2023年3月18日(土)〜3月31日(金)の期間、春の選抜(センバツ)高校野球が開催されます。
今年のセンバツ高校野球には36校が出場し、優勝を争います。
![](https://crazy-for-baseball.com/wp-content/uploads/2020/06/468348.jpg)
本記事では2023年の春の選抜(センバツ)高校野球の出場高校や優勝候補5校、
そして野球歴28年の私が独断と偏見で優勝予想をします。
関西勢、九州勢がやっぱり今年も強いです。
去年の2022年春のセンバツを振り返りたい方はこちらをどうぞ!
コンテンツ
2023年・春の選抜高校野球の出場高校
2023年・春のセンバツ高校野球に出場する32校です。
この代表校から優勝する1チームが決まります。
北海道
クラーク記念国際(2年連続2回目)
東北
宮城県:仙台育英高校(2年ぶり15回目)
宮城県:東北高校(12年ぶり20回目)
秋田県:能代松陽高校(初出場)
関東
山梨県:山梨学院高校(2年連続6回目)
千葉県: 専大松戸高校(2年ぶり2回目)
群馬県: 健大高崎高校(2年ぶり6回目)
神奈川県: 慶應義塾高校(5年ぶり10回目)
栃木県:作新学院高校(6年ぶり11回目)
東京
東京都: 東海大菅生高校(2年ぶり5回目)
東京都:二松学舎大付高校(2年連続7回目)
北信越
福井県:敦賀気比高校(3年連続10回目)
福井県:北陸高校(34年ぶり2回目)
東海
愛知県:東邦高校(4年ぶり31回目)(愛知)
静岡県:常葉大菊川高校(10年ぶり5回目)
岐阜県:大垣日大高校(2年連続5回目)
近畿
滋賀県:彦根東高校(初出場)
大阪府:大阪桐蔭高校(4年連続14回目)
大阪府:履正社高校(3年ぶり10回目)
和歌山県:智弁和歌山高校(3年ぶり15回目)
京都府: 龍谷大平安高校(4年ぶり42回目)
兵庫県:報徳学園高校(6年ぶり22回目)
兵庫県:社高校(19年ぶり2回目)
中国
広島県:広陵高校(2年連続26回目)
山口県:光高校(初出場)
鳥取県:鳥取城北高校(2年ぶり4回目)
四国
高知県:高知高校(2年連続20回目)
香川県:高松商業高校(4年ぶり28回目)
香川県:英明高校(5年ぶり3回目)
徳島県:鳴門高校(9年ぶり9回目)
九州
大分県:大分商業高校(3年ぶり7回目)
長崎県:長崎日大高校(2年連続4回目)
長崎県:海星高校(7年ぶり6回目)
沖縄
沖縄尚学高校(9年ぶり7回目)
21世紀枠
栃木県:石橋高校(初出場)
富山県:氷見高校(30年ぶり2回目)
徳島県:城東高校(初出場)
春の選抜高校野球の出場校の決め方はこちらで解説してます。
2023年・春の選抜高校野球の優勝候補5校
それでは2023年・春の選抜高校野球の優勝候補です。
![](https://crazy-for-baseball.com/wp-content/uploads/2023/06/shutterstock_2271168067-300x200.jpg)
この5校が2023年・春の選抜高校野球の優勝候補だと予想します。
仙台育英高校
2023年春の選抜高校野球の優勝候補である1校目は仙台育英高校です。
2022年の夏の甲子園で東北勢初の優勝校になった仙台育英。
夏からの連覇に期待がかかりますが、その期待にふさわしい戦力が整っています。
エースの高橋煌稀選手は昨年の夏の甲子園で背番号11ながらも胴上げ投手になるなど経験豊富で、
冬の練習では下半身強化に励み、安定感が増しています。
控えの右腕・湯田統真選手、左腕の仁田陽翔選手も140キロを超えるピッチャー!
![](https://crazy-for-baseball.com/wp-content/uploads/2020/06/468348.jpg)
さらに夏の甲子園の優勝メンバーが8人も残ってるので野手も盤石。
キャッチャーの尾形選手、ショートの山田選手、センターの橋本選手など、
野球で重要なセンターラインが去年の夏を経験してるので守備面でも安定感があります。
まさしく2023年春の選抜高校野球の優勝候補でしょう!
