「キャッチャーミットが破れたんだけど修理できる?」
「キャッチャーミットの修理の種類を知りたい!」
こんな風に思ってる方に向けて、
私がキャッチャーミットを修理したときの話をしていきます。
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スポーツショップに修理に出しました
キャッチャーミットの修理方法に選んだのは、
捕球面の張り替えではなく、あて革修理と呼ばれている方法です。
本記事ではキャッチャーミットの修理を依頼し、
そのあとの練習や試合で使ってみた感想などをお話していきます。
キャッチャーミットの修理は、想像してる以上に大切な決断ですし、
捕球面の張り替えにもあて革修理にもメリットとデメリットがあります。
破れたキャッチャーミットを「今後どうたいのか?」を決めてから、
キャッチャーミットの修理方法を選ぶのをおすすめします。
コンテンツ
高校時代にキャッチャーミットが破れた話
まずは簡単に高校時代にキャッチャーミットが破れた話をしますね。
私が高校時代に所属していた野球部は基本的に月曜日がオフで、
火曜〜金曜日は授業が終わったあと21時くらいまで練習して、土日は練習試合をしてました。
つまり、ほとんど野球をしていたんです。
なので私が愛用してたゼットのプロステイタスのキャッチャーミットは悲鳴をあげ、
捕球面がどんどんと削られ、ポケット部分の革が薄くなっていきました。
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そんなある日、悲劇は突然に起こります。
いつものようにキャッチボールをしていたら、
キャッチャーミットのポケット部分にわずかな穴があいたのです。
少しでも穴があいてしまったら、もう終わり。
キャッチャーミットの穴はじわりじわりと破れつづけ、
わずかな穴だったのが1センチ、また1センチと大きくなっていきました。
この経験から1つの教訓を得ました。
『キャッチャーミットに穴があいたのなら、すぐにでも修理に出す』
傷口もキャッチャーミットの穴も早めの対処が得策です。
キャッチャーミットの修理方法
キャッチャーミットの修理方法は2種類あります。
それぞれのキャッチャーミットの修理方法についてお話します。
捕球面の張り替え
まず1つ目のキャッチャーミットの修理方法は捕球面の張り替えです。
その名の通りの修理方法なんですけど、
キャッチャーミットを分解して、捕球面の革だけを張り替えます。
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そのままだよ
この修理方法のメリットは全体の捕球面が変わるので、
ほぼ新品のような状態にキャッチャーミットが戻ることです。
ただ、これが同時にデメリットにもなります。
張り替えた捕球面の革は柔らかくはないので、
ある程度の型付けが必要になり、すぐに修理前のようには使えないです。
あて革修理
もう1つのキャッチャーミットの修理方法はあて革修理です。
あて革修理もキャッチャーミットを分解するんですけど、
破れた部分にあて革をつけて、そこを系で縫う修理方法です。
表面にあて革をするのではなく、裏面にあて革をします。
あて布を縫ったりしますよね。
それのキャッチャーミット版のイメージです
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この修理方法のメリットは破れた部分だけの修理なので、
修理が完了すれば以前のようにキャッチャーミットを使えるのは早いです。
ただ、あて革部分には違和感が残ります。
私が高校時代に選んだキャッチャーミットの修理方法は「あて革修理」なので、
この辺りの感想を詳しくお話していきます。
キャッチャーミットの修理にあて革を選んだ結果
高校時代にキャッチャーミットが破れ、その修理方法にはあて革を選びました。
というのも、前述の通り毎日のように練習がありましたし、
土日は練習試合が組まれていたので時間がなかったんです。
捕球面の張り替えは時間がかかりますし、
キャッチャーミットが硬くなってしまうのですぐには使えません。
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また、捕球面の張り替えは修理費用も高かったので、
少ない時間と費用で修理できるあて革を選びました。
そして出来上がりを見たら、驚きました!
捕球面の破れていたところが物の見事に系で縫われており、
破れていた部分が完全に塞がれていたんです。
これなら以前のようにキャッチャーミットを使えそうだと思ったんですが…。
「は、弾く…。」
キャッチャーミットの破れた部分のあて革の部分は硬いので、
ボールを捕ろうとすると弾いてしまうんです。
また、あて革をした部分だけが硬く、その他の部分は柔らかいので、
キャッチャーミットのバランスや捕球感覚がなんかおかしくなってました。
使っていけば馴染んでいくだろうと思っていたんですが、
以前のようにキャッチャーミットを使うことはできなかったんです。
結局はプロステータスのキャッチャーミットは諦め、
新たにハタケヤマの和牛のキャッチャーミットを購入することにしました。
キャッチャーミットの型付けはこちらで解説してます。
キャッチャーミットの修理方法の選び方
それではキャッチャーミットの修理方法の選び方です。
「捕球面の張り替え」にするか「あて革修理」にするかは、
破れたキャッチャーミットをどうしたいのかで選ぶのをおすすめします。
破れたキャッチャーミットを今後も使いたい
破れたキャッチャーミットを今後も使いたいなら「捕球面の張り替え」が良いと思います。
あて革修理だと破れた部分だけが硬くなり、
以前のようなキャッチャーミットの使い心地には戻りません。
今後も破れたキャッチャーミットを使いたいということは、
今のキャッチャーミットの型が自分に合ってるってことですよね?
あて革修理だとキャッチャーミットの型が変わる可能性が高いので、
それだったら捕球面ごと張り替えて、もう1度ゼロから型作りしたほうがいいです。
ただ、捕球面の張り替えなので修理の時間はかかりますし、
キャッチャーミットが全体的に硬くなるので型付けにも時間が必要になります。
それを加味して、キャッチャーミットの捕球面の張り替え作業をしましょう。
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グローブの消臭方法はこちらで紹介してます。
新しいキャッチャーミットを購入予定
新しいキャッチャーミットを購入予定なら「あて革修理」をおすすめします。
破れたキャッチャーミットのあて革修理は、応急処置みたいなものです。
少ない時間と費用で修理ができますし、あて革の部分だけが硬いので、
すぐにキャッチャーミットを使えるようになります。
ただ、キャッチャーミットの型が大きく変わってしまう可能性は高いです。
なので新しいキャッチャーミットを購入予定ならあて革の修理でOKなんですけど、
もし今後も破れたキャッチャーミットを使いたいなら捕球面の張り替えにしましょう。
キャッチャーミットの手入れ方法はこちらで紹介してます。
今後も使うなら捕球面の張り替えがおすすめ!
私が高校時代にキャッチャーミットが破れて、
捕球面の張り替えではなく「あて革修理」を選んだ結果をお話しました。
破れたキャッチャーミットをあて革の修理をしてみて思ったのは、
以前のようなキャッチャーミットの型には戻らないということです。
革を補強した部分が異様に硬くなってしまいます。
なので応急処置としてあて革の修理をするのなら良いと思いますが、
今後も破れたキャッチャーミットを使いたいなら捕球面の張り替えをおすすめします。
ゼロからの型付けにはなりますが、そのほうが使いやすいキャッチャーミットになると思います。