「キャッチャーは頭が良くないとできない!」
名将・野村克也氏が言い放った言葉です。
権威ある野球人の言葉なので「そうなんだ!」としか思えないんですけど、
本当にそうなんでしょうか?
また「頭がいい」って何なんでしょうかね。
今回は、その当たりの話について僕の意見を書いていきます。
コンテンツ
キャッチャーは頭が良くないとできない?
キャッチャーは頭が良くないとできないポジションだと言われてます。
でも、個人的にはそうでもないかな〜っと思ってます。
偏差値70以上とかではないしね!
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ただ、頭が悪すぎる人はできないポジションだと思います。
何も考えずリードしたり、試合の空気を読めなかったり、
ピッチャーの気持ちを考えられなかったり。
こんなキャッチャーでは試合に勝てません。
キャッチャーは頭が良くないとできないポジションではなく、
野球が好きな人ならできるポジションだと思います。
キャッチャーの頭の良さとは?
そもそもキャッチャーに求められる頭の良さって、何なんでしょうか?
僕は7つあると思ってます。
それでは1つずつお話していきます。
学校の成績
1つ目は学校の成績です。
これは成績の良さではなく、記憶力があるかです。
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とくにリードするときです。
「前の打席でどんな配球をしたのか?」
「バッターの特徴は何だったのか?」
「同じような場面で相手監督は何を仕掛けてきたか?」
これらを覚えておいてリードに反映させる必要があるので、
学校の成績が大切になってきます。
学校のテストって、ほとんどが「どれだけ記憶できてるか?」です。
記憶力が良いってことだよね。
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学校の成績と野球は関係ないと言われたりしますが、記憶力という部分は共通してます。
野球知識の豊富さ
「野球知識の豊富さ」も大切です。
少なくともチームで1番野球に詳しい方がいいです。
「野球のルール」「セオリー」「作戦の意味」などを知っておくと、
試合を有利な展開に進めやすいです。
試合の流れを読める
3つ目は「試合の流れを読める」です。
どんなスポーツの試合でも流れはあります。
「何をやっても成功する場面」
「普通だったら上手くいくはずなのに悪い結果になる場面」
こんな風に不思議と試合には流れがあるので、
それを感じ取れる頭の良さもキャチャーには求められます。
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流れが悪いなら怠慢プレーは禁物です。
試合の流れを読んで、常に最適な選択をできる頭の良さも大切です。
ピッチャーの気持ちがわかる
ピッチャーの気持ちがわかる頭の良さもキャッチャーには大切です。
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ピッチャーが弱気になってたら励ます声かけをした方がいいですし、
テンパってたらタイムを取るべきですし、怒ってたら落ち着かせた方が良いです。
ピッチャーに寄り添える頭の良さも必要です。
ピッチャーへの声かけには下記ブログ記事で解説してます。
バッターの心理状況を分析できる
5つ目は「バッターの心理状況を分析できる」です。
これは配球&リードするときには必須です。
バッターボックスでの立ち位置
バットのヘッドの位置
スタンス
スイングの軌道
ボールの見逃し方
ファールの仕方
これらを見て、どんなタイプのバッターで何の球種を待ってるのか?
それを感じ取れる頭の良さもキャッチャーには求められます。
キャチャーのリードの基本はこちらで解説してます。
自チームの状況を客観視できる
自チームの状況を客観視できる頭の良さもキャッチャーには必要です。
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キャッチャーも冷静でなかったら地獄絵図です…。
チームが不安定の状態のときに一番冷静に声をかけ、プレーするのがキャッチャーです。
「今の自チームの状況はどうなのか?」
これを冷静に客観視できる頭の良さも大切です。
相手チームの監督の考え方がわかる
相手チームの監督の考え方がわかる頭の良さもあった方がいいです。
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どんな試合展開にしたいのか?
打たせるのか、仕掛けるのか?
投手戦に持ち込みたいのか、打撃戦に持ち込みたいのか?
相手チームの監督の掛け声やしぐさを見て、考え方を掴めれば、
おのずと試合を有利な展開に持っていけます。
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経験が必要な頭の良さではあるんですけど、キャッチャーを極めるなら求められます。
キャッチャーの頭の良さは「目配り」「気配り」「記憶力」
『キャッチャーは頭が良くないとできないのは本当か?』をテーマにお話しました。
キャッチャーに求められる頭の良さをまとめると、
目配り
気配り
記憶力
この3つです!
学校の成績ではなく、人としてというか、地頭というか、そっちの頭の良さが必要なんです。
とはいえ、学校の成績は良いに越したことはないので、
記憶力を鍛える練習だと思って勉強しましょう!