「キャッチャーなんて、やりたくない!」
そう思ってる小学生や中学生は結構います。
キャッチャーをやりたくありませんでした
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そこで本記事では僕が小学生や中学生時代を振り返り、
「なぜキャッチャーをしたくなかったのか」の理由をお伝えします。
そして今でも私がキャッチャーを続けている理由をベースに、
子どもがキャッチャーをやりたくなるようなコツもお話します。
小学生や中学生レベルだとキャッチャーは楽しくないので、いかに将来を見せるかがポイントです。
コンテンツ
小学生や中学生がキャッチャーをやりたくない理由
僕が小学生だったときを振り返り、キャッチャーをやりたくない理由は3つでした。
それでは1つずつ解説します。
面白くない
1つ目の小学生や中学生がキャッチャーをやりたくない理由は面白くないからです。
小学校や中学校レベルのキャッチャーは楽しくありません。
というのも、ほとんどのピッチャーはストライクを投げるので精一杯なので、
キャッチャーを「キツいボール拾い」にしか感じないんです。
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ボール拾いなんてしたくない…
またボールを後ろに逸したら、監督やコーチに怒られます。
技術も身体でもできていない小学生や中学生に高度なブロッキング技術を求めるのは酷ですし、
そもそも捕れないところに投げるピッチャーをまずは責めるべきです。
捕れないボールを投げるピッチャーが悪いと思ってます
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小学生や中学生レベルの野球はキャッチャーの醍醐味を味わえないですし、
それどころか怒られることの多いボール拾いなので面白くもなんともないのです。
キャッチャーと頭の良さの関係はこちらでお話してます。
キャッチャー防具をつけたくない
つぎの小学生や中学生がキャッチャーをやりたくない理由は、キャッチャー防具をつけたくないです。
小学生や中学生にとってキャッチャー防具は重たいので疲れます。
また、ほとんどのチームのキャッチャー防具はお下がりなので、
諸先輩たちの汗や涙が染み込んでおり、なんとも言えない臭いがするんです。
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小学生や中学生ではなくても、疲れて臭くなるキャッチャー防具をつけたくはありません。
基本的なキャッチャー防具の付け方はこちらで解説してます。
カッコ良さを理解できない
最後3つ目の小学生や中学生がキャッチャーをやりたくない理由はカッコ良さを理解できないからです。
ピッチャーだったら三振を取ったらカッコいいですし、
野手だったら難しい打球や捕れなさそうなボールを取ったらカッコ良く見えます。
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ですが、残念ながら小学生や中学生レベルのキャッチャーではカッコいいプレーがありません。
この年代のキャッチャーのカッコいいプレーは盗塁阻止です。
でも、いくらキャッチャーの肩が強くてもピッチャーの投げるボールが遅かったり、
モーションが大きかったりすればランナーをアウトにできません。
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本来ならピッチャーの暴投やワンバウンドを捕ったり、
身体で止めたりしたらキャッチャーのファインプレーですが、褒められませんし、地味です。
小学生や中学生にとってはカッコよくもない褒められない地味なポジションなので、やりたいと思えません。
小学生や中学生にキャッチャーをやる気にさせるコツ
面白くもなくて、疲れて、臭くて、カッコ良さも感じられないキャッチャーを
どうすれば小学生や中学生はやる気になってくれるのか?
私の体験からこの3つが子どもたちにキャッチャーをやる気にさせるコツです。
大袈裟に褒める
1つ目の小学生や中学生にキャッチャーをやる気にさせるコツは、大袈裟に褒めることです。
なぜなのか、どうしてなのか、小学生や中学生のキャッチャーはなかなか褒められません。
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小学生や中学生はキャッチャーをやりたくないのに監督やコーチから怒られたら、
やる気が生まれるはずがありません。
そして、普通に褒めただけではトントンになるくらいです。
ピッチャーの暴投を止めたり、盗塁阻止をしたりしたら、
他のポジションの5倍くらいの褒めてあげましょう!
そうすれば気分が良くなって、キャッチャーを楽しんでくれます。
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キャッチャーの役割を教える
2つ目の小学生や中学生にキャッチャーをやる気にさせるコツは、キャッチャーの役割を教えることです。
チームを元気にするポジション
試合を動かすポジション
守備位置を指示する司令塔
こんな風にキャッチャーがいかに重要で大切なポジションなのかを伝えましょう。
小学生や中学生にとってキャッチャーは地味でツラいだけのポジションなので、
そのイメージを変えられるように啓蒙していきます。
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1パターンだけでOKなのでキャッチャー牽制やバントシフト、
ピッチャーへの球種やコースのサインなどを作れば、一気にやる気は上がるはずです。
サインがあれば頭を使うので、キャッチャーはより楽しくなりますからね。
キャッチャーの役割はこちらで紹介してます。
キャッチャーの素質があると伝える
3つ目の小学生や中学生にキャッチャーをやる気にさせるコツは、キャッチャーの素質があると伝えることです。
野球のレベルが高くなるほど、キャッチャーは難しいポジションになっていきます。
チームをまとめる統率力
ピッチャーや野手とのコミュニケーション力
相手チームの作戦やバッターの心理を読む洞察力
どんな状況になっても焦らないクレバーさ
守備シフトを決める決断力
このように求められるセンスが増えていくので、誰でもできるポジションではありません。
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そんなキャッチャーに向いてると言われたら嬉しくないですか?
凄いキャッチャーになれる素質があるって言われたら、やる気になりませんか?
少なくともイヤな気持ちにはならないと思います。
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ただし!
チーム内にキャッチャーがいなくて消去法で任せてるなら、絶対に言わないでください!
それは嘘つきです。
キャッチャーに向いてる人の特徴はこちらでお話してます。
キャッチャーは年齢を重ねると面白くなる
小学生や中学生がキャッチャーをやりたくない理由とやる気にさせるコツをお話しました。
小学生や中学生にとってキャッチャーは、地味で、ツラくて臭くて、
カッコ良さも理解できない怒られるだけの一番やりたくないポジションです。
そのためキャッチャーの負のイメージをなくさない限り、やる気にはなってくれません。
この3つを駆使すればやりたくないモチベーションは回避できるので、ぜひ試してみてください。
また、個人的に思うのはキャッチャーは年齢を重ねると面白くなるポジションです。
私は小学生のときから少しずつキャッチャーを始めたんですけど、
当時は本当につまらなくて、臭くて、しんどくて、やりたくありませんでした。
中学生になってから変化球やサインなどが少しずつ増えたので、それにともない楽しくなって、
高校時代はもっと楽しくなって、大学でも今の草野球でもキャッチャーを続けています。
野球のレベルが上がるほどキャッチャーの醍醐味や楽しさは格別になるので、
子どもに未来を伝えても伝わらないかもしれませんが、伝えておくことが大切なのかなと思います。