「パワースラッガーで練習すると、どんな効果がある?」
「パワースラッガーの正しい使い方を教えてほしい!」
「おすすめの少年野球用のパワースラッガーとかあるの?」
こんな風に思ってるに野球少年のお父さん、お母さんに向けて、
少年野球用のパワースラッガーについてお話します。
パワースラッガーはスイング力の強化とスイング軌道を修正できるトレーニングバットです。
![](https://crazy-for-baseball.com/wp-content/uploads/2020/06/468348.jpg)
長距離ヒッターのスイング軌道が身につくよ
ただ、パワースラッガーも使い方を間違えれば意味のない練習になります。
本記事では少年野球用のパワースラッガーの効果と使い方、
そしておすすめのジュニア用パワースラッガーを紹介します。
お子さんに正しい方法でパワースラッガー練習をしてもらい、
効果を実感させ、試合で長打をガンガン打ってもらいましょう。
イチオシの少年野球用パワースラッガーはUCHIDA(ウチダ) パワースラッガーです。
実はパワースラッガーはウチダでしか販売してないトレーニングバットになります。
80センチタイプと65センチタイプがありますが、
雨の日でも家でスイングできる65センチタイプがイチオシです。
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コンテンツ
パワースラッガーの効果
まずはパワースラッガーの効果です。
パワースラッガーで練習すれば、主にこの2つの効果を得られます。
フォロースルーの大きいスイング軌道が身に付く
まず1つ目のパワースラッガーの効果は、
フォロースルーが大きいスイング軌道が身に付くことです。
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パワースラッガーには重りが1つ付いてます。
バットを振りだすとその重りが動くので遠心力が働き、
自然とスイングのフォロースルーが大きくなるんです。
二塁打やホームランなど長打を打つには、大きなフォロースルーが重要になってきます。
そのフォロースルーがパワースラッガーで練習すれば身につくんです。
スイング力が鍛えられる
つぎのパワースラッガーの効果は、スイング力が鍛えられることです。
パワースラッガーは一般的なバットよりも重たいので、
マスコットバットと同じようにスイング力が強化されます。
ただ、重たいバットを振り続けるとスイングに変なクセがつく可能性があります。
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パワースラッガー練習で得られる1番の効果は大きなフォロースルーなので、
スイング力の強化が一番の目的なら他のトレーニングバットも検討するのがおすすめです。
少年野球のトレーニングバットの選び方はこちらで紹介してます。
パワースラッガーとカウンタースイングの違い
パワースラッガーと同じようなトレーニングバットで、カウンタースイングがあります。
中村奨成選手を支えたバットとして有名になったよね
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パワースラッガーもカウンタースイングも同じカチカチバットですが、
バットの形状が大きく違うんです。
パワースラッガー:ヘッドに1つカウンターが付いてる
カウンタースイング:ヘッドに2つカウンターが付いてる
このようにパワースラッガーとカウンタースイングは、まず見た目が違います。
また、パワースラッガーもカウンタースイングもメインはスイング軌道の修正ですが、
得られるスイング軌道も違います。
パワースラッガー:大きなフォロースルー
カウンタースイング:バットのしなりを活かしたインサイドアウトのスイング軌道
このように習得できるスイング軌道は大きく異なるので、
どんなバッターになりたいかでトレーニングバットを選びましょう。
もちろん、パワースラッガーとカウンタースイングでは使い方も違うので、
同じようなイメージで練習をしないように気をつけたいです。
カウンタースイングとパワースラッガーの違いはこちらで詳しく解説してます。
パワースラッガーの正しい使い方
それではパワースラッガーの正しい使い方です。
パワースラッガーで練習するときのポイントは5つあります。
ミートポイントで音を鳴らす
1つ目のパワースラッガーの使い方は、ミートポイントで音を鳴らすことです。
パワースラッガーに付いてる重りをボールを捉える位置で、
「カチン」と音が鳴るようにスイングします。
バットの振り出し
ミートポイントの手前
フォロースルー
慣れてないうちはこのような位置で音が鳴ってしまうので、
ミートポイントで音を鳴らせるようになるのがファーストステップです。
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まずは感覚を掴みましょう
ミートポイントで音を鳴らせるようになったら、徐々に力を入れていきます。
グリップからバットを出す
つぎのパワースラッガーの使い方は、
グリップからバットを出すイメージでスイングすることです。
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バットをグリップから出してヘッドを下がらないように振り出し、
ミートポイントでバットを出せばインパクトの瞬間に音が鳴ります。
逆にバットのヘッドが下がったり、ヘッドが出るのが早すぎたり、
ドアスイングだったりするとミートポイントで音は鳴らないんです。
グリップからバットを出すイメージでスイングしましょう。
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バットをグリップから出して、上手く両手を使えれば、