2023年のセンバツも優勝して須江監督の名言を聞きたいですね。
専大松戸高校
2023年春の選抜高校野球の優勝候補2校目は専大松戸高校です。
エースの平野大地選手は最速151キロを誇るプロ注目の右腕。
肋骨を痛めながらもリリーフとしてチームを支える、
ボールのスピードだけではなく気合と根性もある闘魂のエースです。
控えのピッチャーには1年生ながらも140キロ以上を軽く投げる梅澤翔大選手がいます。
まだ1年生ですが関東大会で登板するなどチームからの信頼もあり、
その信頼に応えるピッチングをできる将来有望なピッチャーです。
また、右サイドスローの青野流果選手も好投手。
![](https://crazy-for-baseball.com/wp-content/uploads/2023/06/shutterstock_2271168067-300x200.jpg)
また、打撃陣は4番キャッチャーの吉田慶剛選手が引っ張ります。
関東大会でも初戦で先制のツーランホームランを打つなど勝負強さも光ります。
ちなみに吉田慶剛選手の父親も甲子園の経験があるのも心強いポイントです。
また、1年生ながらもショートのレギュラーである中山凱選手は、
去年の夏も経験しており、こちらも将来有望の選手です。
1人だけのプロ注目ピッチャーだけで勝ち上がるのが難しい時代ですが、
平野大地選手が圧倒的なピッチングをして、それを控え投手が支えれば一気に優勝でしょう。
大阪桐蔭高校
つづいて3校目の2023年・春の選抜高校野球の優勝候補は大阪桐蔭高校です。
秋の明治神宮大会を優勝した大阪桐蔭高校。
昨年も大阪桐蔭高校は明治神宮大会で優勝しており、史上初の明治神宮大会の連覇を達成してます。
その実力どおり、2023年の春のセンバツも優勝候補です。
1年生から実質のエースとして君臨するサウスポー前田悠伍選手は、
新チームからキャプテンとなり、より存在感は増しています。
2番手には最速145キロを投げる右腕・南恒誠選手、1年生ながらも最速146キロを誇るた南陽人選手など、
仙台育英にも負けず劣らない投手陣です。
また、今年は目立ったバッターはいませんが、抜け目のない攻撃陣になってます。
身長182センチの大型ショート・小川大地選手が大阪桐蔭高校の核弾頭として1番バッターを務め、
1年生ながらもクリーンアップを打つ・徳丸快晴選手にも注目です。
ちなみに徳丸快晴選手の兄は智弁和歌山で4番を打っていた徳丸天晴選手。
甲子園の申し子の家系です。
大阪桐蔭高校の選手たちが気負いせず、いつも通りプレーできれば優勝でしょう。
報徳学園高校
2023年春の選抜高校野球の優勝候補4校目は報徳学園高校です。
秋季近畿大会の決勝で大阪桐蔭高校に負けたものの、スコアは0-1と接戦で、
どっちに転んでもおかしくはない試合でした。
エースは140キロ越えのストレートを投げるエースの盛田智矢選手。
身長187センチから繰り出される角度のついているボールは打ちづらく、
球速がまだまだ伸びそうなしなやかな投球フォームをしています。
![](https://crazy-for-baseball.com/wp-content/uploads/2023/06/shutterstock_2271168067-300x200.jpg)
また、プロ注目のキャッチャー・堀柊那選手もいます。
キャッチャーとしてはセカンド送球が最速1.8秒、ランナーとしては50m走が6.1秒と俊足、
そしてバッターとして高校通算13本塁打を打ってるなど、走攻守が揃っているキャッチャーです。
そして4番には高校通算26本塁打の石野蓮授選手が座っています。
盛田智矢選手と堀柊那選手のバッテリーが相手打線を最少失点に抑えて、
堀柊那選手と石野蓮授選手を中心とした打撃陣の調子が良ければ優勝は射程圏内です。
広陵高校
最後5校目の2023年・春の選抜高校野球の優勝候補は広陵高校。
秋の明治神宮大会を準優勝した広陵高校。
![](https://crazy-for-baseball.com/wp-content/uploads/2020/06/468348.jpg)
しかも相手も2年連続で大阪桐蔭だよ
広陵高校のエースは倉重聡選手。
最速は139キロと心細いですが、183センチから繰り出すボールは角度があり打ちづらく、
さらに大きなカーブとチェンジアップで緩急をつけられるピッチングが魅力です。
控えには昨年に1年生ながらもエース番号を背負った最速145キロの高尾響選手がいます。
![](https://crazy-for-baseball.com/wp-content/uploads/2023/06/shutterstock_2271168067-300x200.jpg)
打撃陣は1年生から4番を打っている真鍋慧選手が中心です。
1年生のときは高校通算10本塁打でしたが現在では高校通算49本塁打まで増やし、
和製「ボンズ」の称号に恥じない世代屈指のバッターに成長してます。
また、キャッチャーの只石貫太選手は1年生ながらもスタメンマスクをかぶり、
クリーンアップを任されるなどスーパー1年生として注目の選手です。
去年のセンバツも経験してるメンバーも多いので、
いつも通りのプレーを甲子園でもできれば優勝を確実に狙えます。
春の選抜高校野球に出場したピッチャーの歴代記録はこちらでまとめてます。
2023年・春の選抜高校野球の優勝予想
それでは野球歴28年の私が独断と偏見で2023年・春の選抜高校野球の優勝高校予想をします。
ズバリ…!!
