キャッチーのサイン

「相手チームに球種のサインがバレてるかもしれない。」

「2塁ランナーが1回1回、なにか違う動作をしてる。」

「1塁ランナーコーチが球種っぽいのを教えてる」

そんな風に思ってるキャッチャーに向けて、
キャッチャーのサイン盗みをさせない出し方を解説します。

キャッチャーのサイン盗みは、
甲子園でもメジャーリーグでもたまに話題になります。

当然サインをキャッチャーのサインを盗む側が悪いです。

盗まれるバッテリーにも問題があります。

 

ランナーコーチの位置からサインを見られるのはサインの出し方が悪いですし、
2塁ランナーにサインを解読されるのはバッテリーのミスになります。

本記事ではキャッチャーのサイン盗みをさせない出し方、
そしてランナーに解読されないサインのバレないパターンを解説します。

キャッチャーは相手チームにサインを盗まれない出し方やパターンを考え、
バッテリーが不利にならないようにプレーをしましょう!

サイン盗みは誰がしてるのか?

キャッチャーのサイン盗みとは、バッターに球種サインを伝えることです。

でも、一体だれがキャッチャーのサイン盗みをしてるのか?

・1塁コーチや3塁コーチ

・1塁ランナーや2塁ランナー

・映像解析班

主にこの3箇所からキャッチャーのサインを見て、分析し、
球種やコースを何かしらの方法でバッターに伝えています。

1塁コーチ・3塁コーチ

まずサイン盗みをしようと試みてるのは、1塁コーチや3塁コーチです。

実はサイン盗みのメインは、
1塁コーチと3塁コーチなんです。

 

1塁コーチや3塁コーチはコーチャーズボックス内なら動いてOKなので、
バッターやランナーに声をかけながらキャッチャーのサインが見える位置を探してます。

そして、キャッチャーのサインが見えたら分析し、ベンチと情報を共有したら、
右バッターなら1塁コーチ、左バッターなら3塁コーチが球種やコースを伝えるんですよね。

また2塁にランナーがいれば、2塁ランナーがバレにくいジェスチャーで教えてたりもします。

1塁ランナー・2塁ランナー

つづいてのキャッチャーのサイン盗みをする人は、1塁ランナーと2塁ランナーです。

1塁コーチや3塁コーチからキャッチャーからサインが見える場合は、
それを共有した1塁ランナーや2塁ランナーがバレないようなジェスチャーでバッターに伝えます。

また、1塁コーチと3塁コーチからキャッチャーのサインが見えない場合は、
2塁ランナーがメインとなって球種サインを見て、ベンチに共有し、分析します。

1塁ランナーや2類ランナーが伝えるのは、
コースのほうが多いです。

 

なので2塁にランナーがいるときには、サインの出し方には気をつけたほうがいいですね。

映像解析班

最後3人目のサイン盗みをする人は、映像解析班です。

甲子園やメジャリーグだと、
映像解析班がほとんどだと思います。

 

映像解析班とはその名の通り、対戦相手チームの試合をいくつか録画し、
キャッチャーの球種サインを解読するグループです。

本来は禁止されてる行為ですし、何よりスポーツマンシップに反する行動なんですけど、
組織的にサイン盗みをしてる集団もあるのが実情なんですよね…。

キャッチャーのサインの出し方

それではキャッチャーのサインの出し方を解説します。

・キャッチャーの構え方

・球種

・コース

この3つに分けて、キャッチャーのサインの出し方をお話していきます。

構え方

まずサインを出すときのキャッチャーの構え方です。

2つのポイントを意識するのをおすすめします。

足の開き方(角度)

サインを出すときのキャッチャーの構え方で意識する1つ目のポイントは、足の開き方(角度)です。

キャッチャーが座って構えたときに両膝が広がりすぎてると、
1塁コーチや3塁コーチからサインが見えます。

足の開き方は50度~60度くらいがいいですね!

これくらいなら1塁コーチや3塁コーチは見えにくいので、
サインを盗まれません。

 

ランナーコーチにサインが見えないように、足の開き方を調整しましょう!

手の位置

つづいてキャッチャーがサインを出すときの右手の位置です。

球種のサインを右手で出していきますが、
このときに右手首を右モモにつけるのがおすすめです。

右手を股の下まで下げて球種サインを出すと、
たまに隙間から見えます。

 

右手首を右足のモモに固定するイメージで球種サインを出せば、
股の下からサインが見えることはありません。

ぜひ、試してみてください。

キャッチャーの基本的な構え方はこちらで解説してます。

球種

つぎに球種のサインですが、ピッチャーと話し合って決めましょう!

球種サインの決め方のポイントは、ピッチャー主導で決めることです。

何本指が見やすのか」や「紛らわしくないか」など、
サインを決めるときにキャッチャーから確認しましょう!

