キャッチャーをチラ見するバッター対策

「キャッチャーをチラ見してくるバッターの対処法は?」

「キャッチャーをチラ見するバッターは守備妨害でしょ。」

「このバッター、打つ前にこっちを見てくる…。どうすればいい?」

こんな風に思ってる方に向けて、キャッチャーをチラ見するバッターへの対処法を解説します。

たまにキャッチャーをチラ見してるバッターがいます。

コースをカンニングしたいからです。

 

せこい!」のは間違いないんですけど守備妨害ではないですし、
バッターがあからさまであれば審判は注意しますがペナルティーも一切ありません。

つまり、キャッチャーが対処するしかないんです。

本記事ではキャッチャーをチラ見するバッターの心理状況、
そしてチラ見バッターへの対処法をお話します。

キャッチャーをチラ見するバッターの心理状況

まずはキャッチャーをチラ見するバッターの心理状況です。

まずは相手を知ろう。

 

キャッチャーをチラ見するバッターには、主にこの3つの心理状況があると思います。

コースを絞りたい

1つ目のキャッチャーをチラ見するバッターの心理状況は、コースを絞りたいからです。

ほとんどはこの心理状況です。

 

インコースアウトコースか分かるだけでもバッターはかなり打ちやすくなるからです。

球種を予測したい

つぎのキャッチャーをチラ見するバッターの心理状況は球種を予測したいからです。

試合の中盤以降ならバッテリーの配球の傾向を掴めるので、
バッターはキャッチャーミットの位置がわかれば球種を大体絞れます。

初球のアウトコースはストレートが多め

インコースなら変化球はない

スコアリングポジションでアウトコースなら変化球が多め

バッテリーの配球に特徴があればキャッチャーミットの位置だけで球種も予想できます。

バッティングに自信がない

最後3つ目のキャッチャーをチラ見するバッターの心理状況は、
バッティングに自信がないからです。

というのも…、

「なぜコースを確認したいのか?」

「どうして球種を予測したいのか?」

これを考えるとバッティングに自信がないから事前に知りたいんだと思います。

「そこまでして打ちたい」ではなくて、
「そこまでしないと打てる気がしない」に近いんだよ。

 

実際に良いバッターになるほどキャッチャーをチラ見しませんし、
良いパッターはキャッチャーの配球ではなく、ピッチャーの投げるボールと戦ってます。

 

キャッチャーのサイン盗みの対処法はこちらで解説してます。

キャッチャーをチラ見するバッターへの対処法

それではキャッチャーをチラ見するバッターへの対処法です。

この5つはキャッチャー歴25年の僕が辿りついた方法なので実用的です。

構えるタイミングを遅らせる

キャッチャーをチラ見するバッターへの1つ目の対処法は、
構えるタイミングを遅らせることです。

バッターがキャッチャーをチラ見するタイミングは、
ピッチャーが投球モーションに入った瞬間になります。

つまり、少しだけ構えるのを遅くするだけでもバッターはキャッチャーの位置を確認できません。

ピッチャーの的としての役割はおろそかになりますが、かなり効果的です。

この対処法で大体はOKです。

 

キャッチャーの役割はこちらで解説してます。

逆コースに構える

つづいてのキャッチャーをチラ見するバッターへの対処法は逆コースに構えることです。

バッターはキャッチャーの位置を見て「コース」と「球種」を予測してるので、
逆コースに構えるのも効果はあります。

ただ、注意点が2つあります。

ピッチャーに伝えておく

何度もやらない

ちゃんと伝えておかないとピッチャーに迷いが生まれますし、
何度何度も逆コースに構える方法を駆使すればバッターにバレます。

工夫が大切だよ。

 

要求通りのコースに構えるパターンと逆コースパターンを上手く混ぜて、
相手バッターにバレないよういしたいですね。

キャッチャーの構え方はこちらで解説してます。

逆球のサインを作る

3つ目のキャッチャーをチラ見するバッターへの対処法は、逆球のサインを作ることです。

ほとんどのバッターがキャッチャーをチラ見してくるなら、逆球のサインを作ったほうが早いです。

そのほうがピッチャーは混乱しませんし、逆コースに構えるよりもバッターは混乱します。

この方法はピッチャーのコントロールが生命線です。

 

もしコントロールに自信のないピッチャーなら、この方法はおすすめできません。

ピッチャーへのかけ声で迷わせる

4つ目のキャッチャーをチラ見するバッターへの対処法は、
ピッチャーへのかけ声で迷わせることです。

キャッチャーをチラ見するバッターは、
バッティングに自信がないか、打席のなかで迷うクセがあります。

なのでキャッチャーからピッチャーへの声掛けで迷わせるのも十分に可能です。

「ズバッと行こう」と言って、変化球を要求する

「低めを意識しよう」と言って、高めのボールを要求する

「変化球が調子いいね」と言って、ストレートを要求する

このようにピッチャーへのかけ声と逆のボールを要求するだけでも、バッターに迷いが生じます。

迷いはバッティングを中途半端にさせるよ。

 

ピッチャーへの掛け声でバッターを迷わせるのは古風な対処法ですが、
意外と効果はあるので、ぜひ試してみてください。

 

ピッチャーへのかけ声はこちらで紹介してます。

キャッチャーミットを動かしまくる

最後5つ目のキャッチャーをチラ見するバッターへの対処法は、
キャッチャーミットを動かしまくることです。

これはバッターにコースや球種を絞らせない目的ではなく、
バッターの集中を乱すのが目的になります。

バッターがキャッチャーをチラ見したとき、キャッチャーミットが動きまくってたらイヤですよね?

気が散って集中できないと思います。

 

バッターの気を散らせれば、思うようなバッティングはできません。

キャッチャーミットを上下左右に動かしたり、キャッチャーミットで音を出したり、
地面をバンバンと叩いたりと。

あまり褒められたプレーではないですし、審判に注意される可能性もありますが、
バッターの集中を乱すには良い方法です。

 

キャッチャーのキャッチングの基本はこちらで解説してます。

キャッチャーをチラ見するバッターは守備妨害じゃない

キャッチャーをチラ見するバッターの対処法を解説しました。

キャッチャーをチラ見するのはマナー違反ですし、サイン盗みと同レベルだと思いますが、
現状の野球のルールでは守備妨害ではありません。

キャッチャーが対処するしかないんです、

この5つの対処法を駆使して「キャッチャーをチラ見しても意味がない」とバッターに思わせましょう。

ただ…!

これらの対処法を実践するとピッチャーは相当投げづらいのです。

キャッチャーの独断ではなく、ピッチャーと連携して上手く対処していきましょう。

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