大阪府の大阪桐蔭高校です。
![](https://crazy-for-baseball.com/wp-content/uploads/2023/06/shutterstock_2271168067-300x200.jpg)
昨年のセンバツは優勝したものの、夏の甲子園ではベスト8で終わった大阪桐蔭。
初戦でつまづくこともありますが、突破されすればとんとん拍子で進めると思います。
去年の夏の悔しさを知ってるエースでキャプテンの前田悠伍選手を中心に、
他の高校に行けばエースになれるようなピッチャーたちが控えにいます。
また、他のメンバーも栄光と挫折を味わってますし、
新しいスターも2023年のセンバツで誕生すれば優勝は固いでしょう。
![](https://crazy-for-baseball.com/wp-content/uploads/2023/06/shutterstock_2271168067-300x200.jpg)
ただ、正直な話、仙台育英高校も豪華な投手陣が健在なので迷いました。
仙台育英高校にも140キロを超えるピッチャーが3人もいて、
センターラインは昨年の夏を経験してるのでいつも通りのプレーをできる可能性は高いです。
そのため仙台育英高校と大阪桐蔭高校はチーム力で考えれば、互角なのかなと思います。
![](https://crazy-for-baseball.com/wp-content/uploads/2020/06/468348.jpg)
それでも大阪桐蔭高校を優勝予想にするのは地の利があるからです。
宮城県から兵庫に移動して慣れない環境で全国大会に臨むよりも、
いつも通りの環境のほうが圧倒的に有利ですからね。
なので、私の2023年・春の選抜高校野球の優勝予想は大阪桐蔭です。
春の選抜高校野球に出場したチームの歴代記録はこちらでまとめてます。
2023年・春の選抜高校野球のダークホース
2023年の春のセンバツの優勝予想のあとは、当然ダークホースです。
ダークホースは、沖縄尚学高校!
![](https://crazy-for-baseball.com/wp-content/uploads/2023/06/shutterstock_2271168067-300x200.jpg)
エースは東恩納蒼選手。
最速145キロを武器に明治神宮大会では仙台育英高校を8回失点ゼロに抑えています。
また、控えピッチャーの照屋希空選手と儀部晧太朗選手もリリーフで登板するなど、
東恩納蒼選手を支えています。
そして、沖縄尚学高校の最大の武器は打撃陣です。
![](https://crazy-for-baseball.com/wp-content/uploads/2020/06/468348.jpg)
主に1番を任されている知花慎之助選手は秋の大会で打率.647、
明治神宮大会では仙台育英のエース・湯田統真選手から2安打を打ってます。
また、クリーンアップの仲田侑仁選手は秋の大会で打率.600、
明治神宮大会では仙台育英から先制のタイムリーを打ってます。
エースの東恩納蒼選手を中心としたピッチャー陣が3失点以内に抑えて、
自慢の強力打線がいつも通り機能すれば優勝は見えてきます。
2023年・春のセンバツのダークホース「沖縄尚学高校」にも注目です。
春の選抜高校野球に出場したバッターの歴代記録はこちらでまとめてます。
2023年・春の選抜プロ注目選手
2023年・春の選抜高校野球をより楽しんでいただくために、プロ注目選手を6人紹介します。
この6名はプロ注目の選手たちです。
優勝候補や優勝予想に飽きたら、この6人の選手たちにも注目してください。
より楽しめます!
2023年・春の選抜高校野球に出場するこの6人のプロ注目選手はこちらで詳しくお話してます。
2023年のセンバツも面白い!
野球歴28年の私が2023年・春の選抜高校野球の優勝候補5校と優勝予想をしました。
2023年・春の選抜高校野球は、仙台育英高校と大阪桐蔭高校の二強です。
![](https://crazy-for-baseball.com/wp-content/uploads/2020/06/468348.jpg)
投手陣が盤石の仙台育英高校が夏からの連覇になるのか、
はたまた大阪桐蔭高校がセンバツの2連覇を達成するのか。
どちらが優勝しても快挙なのは間違いないです。
そして、個人的な注目校は報徳学園高校。
バッテリーが強力なので、どんな試合を見せてくれるのか、どこまで通用するのかチェックしたいです。
いずれにせよ、2023年の春のセンバツも面白くなるでしょう!