ハーフスイングの基準を知ってるキャッチャー

「野球のハーフスイングって、何が基準なの?」

「打者がハーフスイングしたときに、キャッチャーの正しいリクエスト方法は?」

こんな風に思ってる方に向けて、野球のハーフスイングの基準を解説します。

バッターが完全にスイングしなくても空振りしなくても、
バットを振ったとみなされるのがハーフスイングです。

審判がハーフスイングだとコールすれば、空振りと同じ扱いになります。

バッターが2ストライクと追い込まれて、
ハーフスイングとジャッジされたら三振ってことだよ!

 

でも、このハーフスイングの基準は曖昧なんですよね。

本記事では公認野球規則においてのハーフスイングの基準、
そしてキャッチャー歴15年以上の僕が思うハーフスイングの基準をお話します。

また、キャッチャーからのハーフスイングの正しいリクエスト方法も解説していきます。

ハーフスイングの明確な基準を持って審判にリクエストし、
正しくジャッジしてもらえるようにしましょう!

 

 

【野球のルール】ハーフスイングの基準

まずは野球のルール(公認野球規則)のハーフスイングの基準です。

結論から言うと「審判の判断」になります。

基本的には球審がハーフスイングかどうかを判断します。

そして、もし球審が判断しかねる場合には右バッターなら1塁審判、
左バッターなら3塁審判がスイングしたと判断したらハーフスイングとコールされます。

球審や1塁審判、3塁審判が何を基準にハーフスイングにするかは個人の感覚です。

審判Aがハーフスイングだとコールしても、
審判Bはハーフスイングだと判断しない場合があります。

 

つまり、ハーフスイングの明確な基準は野球のルールにおいてはないんです。

「原注」ハーフスイングの際、球審がストライクと宣告しなかったときだけ監督またはキャッチャーは振ったか否かについて、塁審のアドバイスを受けるよう球審に要請することができる。球審はこのような要請があれば塁審にその裁定を一任しなければならない。塁審は球審からの要請があれば直ちに裁定を下す。このようにして下された塁審の裁定は最終のものである。ハーフスイングについて監督またはキャッチャーが前記の要請を行ってもボールインプレイであり、塁審がストライクの裁定に変更する場合があるから、バッター、ランナー、野手を問わず状況の変化に対応できるよう常に注意していなければならない。監督がハーフスイングに異議を唱えるためにダッグアウトから出て1塁または3塁に向かってスタートすれば警告が発せられる。警告にもかかわらず1塁または3塁に近づけば試合から除かれる。 監督はハーフスイングに関して異議を唱えるためにダッグアウトを離れたつもりでも、ボール、ストライクの宣告について異議を唱えるためにダッグアウトを離れたことになるからである。

上記が公認野球規則内のハーフスイングに対する記載です。

ご覧のとおり、ハーフスイングの定義や基準については一切触れておらず、
「塁審は球審からの要請があれば直ちに裁定を下す」としかありません。

なので、ハーフスイングのジャッジは球審の「ストライク・ボール」判断と同じってことです。

個人の審判によって多少の差は出てしまいます。

【持論】ハーフスイングの基準

つづいて、キャッチャー歴15年の僕が思うハーフスイングの基準です。

キャッチャーをするならハーフスイングの個人の基準を持ちましょう!

というのも、明確な基準もなく何度もハーフスイングのリクエストをすると
球審は「またか…」と思って、塁審に確認すらしなくなります。

そうなると本当に大事な場面で痛い目にあいますよね。

 

また、1試合で何度も何度もハーフスイングのリクエストをすると球審から注意を受けます。

「ここぞ!」の場面でハーフスイングだと球審にコールしてもらうために、
キャッチャーはキャッチャーで「ここまでスイングしたらリクエストする」基準を用意しましょう!

