「カウンタースイングとパワースラッガーの違いを知りたい!」
「カウンタースイングとパワースラッガーは、結局どっちが良い?」
こんな風に思ってる方に向けて、
カウンタースイングとパワースラッガーについて解説します。
カウンタースイングもパワースラッガーもカチカチバットなので、
同じような使い方をすれば同じような効果を得られるのかなと思いがちです。
でも、同じカチカチバットでも得られる効果や使い方、バットの形状は違います。
本記事ではカウンタースイングとパワースラッガーのそれぞれの特徴、
そしてカウンタースイングとパワースラッガーの違いやどっちが良いのかをお話します。
カウンタースイングとパワースラッガーは結構違うので、
ご自身が求める効果を得られるカチカチバットを選びましょう。
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コンテンツ
カウンタースイングとは?
まずはカウンタースイングです。
カウンタースイングは中村奨成選手が広陵高校時代に打撃練習で取り入れて、
夏の甲子園記録「1大会6本塁打」を達成したことで話題になったカチカチバット。
カウンタースイングで得られる最大の効果は、
「バットのしなりを活かしたインサイドアウトのスイング軌道」になります。
バットをムチのようにスイングすることでしなりが生まれ、
そのしなりが戻る瞬間にボールを捉えれば強い打球を打てます。
また、カウンタースイングはあくまでもスイング軌道を習得するためのカチカチバットです。
スイング力をつけたいとかスイングスピードを速くしたいとか、
そのような効果を得るための設計ではありません。
その結果、スイングスピードは速くなります
まとめると、カウンタースイングとはヘッドスピードを上げるためではなく、
バットのしなりを活かしたスイング軌道を身につけるためのカチカチバットです。
少年野球用カウンタースイングはこちらで紹介してます。
パワースラッガーとは?
つづいてパワースラッガーです。
パワースラッガーは内田販売システムだけが販売してるカチカチバット。
パワースラッガーで得られる最大の効果は「フォロースルーの大きいスイング軌道」です。
スイングの終わりに大きなフォロースルーを作ることで、
打球を遠くに飛ばしたり、強い打球を打てたりできます。
また、パワースラッガーはスイング力も強化できます。
パワースラッガーは85センチタイプなら重さは約1キロ、
少年野球用の80センチタイプなら重さは約870グラムです。
トレーニングバットと重さが変わらないので、スイング力の強化にもつながります。
まとめると、パワースラッガーとは長距離ヒッターのような大きなフォロースルーが身につき、
スイング力も強化をできるカチカチバットです。
少年野球のパワースラッガーについてはこちらで解説してます。
カウンタースイングとパワースラッガーの違い
それではカウンタースイングとパワースラッガーの違いです。
カウンタースイングとパワースラッガーはこの3つが違います。
バットの形状
1つ目のカウンタースイングとパワースラッガーの違いは、バットの形状です。
カウンタースイング:84センチ、約900グラム、重りが2つ
パワースラッガー:85センチ、約1キロ、重りが1つ
少年野球用になるとカウンタースイングは78センチで約800グラム、
パワースラッガーは80センチで約870グラムになってます。
パワースラッガーのほうが重たいよ
ちなみにパワースラッガーは65センチで約780グラムのコンパクトサイズもあるので、
室内でスイング練習をしたいときには最適です。
効果
つづいてカウンタースイングとパワースラッガーは効果も違います。
カウンタースイング:バットのしなりを活かしたインサイドアウトのスイング軌道
パワースラッガー:フォロースルーを大きくするスイング軌道、スイング力の強化
カウンタースイングは「スイング軌道の修正」のみ、
パワースラッガーは「スイング軌道の修正」と「スイング力強化」の効果があります。
また、2つともインサイドアウトは身に付きますがスイングの軌道が違うんです。
パワースラッガーは最短距離、カウンタースイングはバットのしなりを活かすインサイドアウトです。
ボールへのアプローチの仕方が違います
カウンタースイングとパワースラッガーには練習効果の違い、
そしてインサイドアウトのスイング軌道の違いがあります。
練習方法
最後3つ目のカウンタースイングとパワースラッガーの違いは練習方法です。
「バットの形状」「練習効果」の2つが違うので練習方法も違います。
カウンタースイングの練習方法
まずはカウンタースイングの練習方法です。
ゆっくり振る
スイングのなかで音を鳴らす
イメージは「カチっ、ブーン」
逆の腕の使い方を意識する
音が1回だけになるまで練習する
ポイントは「ゆっくりスイングする」「音が1回だけになるまで練習する」の2つです。
カウンタースイングはスイング軌道の修正が目的なので強くスイングするのではなく、
ゆっくりスイングをして、スイング軌道を修正します。
これはバットのしなりを活かしたインサイドアウトのスイング軌道ができないと、
「カチ、カチ」と2回音が鳴ってしまうんです。
なので「音が1回だけになるまで練習する」のもポイントになります。
パワースラッガーの練習方法
つづいて、パワースラッガーの練習方法です。
ミートポイントで音を鳴らす
グリップからバットを出す
下半身を意識する
打席をイメージする
しっかりフォロースルーの形を作る
ポイントは「ミートポイントで音を鳴らす」「しっかりとフォロースルーの形を作る」2つです。
パワースラッガーは重りが1つなので基本的に音は1回しか鳴りませんが、
音を鳴らすのはミートポイントの位置になります。
また、パワースラッガーの最大の目的は大きなフォロースルーなので、
しっかりと最後までスイングするのも大切です。
カウンタースイングとパワースラッガーはどっちが良い?
