「キャッチャーマスクの外し方はどうすればいい?」

「キャッチャーマスクを取るタイミングがイマイチわからない…」

「外したキャッチャーマスクが邪魔になるんだけど、置く位置はどこがいい?」

こんな風に思ってるかたに向けて、キャッチャーマスクの外し方を解説します。

キャッチャーのマスクの外し方は、意外と迷いますよね。

いつキャッチャーマスクを取ったらいいのか?

外したキャッチャーマスクをどこに置けば(飛ばせば)いいのか?

キャッチャーマスクを取るタイミングは意外と迷いますし、
外したキャッチャーマスクの位置が悪いと、プレーの邪魔になります。

場所が悪いとキャッチャーマスクで足を躓きます。

 

本記事ではキャッチャーマスクを外す目的や取り方、
キャッチャーマスクを外すタイミングや取ったあとの置く位置について解説します。

適切なタイミングでキャッチャーマスクを取り、
外したキャッチャーマスクは最適な場所において、常にベストプレーできるようにしましょう!

キャッチャーマスクを外す目的

まずはキャッチャーマスクを外す目的からお話します。

目的をまずは考えてみよう!

 

キャッチャーマスクを取る目的は、

視野の確保

次のプレーの邪魔にならないようにする

この2つになります。

キャッチャーマスクを付けてると上下左右が見にくいのでボールを見失う可能性が高くなりますし、
キャッチャーマスクがズレると気が散ったり、投げる方向が曖昧になったりします。

1つ1つのプレーにベストを尽くすために
キャッチャーマスクは外します。

キャッチャーマスクの外し方

それではキャッチャーマスクの外し方です。

基本的なキャッチャーマスクの外し方は、右手でマスクの下から上に外します。

スロートガードが付いてるキャッチャーマスクなら、
スロートガードを右手で持って下から上に外します。

キャッチャーマスクを外すときのポイントは勢いです。

ゆっくり右手でマスクを外そうとすると、上手く取れない場合があります。

ヘルメットに引っかかるんだよね。

 

キャッチャーマスクを外すときには右手でバッと外しましょう!

そうすれば自分の立ってる位置よりも後ろにキャッチャーマスクはいきます。

 

キャッチャー用マスクとヘルメットの選び方はこちらで紹介してます。

キャッチャーマスクを取るタイミング

つづいてキャッチャーマスクを取るタイミングです。

この5つのケースでは、キャッチャーマスクを取ったほうがプレーしやすくなります。

キャッチャーフライ

まず1つ目のキャッチャーマスクを取るタイミングは、キャッチャーフライです。

キャッチャーマスクを付けたままだと面部分のアミアミと目の位置が重なり、
キャッチャーフライを見失う可能性があります。

キャッチャーフライが上がった瞬間に
キャッチャーマスクを外すクセをつけるといいね!

 

ただ、浅いキャッチャーフライは一瞬の遅れが命取りになるので、
キャッチャーマスクを取らないほうがいいですね。

浅いキャッチャーフライは、そのまますぐにボールを捕りにいきましょう!

 

キャッチャーフライの捕り方はこちらで解説してます。

バント処理

つぎのキャッチャーマスクを取るタイミングは、バント処理です。

キャッチャーマスクを付けたままだと視野が狭くなります。

そのためゴロの回転が分からなかったり野手との距離感を掴みづらかったりしますし、
ダッシュ中にマスクがズレたら、投げる方向が曖昧になったり気が散ったりしますよね。

バント処理をしやすくするために、バッターがバントをしたらキャッチャーマスクを外しましょう!

 

キャッチャーのバント処理方法はこちらで解説してます。

クロスプレー

3つ目のキャッチャーマスクを取るタイミングは、クロスプレーです。

これは捕球対策です。

 

野手からナイスボールが返ってきたらキャッチャーマスクを付けてても捕れますが、
いつもいつも良い送球は来ませんよね。

ショートバウンドになったり、ハーフバウンドしたりします。

このような送球にも対応できるように、
クロスプレーのときにはキャッチャーマスクを外して視野を広く保ちましょう!

