ヒザをついて構えるキャッチャー

キャッチャーは通常の構えだけでなく、膝(ヒザ)をついて構えたほうが都合のいい場面があります。

そのタイミングを今回は解説します。

「膝をつく・つかない」を判断するポイントは、
膝をついて構えたときのメリット・デメリットを正確に把握することです。

それさえ理解しておけば、
あとは柔軟に対応するだけですからね!

また、キャッチャーが膝をつくなら左膝がいいですね!

キャッチャーが膝をついて構えるメリット

まずはキャッチャーが膝をついて構えるメリットからお話します。

キャッチャーミットを低く構えやすい

キャッチャーが膝をついて構える一番のメリットは、
キャッチャーミットを低く構えやすい」です。

通常の構えだと左膝が邪魔になって低く構えにくいですが、
膝をつけばラクに低く構えることができますよね。

キャッチャーミットを低く構えれば、ピッチャーに低めの意識を強く持ってもらえます。

左手が動かしやすい

2つ目のメリットは「左手が動かしやすい」です。

左膝をつくと左手を動かしやすいので、キャッチャーミットの操作性も格段に上がります。

低めのボールやショートバウンドの対応がしやすいよね!

疲れにくい

最後3つ目は疲れにくいです。

通常の構えで疲れてる意識はないと思いますが、実は身体に負担がかかってるんですよね!

実際に左膝をつけて構えたわかると思うんですけど大分ラクなはずです。

その分だけ疲れてるんです!

キャッチャーが膝をついて構えるデメリット

逆にデメリットもあります。

守備範囲が狭くなる

キャッチャーが膝をついて構える一番のデメリットは「守備範囲が狭くなる」です。

膝をついて構えると反応が若干遅れます。

たとえば「正座の状態」と「キャッチャーの通常の構え」でダッシュしたなら、
後者のほうが早くスタートを切れますよね!

左膝をついてるとワンテンポ遅れるんだよね。

その結果、守備範囲も狭くなります。

逆球に弱い

2つ目のデメリットは逆球に弱いです。

左膝をつけたら左側のボールはラクに捕球できますが、
逆に右側のボールは捕りにくくなります。

右側に大きく外れたボールやワンバウンドが来た場合には、
強く意識をしておかないと上手く処理できません。

キャッチャーのワンバウンド処理の基本はこちらで解説してます。

送球が遅くなる

3つ目は送球が遅くなるです。

膝をついない状態と膝をついてる状態では後者のほうが送球が早いです。

膝をついてると「膝をあげる」項目が
追加されますからね。

その1モーション分だけ送球モーションが遅くなるんです。

キャッチャーのスローイングの基本はこちらで解説してます。

的が小さくなる

最後4つ目は的が小さくなるです。

膝をついてると、どうしても構えが小さくなります。

ピッチャーの的としての役割が弱くなるんだよね。

キャッチャーの基本的な構え方はこちらで解説してます。

キャッチャーが膝をついて構えるタイミング

それではメリットとデメリットをふまえ、キャッチャーが膝をついて構えるタイミングをお話します。

ベストタイミングは、どうしても低めのボールが欲しい場面です。

膝をついて構えることでキャッチャーミットを普段よりも低くできるので、
ピッチャーの低めの意識を高めることができるんですよね!

インコースの低め」「アウトコースの低め」にボールを欲しい場合には、
膝をついて構えるといいですね!

キャッチャーが膝をついてはダメなケース

逆にキャッチャーが膝をついてはダメなケースがあります。

ランナー1塁

キャッチャーが膝をついてはダメなケースの1つ目はランナー1塁です。

このケースは盗塁が考えられます。

それなのに膝をついて構えてたら送球が遅れますよね。

スローイングに自信があったとしても、
膝をつかないほうがいいですね!

ランナー3塁

2つ目のケースはランナー3塁です。

このケースはキャッチャーが後ろにボールを逸らせば1点です。

余程のボールではない限り、
ボールを死ぬ気で止めないといけないよね!

それなのに膝をついて構えてたら、
守備範囲が狭くなり反応も遅れるので後逸する可能性が高いです。

右側のボールも捕りにくいですし…。

ランナー3塁のケースも膝をつけずに構えたほうがいいですね!

つけるなら左膝!

最後にどちらの膝をつけるかなんですけど、個人的には左膝をつけるのをおすすめしてます。

むしろ、右膝をついてるキャッチャーはレアだよ!

実際にプロ野球のキャッチャーのほとんどが左膝をついて構えてます。

また、右膝をついて構えてもメリットがありません

左腕は左膝が邪魔になるのでキャッチャーミットの操作性は上がりませんし、
右膝をついてたら余計に逆球に弱くなってしまいます。

キャッチャーが膝をつくときには左膝にしましょう!

鈍臭いキャッチャーだと思われないように!

キャッチャーが膝(ヒザ)をついて構えるタイミングを解説しました。

稀にケースを考えず、常に膝をついて構えてるキャッチャーがいます。

「絶対にダメ!」ではありませんが、
見る人が見れば鈍臭いキャッチャーだと思われます。

膝をついて構えるメリットもありますが、デメリットもあるので、
それに気づけてないキャッチャーだと思われるんですよね!

膝をつくのか通常の構えをするのかは、試合状況で判断しましょう!

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