春の選抜高校野球に出場したピッチャーの歴代記録

春の選抜(センバツ)高校野球に出場し、いくつもの記録を残してきた高校球児たち。

今回は、春の選抜高校野球に出場したピッチャーたちの偉大な記録をまとめていきます。

・完全試合

・ノーヒットノーラン

・奪三振

・連続完封数

・連続無失点

・1試合の最小投球数

この6部門で春の選抜(センバツ)高校野球に出場した投手たちの歴代記録をご紹介します。

【春の選抜高校野球】歴代の完全試合

まずは選抜高校野球の歴代の完全試合記録です。

これまでの春の選抜高校野球の歴史で完全試合を達成したのは2人

・松本稔選手(前橋高校)

・中野真博選手(金沢高校)

松本稔選手は、1978年に完全試合を達成してます。

9回を投げて投球数はわずか78球、奪三振数は5なので、
いかにテンポ良いピッチングをしていたのか想像できますよね。

中野真博選手は、1994年に完全試合を達成してます。

9回を投げて投球数は99球。松本稔選手以来の16年ぶりに偉業を達成したんですよね。

松本稔選手中野真博選手には共通点があります。

2名の投手ともストレートの最高球速が135キロ程度ということです。

ひょっとしたら135キロくらいでストレートと変化球をコントロールできるほうが、
150キロ以上のボールを投げるよりも完全試合ができるのかもしれませんね。

また、2投手ともプロ野球には進んでいません。

【春の選抜高校野球】歴代のノーヒットノーラン

つづいて選抜高校野球の歴代のノーヒットノーラン記録です。

今までに春の選抜高校野球の歴史でノーヒットノーランを達成したのは12人

・灰山元治(広島商)→ライオン軍

・河合信雄(一宮中)

・森田俊男(海草中)

・野口二郎(中京商業)→東京セネタース

・野武貞次(鳴尾高校)

・今泉喜一郎(桐生高校)→大洋ホエールズ

・野上俊夫(市和歌山商業高校)→阪神タイガース

・戸田秀明(鉾田一高校)

・松本稔(前橋高校)

・和田友貴彦(大阪桐蔭高校)

・中野真博(金沢高校)

・ダルビッシュ有(東北高校)→日本ハム

春の選抜高校野球で初のノーヒットノーランを達成した灰山元治選手は、
「元祖・エースで4番」と言われるような万能選手だったそうです。

野口二郎選手はプロでも1シーズン40勝・264奪三振を達成するほどの大投手で、
松本稔選手中野真博選手は完全試合を達成してるのでノーヒットノーランにもなってます。

2004年にダルビッシュ有選手が記録して以来、ノーヒットノーランは達成されてません。

中野真博選手ダルビッシュ有選手の間がちょうど10年間なので、
そろそろノーヒットノーランが出るかもしれないですね!

【春の選抜高校野球】歴代の奪三振

選抜高校野球の歴代の奪三振記録です。

1大会の最多奪三振数

1大会の最多奪三振数は60

作新学院高校の江川卓選手です。

1回戦の北陽高校戦では9回を投げて19奪三振、2回戦の小倉南高校戦では7回10奪三振
準々決勝の今治西高校戦では9回20奪三振、準決勝の広島商業高校戦では9回11奪三振

こうやって改めてみると、とんでもない数の三振を奪っていたんですよね!

ちなみに江川卓選手が1大会の最多奪三振の記録を塗り替える前は、
岸本正治選手の54奪三振が大会記録でした。

江川卓選手が岸本正治選手の記録を43年ぶりに更新してます。

今後、前人未到の1大会60奪三振以上を記録するピッチャーの登場に期待したいですね!