自然と最短距離のインサイドアウトのスイング軌道を身につけられてるはずです。
下半身を意識する
3つ目のパワースラッガーの使い方は下半身を意識することです。
ミートポイントで音を鳴らせるまでは上半身や腕の使い方にだけ意識すればOKですが、
音を鳴らせるようになったら下半身を意識します。
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上半身だけではなく下半身も使ってパワースラッガーでスイングし、
身体全体でミートポイントで音が鳴る感覚を掴むといいですね。
打席をイメージする
つづいてのパワースラッガーの使い方は、打席をイメージすることです。
コース
高さ
球種(変化球がある場合)
この3つを設定してパワースラッガーでスイングします。
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インコースならミートポイントは少しだけ前になりますし、
アウトコースならミートポイントは少しだけ手前になります。
インコース高めや低め、アウトコースの高めや低めなどを設定し、
実際の打席さながらにパワースラッガーでスイングしましょう。
少年野球用カウンタースイングはこちらで紹介してます。
しっかりフォロースルーの形をつくる
最後5つ目のパワースラッガーの使い方は、しっかりフォロースルーの形をつくることです。
パワースラッガーはヘッドに付いてるバットの重りが遠心力となり、
大きなフォロースルーを作れるようになります。
ただ、これも意識をしないとフォロースルーを大きくできません。
それに熱中するとフォロースルーを忘れます
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パワースラッガーで得られる最大の効果は、大きなフォロースルーです。
ミートポイントで音を鳴らせるようになって実際の打席さながらにスイングし、
最後のフォロースルーまで意識できれば完璧な練習方法になります。
少年野球のモンスタースラッガーについてはこちらで解説してます。
少年野球におすすめのパワースラッガー
カチカチバットは色々とあります。
でも、パワースラッガーは有限会社内田販売システムが販売してるトレーニングバットです。
そのパワースラッガーには3タイプありますが、
おすすめの少年野球用パワースラッガーはこの2つになります。
UCHIDA(ウチダ) パワースラッガー80センチ
1つ目のおすすめの少年野球用パワースラッガーは、
UCHIDA(ウチダ) パワースラッガー80センチタイプです。
パワースラッガーの少年野球用はこれだけです。
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名前が少しだけ違うものもあるから気をつけてね
このパワースラッガーは大人用よりも5センチ短く、およそ200グラムほど軽いです。
長さ:80センチ
重さ:870グラム(重り250グラム)
少年野球用マスコットバットと同じくらいの規格なんですけど、
年齢によってはパワースラッガーのほうが長くて、重たく感じます。
パワースラッガーの最大の効果は大きなフォロースルーの取得なので、
この重さを利用してフォロースルーを大きくしたいです。
「出来れば中学生になっても使えるトレーニングバットがいいかな」
このように思ってるなら80センチタイプのパワースラッガーです。
パワースラッガーNEOについてはこちらで解説してます。
UCHIDA(ウチダ)パワースラッガー65センチ
つぎのおすすめの少年野球用パワースラッガーは、
UCHIDA(ウチダ) パワースラッガー65センチタイプです。
こちらはパワースラッガーをコンパクトにしたタイプで
少年野球用パワースラッガーより15センチ短くて、およそ90グラム軽くなってます。
長さ:65センチ
重さ:780グラム(重り250グラム)
少年野球用パワースラッガーより短くて軽いので、
「効果があまりないのでは?」と思うかもしれませんが、そうでもありません。
先ほど紹介した5つのポイントを意識すれば、大きなフォロースルーは身につきます。
また、雨の日や風の強い日など外で練習ができないとき、
パワースラッガー65センチタイプなら家のなかでもできるんです。
![](https://crazy-for-baseball.com/wp-content/uploads/2023/06/shutterstock_2271168067-300x200.jpg)
「せっかくパワースラッガーを購入するから毎日練習してもらいたい!」
そんな風に思ってるならパワースラッガーの65センチタイプです。
少年野球用マスコットバットの選び方はこちらで解説してます。
目指せ!長距離ヒッター
少年野球用パワースラッガーについてお話しました。
パワースラッガーで素振りをすれば「フォロースルーが大きなスイング軌道」、
「スイング力」、この2つが身につきます。
ただ、これは正しい使い方でパワースラッガー練習をできた場合のみです。
ミートポイントで音を鳴らす
グリップからバットを出す
下半身を意識する
打席をイメージする
しっかりフォロースルーの形を作る
この5つを意識して、正しくパワースラッガーを使いましょう。
また、パワースラッガーは想像してる以上に「カチンっ」の音が大きいです。
外でパワースラッガーを振ればご近所の迷惑に、
家のなかでパワースラッガーを振ればテレビの音が聞こえない可能性はあります。
そのリスクを回避するために消音パッドもおすすめです。
音が小さくなるので練習の楽しみは半減しますが、
ご近所からクレームがきたり、テレビの音が聞こえなくなったりするよりかはいいですよね。
周りに迷惑をかけずに、思いっきりパワースラッガーで練習してもらいましょう。