 

キャッチャーのクロスプレーについてはこちらで解説してます。

声かけ

つづいてのキャッチャーマスクを取るタイミングは、声かけするときです。

キャッチャーマスクをしたまま声を出すと小さくなります。

マスクには防音機能もあるんだよね。

 

ピッチャーに声をかけたり野手に指示を出したりするときには、
キャッチャーマスクを外して声がちゃんと届くようにしましょう!

たまにですが、毎度外してたら審判に遅延行為だと注意されることあるので、
右手でキャッチャーマスクを少し浮かせて声出しするといいですね。

それだけでも十分に声を大きくできます。

キャッチャーの声かけの種類はこちらで紹介してます。

ベースカバー

最後5つ目のキャッチャーマスクを取るタイミングは、ベースカバーのタイミングです。

全力で走るとキャッチャーマスクがズレるなら外しましょう!

プレーに集中できませんからね。

 

ただ、ベースカバーのときに何回もキャッチャーマスクを外してると、
これも審判に遅延行為だと稀に注意されることがあります。

なので、ファーストのベースカバーにいったときに
キャッチャーマスクが大きくズレないように調整しておくといいですね!

 

キャッチャーのベースカバー方法はこちらで解説してます。

外したキャッチャーマスクを置く位置の注意点

最後に外したキャッチャーマスクを置く位置の注意点についてお話します。

外したキャッチャーマスクを置く位置にルールはありませんし、
禁止事項もありませんが、キャッチャーマスクを置く位置はなるべく遠くのほうがいいです。

置くというより、飛ばすイメージです!

 

プレーの邪魔にならない位置まで、キャッチャーマスクを飛ばしましょう!

ただ、キャッチャーマスクを置くときには注意点があります。

キャッチャーマスクを置くときには、この2つには気をつけましょう!

ランナーの走路には置かない

まず1つ目の外したキャッチャーマスクを置く位置の注意点は、
ランナーの走路にはキャッチャーマスクを置かないようにしましょう!

バッターランナーの走路

3塁ランナーの走路

これらの位置にキャッチャーマスクを飛ばすとランナーの邪魔になりますよね。

走塁妨害にはなりませんが、
フェアプレー精神を大切にしましょう!

 

また、ランナーの走路にキャッチャーマスクを飛ばしてしまうと、
野手からの送球が当たってしまったり、自身が送球するときにも邪魔になったりします。

キャッチャーにとっても良いことは1つもないので、
キャッチャーマスクをランナーの走路には置かないように気をつけるといいですね!

審判にぶつけない

2つ目の外したキャッチャーマスクを置く位置の注意点は、審判にぶつけないことです。

キャッチャーマスクを後ろに飛ばそうすると、
キャッチャーマスクが審判にぶつかってしまうことがあります。

審判も人間ですし、レガースを付けてるとはいえ、
キャッチャーマスクが当たったら痛いですし、ジャッジが遅くなる可能性もありますよね。

故意ではないにしろ、
審判にぶつけないようにしよう!

 

細心の注意までする必要はありませんが、
審判にはキャッチャーマスクをぶつけないように気をつけたいですね!

プレーに支障をきたさないように!

キャッチャーマスクの外し方を解説しました。

キャッチャーマスクを取るタイミングは、この5つのケースです。

キャッチャーフライ

バント処理

クロスプレー

声かけ

ベースカバー

このようなケースは視野の確保が必要ですし、
キャッチャーマスクが邪魔になったらベストプレーしにくいと思います。

キャッチャーマスクは取るべきタイミングで、しっかりと外すといいですね!

右手でキャッチャーマスクを下から上に動かせば上手に外れます。

また、外したキャッチャーマスクは2つの注意点に気をつけつつ、
プレーに支障をきたさないように自分の位置よりも後ろに飛ばしましょう!

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