「カウンタースイングの効果と使い方を知りたい!」

「少年野球におすすめのカウンタースイングはどれ?」

こんな風に思ってる野球少年のお父さん、お母さんに向けて、
少年野球用のカウンタースイングについてお話します。

『中村奨成選手の夏の甲子園のホームラン記録「1大会6本塁打」の裏に、
カウンタースイング(カチカチバット)練習があった。』

この話で一気に有名になったカウンタースイングは、
バットのしなりを活かしたインサイドアウトのスイング軌道が身に付きます。

バットを最短距離で出しつつ、
飛距離が伸びるスイングの軌道です

 

ですが、正しく練習できてなかったら効果を得られないですし、
カウンタースイングは基本的に大人用です。

本記事ではカウンタースイングの練習効果や正しい使い方、
そして少年野球におすすめのカウンタースイングをご紹介します。

お子さんに正しい方法でカウンタースイング練習をさせて、
速いボールに対応しつつ飛距離を伸ばしてもらいましょう!

〜先にイチオシを知りたい方へ〜

イチオシの少年野球向けカウンタースイングはアシックスです。

カウンタースイングは大人用ばかりですが、
アシックスにはジュニア向けのカウンタースイングがあります。

他のメーカーにもカチカチバットはありますが、
カウンタースイングが良いならアシックスだけです。

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カウンタースイングの練習効果

まずはカウンタースイングの練習効果です。

カウンタースイング(カチカチバット)で練習することで、

①インサイドアウトのスイング軌道

②バットのしなりを活かしたバッティング

この2つを身につけられます。

インサイドアウトとは?

バットを身体の内側(身体に巻きつけるように)から出すスイングのこと。

インサイドアウトのスイングができるようになれば、
ヒッティングゾーン(バットにボールを当てられる距離)が広がり、
ボールを点ではなく線で捉えられるようになります。

その結果、打てるポイントが増えて空振りしにくくなったり、
バットにボールが乗ってる時間が長くなるので飛距離アップに繋がります。

ダウンスイングやドアスイングなどバットの軌道を修正したい場合や
インサイドアウトの軌道を身につけたい場合にカウンタースイングは効果的です。

変なクセが付いてない少年野球のときに
取り入れるのがおすすめだよ

カウンタースイングとインパクトスイングの違い

「カウンタースイング」に似てる「インパクトスイングバット」があります。

同じような形状のバットになってますが、少し違います。

カウンタースイングとインパクトスイングの違い

カウンタースイング:ヘッドに2つカウンターが付いてる

インパクトスイング:ヘッドに1つカウンターが付いてる

カウンタースイングとインパクトスイングは
同じような形状だけどカウンター数が違うんだよね

 

カウンタースイングとインパクトスイングでは使い方も違います。

カウンタースイングはスイングの軌道をインサイドアウトにしながら、
バットのしなりを活かすバッティングを身につけるためのトレーニングバットです。

なので、音が鳴る位置はボールを捉える前になります。

一方でインパクトスイングはスイングの軌道をインサイドアウトにしながら、
最短距離でボールを捉えるバッティングを身につけるためのカチカチバットです。

なので、音を鳴らす位置はボールを捉える瞬間になります。

同じような道具ですが、
使い方がまったく違うので注意しましょう

カウンタースイングの正しい使い方

少年用カウンタースイングの正しい使い方です。

この5つのポイントを意識して、カウンタースイングで練習します。

ゆっくり振る

カウンタースイングの正しい使い方は、ゆっくり振ることです。

カウンタースイングはスイングスピードを上げるためではなく、
スイングの軌道を身につけるためのバットです。

ゆっくり振って、
インサイドアウトの軌道を身につけましょう

スイングのなかで音を鳴らす

つづいてのカウンタースイングの正しい使い方は、音を鳴らす位置です。

カウンタースイングはスイング中に音を鳴らします。

バットを下から上に持ち上げてカチっと鳴らしてから振り出したり、
バットを寝かせて音を鳴らしてから振り出しても意味がありません。

音を1回にするのが目的じゃないからね〜

 

インパクトスイングバットについてはこちらに記載してます。

イメージは「カチっ、ブーン」

3つ目のカウンタースイングの正しい使い方は、イメージを「カチっ、ブーン」にすることです。

バットを構えて振り出した瞬間に「カチっ」と音を鳴らし、
ヒッティングゾーンは「ブーン」とゆっくりスイングする。

このイメージが掴めれば、
インサイドアウトは身についてます

 

インサイドアウトができてない場合は、
カチカチっと2回鳴ったり、ヒッティングゾーンで音が鳴ったりします。

これはインサイドアウトをできてない証拠です。

パワースラッガーNEOについてはこちらで解説してます。

逆の腕の使い方を意識する

カウンタースイングで音が2回鳴ってしまう場合は、
逆の腕の使い方を意識するのがおすすめです。

右バッターなら右腕、左バッターなら左腕だね

 

他のスイングとインサイドアウトの大きな違いは、逆の腕の使い方です。

ダウンスイングで振り出した場合、
逆腕のヒジ部分はお腹の真ん中(おへそ)あたりにきます。

一方でインサイドアウトで振り出した場合、逆腕のヒジ部分はお腹の脇腹あたり。

ダウンスイングとインサイドアウトの違いは他にもありますが、
逆腕の使い方を意識するだけで感覚を掴めるのでおすすです。

少年野球のモンスタースラッガーについてはこちらで解説してます。

音が1回だけになるまで練習する

スイング軌道の修正は、1日や1週間ではできません!

最初はどうしてもカチカチっと2回音が鳴ってしまったり、
ヒッティングゾーンでカチと鳴ってしまうのが普通です。

これはしょうがありません

 

音が1回しか鳴らないスイングの感覚を掴み、
それを百発百中でできるようになるまで練習をしましょう。

その頃には、綺麗なインサイドアウトが身についてます。

少年野球のパワースラッガーについてはこちらで解説してます。

少年野球におすすめのカウンタースイング

それでは少年野球におすすめのカウンタースイングです。

ジュニア用のおすすめのカウンタースイングはアシックス。

カウンタースイングに似たインパクトスイングは多数ありますが、
少年野球用(ジュニア)カウンタースイングを販売してるメーカーは少ないです。

でも、アシックスには78㎝のカウンタースイングがあります。

この長さなら少年野球でも大丈夫だよ

 

カラーも3色あるのが、嬉しいポイントです。

少年野球のトレーニングバットの選び方はこちらで紹介してます。

カウンタースイングでバッティングを向上させよう!

少年用カウンタースイングの正しい使い方を解説しました。

カウンタースイングの正しい使い方

ゆっくり振る

スイングのなかで音を鳴らす

イメージは「カチっ、ブーン」

逆の腕の使い方を意識する

音が1回だけになるまで練習する

この5つのポイントを意識して、カウンタースイングで練習をすれば、
バットのしなりを活かしたインサイドアウトのスイング軌道が身に付いてます。

インサイドアウト軌道ならヒッティングゾーンが広くなるので空振りは少なくなりますし、
バットにボールを乗せる時間が増え、飛距離もアップするんです。

1日や1週間で身につけられるスイングの軌道ではありませんが、
お子さんにコツコツと続けてもらい、遠くに打球をどばしてもらいましょう!

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