サインミスはピッチャーの勘違いから起こるからね〜。

 

相手チームに盗まれない、バレないサインを考えるのも大切ですが、
ピッチャーに分かりづらいサインになってしまったら本末転倒です。

コミュニケーションをとって、サインミスにならないように気をつけましょう!

コース

最後にコースのサインです。

ピッチャーのコントロール精度を上げるために、
コースのサインも出していくのをおすすめします。

構えたコースに投げてもらうのも悪くはないですが、
ピッチャーの立場になったらどこに投げて良いのか分かりません。

早めに構えるとバッターがコースに勘づいたりしますしね。

 

キャッチャーはピッチャーの的になる役割もあります。

ピッチャーのコントロールの精度を上げるためにも、
コースに早く構えすぎてバッターにバレないためにもコースのサインも出しましょう!

キャッチャーのサインのバレないパターン

キャッチーのサインを普通に出してたら相手チームに盗まれるのは時間の問題なので、
サインがバレないパターンを用意しましょう!

・3回サインを出す

・イニングでサインを変える

・ランナー2塁のときだけサインを変える

・相手チームにバレたと思ったら変える

これは私がキャッチャー歴15年以上のなかで効果があったサインの出し方です。

ただ、少し複雑になってくるので、
サインミスをしないようにピッチャーとの確認は入念にしましょう!

3回サインを出す

まず1つ目のキャッチャーのサインがバレないパターンは、サインを3回出す方法です。

一般的なキャッチーサインの出し方は、この2つになります。

・球種のサインだけ出して、コースは構えたところ(サインは1回)

・球種のサインを出したあとに、コースのサインを出す(サインは2回)

これらのサインの出し方ならキャッチャーは出しやすしですし、
ピッチャーも分かりやすいんですけど、相手チームにバレやすいんですよね。

なので、サインを出す回数を増やしましょう!

ただ、あまりにも多くサインを出してしまうとキャッチャーもピッチャーも混乱するので、
3回サインを出すのがおすすめです!

3回なら慣れれば混乱はしません。

 

球種だけを出してるなら3回中2番目をサインにするとか、
球種とコースを出してるなら3回のなかで1回をフェイクにするなど。

サインだけではなく、フェイクも入れることでバレにくいサインパターンになります。

イニングで変える

つづいてのキャッチャーのサインのバレないパターンは、イニングで変える方法です。

・奇数回はAパターン、偶数回はBパターン。

・1回~5回まではAパターン、6回~9回まではBパターン。

こんな風にイニングでキャッチャーのサインを変えれば、
よっぽど分析に長けてるチームではない限り、そうは見破られません。

相手チームも序盤からサイン盗みは難しいですし、
ちょっと分かってきたと思ったらサインが変わったとなると、さすがに相手の心は折れます。

少し工夫するだけで、キャッチャーのサインは迷宮入りさせることができるんです。

ランナーが2塁のときだけ変える

3つ目のキャッチャーのサインがバレないバターンは、
ランナーが2塁にいるときだけサインを変える方法です。

キャッチャーのサイン盗みは2塁ランナーが1番しやすいです。

正面からキャッチャーのサインを見れるからね。

 

2塁ランナーにキャッチャーのサインを見られるのはしょうがないので、
通常のサインを出さないように工夫すれば、バレるのを防げます。

たとえばランナーがいないケースでは通常通りのサイン、
ランナーが2塁にいるときはBパターンのサイン。

こんな風にランナー2塁にいるときだけサインを変えれば、バレにくくなります。

バレたと思ったらサインを変える

最後4つ目のキャッチャーのサインがバレないパターンは、
相手チームにバレたと思ったらサインを変える方法です。

これは緊急措置であり、応急処置です。

相手ランナーの動きやランナーコーチの声などを観察して、
キャッチーからのサインがバレたと思ったらタイムをとってサインを変えましょう!

そのイニングだけサインを変えるだけでもOKです。

 

一番良くないのはそのままにしておくことなので、
相手チームにバレたと思ったら、すぐさまサインを変えるといいですね!

ピッチャーの意思疎通を大切に!

キャッチャーのサインを盗まれない出し方を解説しました。

サイン盗みをする相手チームがセコいのは間違いないですが、
サイン盗みをされるキャッチーにも悪い部分はあります。

・キャッチャーの構え方

・球種

・コース

これらを工夫するだけで相手チームにサインは盗まれませんし、
ご紹介したバレないパターンを駆使すれば、よっぽどバレることはないです。

ただ、複雑なサインにしてピッチャーとの連携が取れなかったら、
バッテリーミスに繋がります。

ピッチャーとの意思疎通を大切にしながら、
サイン盗みをさせないバッテリーになりましょう!

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