する

この3つをクリアしたら完全試合が成立します。

ヒットと得点を許さない

まず1つ目の完全試合の条件は、相手チームにヒットと得点を許さないことです。

相手チームにヒットを打たれたり、ホームランを打たれたり、
そうなった時点で完全試合ではなくなります。

ランナーの出塁を許さない

つぎの完全試合の条件は、ランナーの出塁を許さないことです。

相手チームにヒットを打たれたり、ホームランを打たれたりだけではなく、
相手チームにランナーとして出塁された時点で完全試合ではなくなります。

エラー、フォアボールが出た時点で完全試合は消滅するわけです。

つまり、完全試合とは試合が終わるまでにベースを踏ませない記録になります。

自チームが勝利する

最後3つ目の完全試合の条件は、自チームが勝利することです。

これが最後の条件です。

 

9回まで相手チームにベースを踏ませないピッチングをしてても、
自チームが勝利しなければ完全試合は成立しません。

たとえば9回まで完全試合をしてたけど試合は同点の場合、
10回も抑えて自チームが勝利すれば完全試合は成立します。

ですが、そのまま同点で試合が終われば完全試合は公式記録ではなく参考記録になるんです。

自チームが勝利してこその完全試合なんです。

【野球】ノーヒットノーランの条件

つづいて野球のノーヒットノーランの条件は2つです。

・ヒットと得点を許さない

・自チームが勝利する

この2つをクリアしたらノーヒットノーランが成立します。

ヒットと得点を許さない

1つ目のノーヒットノーランの条件は、相手チームにヒットと得点を許さないことです。

相手チームにヒットと得点を与えた時点でノーヒットノーランではなくなります。

自チームが勝利する

つぎのノーヒットノーランの条件は、自チームが勝利することです。

相手チームにヒットと得点を与えなかったとしても、
自チームが勝利しなければノーヒットノーランは成立しません。

たとえば9回まで相手チームにヒットと得点を許してなかったとしても、
試合のスコアが「0-0」の同点だったら参考記録の扱いになるんですよね。

10回でチームが得点し、10回もヒットと得点を与えなかったらノーヒットノーランは成立します。

でも、ノーヒットノーランでそのまま引き分けで試合が終了したら、
ノーヒットノーランは参考記録の扱いになるんです。

完全試合とノーヒットノーランの違い

それでは完全試合とノーヒットノーランの違いをまとめます。

完全試合とノーヒットノーランの違いは1つです。

・ランナーの出塁を許したかどうか。

ノーヒットノーランは、ランナーの出塁を許しても成立します。

たとえばエラーやフォアボールなどでランナーが出塁したとしても、
相手チームにヒットやホームラン、得点を与えてなければノーヒットノーランは成立です。

一方で完全試合はどんな形であれば、
ランナーが出塁したら成立しません。

 

『ランナーに出塁されたかどうか?』

これが完全試合とノーヒットノーランの違いになります。

完全試合とノーヒットノーランはどっちがすごい?

完全試合とノーヒットノーランは、どっちもすごいです。

実際にほとんどの野球人は完全試合にもノーヒットノーランにも立ち会ったことはないと思いますし、
立ち会える可能性は人生で1度あるかないかだと思います。

その前提を含めて、どっちがすごいのかで言うと圧倒的に「完全試合」です。

ランナーの出塁をも許さないっていうのがすごく難しいですし、
プロ野球でもメジャーでも滅多に達成されないのが完全試合です。

メジャーリーグでは2012年にフェリックス・フェルナンデス投手(当時シアトル・マリナーズ)、
日本プロ野球では1994年に槙原寛己選手(当時ジャイアンツ)を最後に完全試合は達成されてません。

一方で、ノーヒットノーランはメジャーリーグだと2021年にコーリー・クルーバー選手(ヤンキース)、
日本プロ野球だと2020年に小川泰弘投手(ヤクルト)が達成してます。

ここから見ても、いかに完全試合がすごいのか分かりますよね。

メジャーでは約10年、
日本プロ野球だと約20年も完全試合は成立してないからね。

 

完全試合もノーヒットノーランもどっちもすごい記録ではありますが、
難易度が高いのは圧倒的に「完全試合」です。

準完全試合とノーヒットアリラン

せっかくなので完全試合の惜しかった版の「準完全試合」、
ノーヒットノーランの惜しかった版の「ノーヒットアリラン」についても解説します。

準完全試合とは?

準完全試合とは、ランナーを1人だけ出してしまった試合です。

これはエラーでもフォアボールでもヒットでも関係なく、
1人だけしかランナーを出していない場合は準完全試合になります。

ヒットでランナーが出ても、
1人しか出してないなら準完全試合です。

 

もちろん、準完全試合を成立させるのは自チームの勝利も必要になります。

ノーヒットアリランとは?

つづいて、ノーヒットアリランです。

ノーヒットアリランとは、相手にヒットを許してないけど得点を与えてしまった記録です。

フォアボールやエラー、盗塁やフィルダースチョイスなど、
ヒットを打たれてないけど得点されてしまうケースはあります。

ピッチャーの自責点ではないケースです。

 

そういう場合にはノーヒットだけど得点は許したということで、
ノーヒットアリランの記録になります。

ノーランの反対語がアリランって面白いよね。

 

野球には面白い記録がたくさんあるので、そのあたりも楽しみたいですね。

フィルダースチョイスとエラーの違いはこちらで解説してます。

どっちもすごい記録!

完全試合とノーヒットノーランの違いを解説しました。

完全試合とノーヒットノーランの違いは1つだけです。

・ランナーの出塁を許したかどうか。

ノーヒットノーランはランナーの出塁を許しても成立しますが、
完全試合はランナーに出塁された時点で成立しません。

なので、難易度が高いのは完全試合です。

ただ、どっちの記録もすごいのは間違いありません!

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