なぜ野球の試合は9回までなのか

「なぜ野球の試合は9回までなのか?」

こんな風に思ってるかたに向けて、野球が9回制になった理由をお話します。

普段はそこまで気にならないけど、ふと考えると野球には不思議なルールがありますよね。

その中の1つが「なぜ9回までなのか?」です。

野球のルールを考えた人は最初から序盤、中盤、終盤を考えていたのか、
3回ごとでドラマが起こると知っていたのか。

はたまた何も考えずに9回にしてみたのか、
それとも10回にすると何かトラブルでも起こったのか。

いろんな妄想が膨らんじゃうよね。

 

本記事では最初の野球のルールやいつから9回までになったのか、
そして9回制になった意外すぎる理由を解説していきます。

途中で昔の面白い野球のルールもお話しするので、最後までお付き合いください。

最初の野球のルール

まずは最初の野球のルールからお話します。

野球の起源については諸説ありますし、
野球の起源と言われるものでも今の野球の原型がなかったりします。

ですので、本記事の「最初の野球の定義」は今の野球の原型に近いものにします。

今の野球ルールの原型ができあがったのは1845年。

アレクサンダー・ジョイ・カートライトというアメリカ人が
野球のルールの原型を作成しました。

アレクサンダー・ジョイ・カートライトは、
「現代野球の父」と呼ばれてます。

 

アレクサンダー・ジョイ・カートライトが一番最初に作成した野球ルールはこちらです。

・チームの人数は攻撃側と守備側で9人ずつ。

・フィールドを菱形に設定。

・攻撃側がアウトになるケース

①打者が3球を空振りし、最後の球を捕手が捕球したとき。

②打球がノーバウンドまたはワンバウンドで捕球されたとき。

③打球が相手側に捕球され、走者よりも先に塁に送られるか、
走者が塁に着くより先にボールでタッチされたとき。

④捕球しようとする相手の邪魔をしたとき。

・3アウトで攻撃と守備は交代。

・一塁または三塁の外側に出た打球はファール

・21点を先取したチームが勝ち。

意外や意外で、ほぼほぼ今の野球のルールと変わりませんよね。

ただ、面白いルールが2つあります。

昔の面白い野球ルール

・ワンバンドで捕球されたらバッターはアウト

・21点を先取したチームが勝ち

バッターはワンバンドで捕球されたらアウトですし、
フォアボールのルールもないので昔の野球のルールは守備側が有利だったんでしょうね。

フライをノーバウンドで捕らなくていいのは大きいよね!

 

ちなみにアレクサンダー・ジョイ・カートライトが
1845年にルールを作ってから19年後の1864年にノーバウンドだけがアウトになりました。

また、21点を先取したらチームが勝ちっていうのは、
言い方を変えると「21点を取らないと試合が終わらない」ということです。

今のプロ野球のレベルだったら、
何時間かかるのか一度見てみたくはなります。

 

昔の野球にはとんでもないルールはなく、ある程度の原型はあったみたいです。

 

なぜキャッチャーの背番号は27なのかはこちらでお話してます。

いつから野球の試合は9回まで?

1845年に現代野球の父であるアレクサンダー・ジョイ・カートライトが作成したルールでは、
21点を先取したチームが勝利でした。

つまり、9回制ではなかったわけです。

では、いつから野球の試合は今の9回制になったのか?

なんと1857年から!

約12年間は21点を先取したチームが勝ちのルールで野球をやっていたんです。
1試合するのに相当な時間がかかってたのは間違いないですね。

1日かかっても終わらない試合があったみたいだよ。

 

もし今も21点先取だったら、誰もやらないかもしれませんね。

ちなみに最初はフォアボールではなく、ナインボールでした。

ボールが9球になったら1塁にいけたんです。

 

それからエイトボール、セブンボール、エイトボール、シックスボールなどを繰り返し、
1889年にようやくフォアボールで一塁へいけるようになりました。

 

野球のバッテリーの語源はこちらで解説してます。

野球の試合が9回制になった意外すぎる理由!

野球の試合が今のように9回制になったのは1857年からです。

でも、一体どうして「21点先取→9回制」に変わったのか?

普通に考えると21点を10点に減らすとか、ですよね。

 

野球の試合が9回制になったのには、意外すぎる理由があったのです。

なんと料理人の一声で9回制になったんです!

どういうこと?

 

なんでも昔の野球では試合が終わったあと、
対戦チーム同士が親睦を深めるために食事会をしていました。

これもアレクサンダー・ジョイ・カートライトが関係してます。

そもそもアレクサンダー・ジョイ・カートライトは、
消防団のレクリエーションとして野球を取り入れました。

野球をする目的がレクリエーションであったため、
その一環として試合終わりに食事をしていたんだと思います。

なんか昔っぽいですよね。

 

そして食事会をするということは当然、料理をつくるシェフがいますよね。

でも、当時の野球の試合は21点先取ルールです。

下手すれば1日かけても野球の試合が終わらない可能性はありますし、
料理の仕込みをいつすれば良いのか、早く作れば冷め切った料理になってしまいます。

この状況に11年間は我慢できていたようですが、12年目に料理人の不満が大爆発!

それにより今の9回制になったようです。

 

日本の野球の歴史はこちらでお話してます。

野球のあとの食事に歴史を感じる

なぜ野球の試合は9回までなのかについてお話しました。

野球ルールの原型ができた1845年の時点では9回制ではなく、
21点を先取したチームが勝利でした。

卓球やバレーなどと同じだったんです。

ですが、卓球やバレーのように1点がなかなか入らない野球は、
料理人の逆鱗に触れ、1857年から9回制になりました。

それにしても野球の試合のあとに食事をするっていうのが歴史を感じますよね。

この昔ながらの歴史は、守っても良かったのではないかと思います。

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