結局…、カウンタースイングとパワースラッガーはどっちが良いのか?
結論から言うと、良い悪いの話ではありません。
カウンタースイングはバットのしなりを活かしたインサイドアウトが身につき、
パワースラッガーは大きなフォロースルーとスイング力が身につきます。
カウンタースイングとパワースラッガーのどっちが良いかではなく、
どんな効果を求めるのか、どんなスイングにしたいのかがポイントになります。
バットのしなりを活かしたスイングを身につけたいならカウンタースイング。
大きなフォロースルー&スイング力を身につけたいならパワースラッガー。
このようにご自身が求める効果で選ぶといいですね。
カウンタースイングと似たようなバットを探してるなら、
同じ系統のバットがパワースラッガーNEOになります。
少年野球のトレーニングバットの選び方はこちらで紹介してます。
カウンタースイングとパワースラッガーNEOの違い
カウンタースイングとパワースラッガーは得られる効果が大きく違うので、
どっちが良いかではなく、自分の求める効果で選んだほうがいいです。
でも実は、カウンタースイングで得られる効果と同じようなカチカチバットがあります。
それはパワースラッガーNEOです。
パワースラッガーNEOはパワースラッガーの進化版のような商品名なんですけど、
得られる効果は大きく違います。
パワースラッガーNEOで得られるメイン効果はインサイドアウトのスイング軌道で、
スイング力を強化するためのカチカチバットではないんですよね。
そうなんです、カウンタースイングと同じ効果をパワースラッガーNEOでも得られるんです。
「パワースラッガーNEO」かってことだね
では、カウンタースイングとパワースラッガーNEOは何が違うのか?
身につけられるインサイドアウトのスイングアウトの軌道が違います。
カウンタースイングはバットのしなりを活かしたインサイドアウト、
パワースラッガーNEOは最短距離でバットを出すインサイドアウト。
パワースラッガーNEOも同じです。
カウンタースイングかパワースラッガーNEOで悩んだら、
どんなインサイドアウトのスイング軌道を身につけたいかで選ぶのをおすすめします。
パワースラッガーNEOについてはこちらで解説してます。
どんなスイング軌道を身につけたいか?
カウンタースイングとパワースラッガーについて解説しました。
カウンタースイングもパワースラッガーも同じカチカチバットですが、
バットの形状、得られる効果、練習方法などの違いがあります。
【バットの形状】
カウンタースイング:重りが2つ
パワースラッガー:重りが1つ
【得られる効果】
カウンタースイング:バットのしなりを活かしたインサイドアウトのスイング軌道
パワースラッガー:フォロースルーを大きくするスイング軌道、スイング力の効果
【練習方法】
カウンタースイング:音を鳴らしてからスイングする
パワースラッガー:ミートポイントで音が鳴るようにスイングする
カウンタースイングもパワースラッガーも得られる効果が違うので、自分の求める効果で決めましょう。
また、カウンタースイングとパワースラッガーNEOはほぼ類似商品になりますが、
こちらもどんなスイング軌道を身につけたいのかで選ぶのをおすすめします。
理想のスイングを手に入れて、試合でガンガン打ちましょう。