私がハーフスイングの基準にしてたのは「ヘッドの位置」です。

「出されたヘッドの位置でボールが当たるかどうか?」
これをハーフスイングのリクエストを球審にするかどうかの基準にしてます。

バッターが途中でスイングを止めても出されたヘッドの位置にボールが来たら、
バットにボールが当たっていたと思うなら球審にハーフスイングのリクエストをする感じです。

逆にバッターが振り出しても、ヘッドが出てないならリクエストはしません。

バントの空振りと同じイメージですね。

 

ハーフスイングをこれくらいの基準にしておけば、
球審にリクエストしたときに、ほぼ確実にハーフスイングだと判断してくれます。

【キャッチャー必見!】ハーフスイングの正しいリクエスト方法

つづいてハーフスイングの正しいリクエスト方法です。

キャッチャーは必見です!

 

キャッチャーからのハーフスイングの正しいリクエスト方法は、
球審に対してバッターがハーフスイングだとアピールします。

「ハーフスイング!」とか「振った!」などなど、
球審に声でアピールするのがハーフスイングの正しいリクエスト方法です。

稀に、キャッチャーが塁審を指差して「ハーフスイング」と言ってるケースがあります。

ですが、これはNG行為です。

ルール上のペナルティはないけど、
球審からは注意されるよ。

 

実際に公認野球規則にはこのような記載があります。

「原注」ハーフスイングの際、球審がストライクと宣告しなかったときだけ監督またはキャッチャーは振ったか否かについて、塁審のアドバイスを受けるよう球審に要請することができる。球審はこのような要請があれば塁審にその裁定を一任しなければならない。

紛らわしい書き方をしてますがハーフスイングだと思った場合、
「監督やキャッチャーは球審に要請できる」とありますよね。

キャッチャーは球審にハーフスイングのリクエストをして、
球審が自分で判断するのか、塁審にジャッジを任せるのかを決めます。

つまり、キャッチャーから直接、塁審にハーフスイングのリクエストをしてはいけないのです。

『キャッチャーは球審だけにハーフスイングだとアピールする』

これがキャッチャーからのハーフスイングの正しいリクエスト方法です。

ハーフスイングのリクエスト方法はプロ野球とは違う?

キャッチャーからのハーフスイングの正しいリクエスト方法は、
球審に向かって「ハーフスイング」とか「振った」とかアピールします。

いやいや、プロ野球のキャッチャーは直接、塁審に言ってるじゃないか!

そう思われる方も多いと思います。

たしかにプロ野球のキャッチャーが1塁審判や3塁審判を指差し、
ハーフスイングだとアピールする場面はよく見かけますよね。

でも、これは本当はNG行為なのです!

キャッチャーから塁審にハーフスイングのリクエストをするのはNG行為ですが、
とくにペナルティもないのでプロ野球のキャッチャーたちはやってるんだと思います。

塁審に直接リクエストしたら、
「ハーフスイングでもボールと判定する」とか、
「キャッチャーボークと同じ扱いにする」とか。
こういうペナルティがないんだよね。

 

だからと言って、本来はNG行為なのでやっていいことではありません。

また、中学野球や高校野球でキャッチャーが塁審を指差し、
ハーフスイングのリクエストをしたら球審にも監督にも怒られます、確実に。

高校時代、塁審に直接ハーフスイングのリクエストをして、
球審にも監督にも怒鳴られました。。

 

プロ野球のキャッチャーは稀に塁審を指差し、
ハーフスイングのリクエストをしてますが、マネしないようにしましょう!

キャッチャーボークについてはこちらで解説してます。

ハーフスイングのリクエストはルールに則ろう!

ハーフスイングの基準と正しいリクエスト方法を解説しました。

公認野球規則にはハーフスイングの明確な基準はありません。

ですが、キャッチャーなら個人で判断基準を持っておかないと、
やみくもにハーフスイングだとアピールすることになってしまいます。

そんなことにならないように、ハーフスイングの個人基準を持ちましょう!

おすすめはヘッドの位置での判断です。

 

また、キャッチャーからのハーフスイングの正しいリクエスト方法はこちらです。

キャッチャーは球審に向かってハーフスイングのリクエストをする。

※塁審を指差し、直接リクエストするのはNG

プロ野球のキャッチャーみたいに塁審を指差し、
直接ハーフスイングのリクエストをするのはNGです。

あれはあれでカッコいいプレーなんですけど、マネしないようにしましょう!

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