1試合の最多奪三振数

1試合の最多奪三振数の記録は2つあります。

戸田善紀選手(PL学園高校):9イニング21奪三振

矢滝伸高選手(米子東高校):16イニング23奪三振

戸田善紀選手は1回戦の首里高校戦で9回21奪三振を記録。

プロ野球選手になりノーヒットノーランも記録してます。
(この当時の球速は130キロ程度だったそうです)

矢滝伸高選手は、16イニング投げて23奪三振。

星稜高校の奥川恭伸選手が夏の甲子園で14イニング23奪三振なので、
矢滝伸高選手
も同じくらいの快投をしたんでしょうね!

先発全員から奪三振

先発メンバー全員から奪三振を記録した選手は1名のみ。

興南高校の島袋洋奨選手です。

富山商業高校戦で10イニング投げて19奪三振!
この試合で相手チームの先発メンバー全員から奪三振を記録してます。

ただ、残念ながらチームは敗戦。

島袋洋奨選手は当時高校2年生だったので、
どれだけ三振を奪ってもチームが勝てないジレンマに悩まされたと思います。

ちなみに島袋洋奨選手の甲子園通算勝利数は11。

この通算勝利数は平成の怪物・松坂大輔選手に並び歴代5位の記録です。

【春の選抜高校野球】歴代の連続完封数

選抜高校野球の歴代の連続完封数は4試合

そして4試合連続で完封をした高校球児も4人です。

野口二郎選手(中京商業)→東京セネタース

大島信雄選手(岐阜商業高校)→松竹ロビンス

・田所善次郎選手(静岡商業高校)→国鉄スワローズ

・平松政次選手(岡山東商業高校)→大洋ホエールズ

野口二郎選手はノーヒットノーランを達成した大会で
4試合連続の完封も記録してます。

この年の春の選抜高校野球は野口二郎選手の1人舞台だったんでしょう!

大島信雄選手田所善次郎選手はピッチャーだけでなく4番バッターとしても活躍し、
平松政次選手はカミソリシュートが有名ですよね。

4試合連続で完封した高校球児たち4人ともプロ野球界に進んでます。

【春の選抜高校野球】歴代の連続無失点

選抜高校野球の歴代の連続無失点イニング数は39イニング

前人未到の無失点記録を達成したのは、岡山東商業高校の平松政次選手です。

平松政次選手は4試合連続完封と同時に連続無失点イニングを記録してるので、
この年の平松政次選手は手をつけようがない状態だったんでしょうね。

さすがガラスのエースなのに、200勝を上げた名投手です。

ちなみに平松政次選手が達成したのは1965年

今後、高校球児たちが偉大な記録を更新できる様に期待したいですね!

春の選抜高校野球に出場したチームの歴代記録はこちらでまとめてます。

【春の選抜高校野球】歴代の最小投球数

選抜高校野球の歴代の最小投球数は74球

秋田商業高校の今川敬三選手です。

今川敬三選手は準決勝の米子東高校戦で8イニングを投げて74球、
1イニング当たり9球で相手バッターを打ち取ってます。

身長は165センチ。

下手投げがらキレのいい直球、スライダー、カーブ、シュートを
コントロール良く投げていたそうです。

シュートは、シンカー系もあったんだとか!

最小投球で相手チームを抑えるにはコントロール打たせてとれる変化球
この2つはマストになってきそうですね。

ちなみに今川敬三選手が最小投球数を記録したのは1960年

かなり難易度の高い歴代の記録ではありますが、
打たせて取る魔術師のような高校球児の登場を楽しみに待ちたいですね。

春の選抜高校野球に出場したバッターの歴代記録はこちらでまとめてます。

これからの高校球児に期待!

春の選抜高校野球に出場したピッチャーの歴代記録をまとめました。

道具の進化もあるので、昔と今を単純に比較はできません。

でも一昔前のピッチャーたちが残した選抜高校野球の記録を
なかなか更新できてない印象がありますよね。

これから春の選抜高校野球に出場するピッチャーたちが、
偉大なる歴代の記録を塗り替えるのを期待したいですね!

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