東京オリンピックに野球競技が復活!
そこで東京オリンピック2021の出場国をまとめてみました。
ダークホース的な国も参加するので、今から楽しみになれますよ!
また今までのオリンピックでは8カ国が野球競技に出場してましたが、
東京オリンピックでは6カ国の出場になってます。
なぜ、いつものオリンピックよりも2カ国も少なくなったのか?
稲葉JAPANが金メダルを獲得できる確率はあがりましたが、
その辺りの理由についても記載していきます。
オリンピックで見られる最後の野球かもしれないので、楽しみたいですね!
※2021年6月28日に更新
コンテンツ
【2021年】野球競技:東京オリンピックの出場国
2021年東京オリンピックの野球競技の出場国はこちらです。
日本(開催国)
イスラエル(アフリカ/ヨーロッパ予選)
韓国(2019 WBSCプレミア12)
メキシコ(2019 WBSCプレミア12)
アメリカ大陸予選最上位国(6月上旬):アメリカに決定
世界最終予選最上位国(6/16~6/20):ベネズエラに決定
それぞれどういう経緯で出場が決まったのか、
また未定のところはどうやって出場国が選ばれるのか。
この辺りを詳しく解説していきます。(※2021年4月時点、2021年6月28日に更新)
日本
まずは日本です。
日本でオリンピックが開催されるので、開催国として出場が決定してます。
稲葉JAPAN、がんばってほしいですね!
韓国
つづいてが韓国。
2019年に開催された野球の世界大会プレミア12で準優勝し、
東京オリンピックの野球競技への出場を決めてます。
プレミア12は東京オリンピックの予選も兼ねていたんですよね。
ちなみに2019年のプレミア12で優勝したのは稲葉ジャパンですが、
東京オリンピックの開催国のため出場は決まってました。
プレミア12の出場枠はアジア・オセアニア大陸の上位1チームだったため、
準優勝の韓国が東京オリンピックの切符を手に入れた感じです。
メキシコ
3カ国目がメキシコです。
メキシコも韓国と同様で2019年のプレミア12で3位になり、
東京オリンピックの野球競技への出場を決めてます。
プレミア12では3位決定戦でアメリカと対戦し、
タイブレークの末にサヨナラ勝ちして、アメリカ大陸枠を獲得してるんです。
元々メキシコも野球が強い国ですが、レベルアップしてますね!
イスラエル
つぎがイスラエルです。
イスラエルは2019年9月にイタリアで開催されたアフリカ・ヨーロッパ予選大会で優勝し、
東京オリンピックの野球競技への出場を決めてます。
今までイスラエルには野球のイメージがありませんでしたし、
イスラエルの野球人口は1,000人ほどしかいません。
それでも東京オリンピックの出場を勝ち取れたのは、
ユダヤ系アメリカ人選手がイスラエル代表になったからみたいです。
イスラエルが東京オリンピックのダークホースになりますね、きっと!
アメリカ大陸予選最上位国
5カ国目がアメリカ大陸予選最上位国です。
アメリカ大陸の最後の1枠をかけて行われる予選。
アメリカ
カナダ
ベネズエラ
プエルトリコ
ドミニカ共和国
キューバ
ニカラグア
コロンビア
この8各国が対戦し、優勝国が東京オリンピックの出場権を得ます。
アメリカ、カナダ、ベネズエラ、プエルトリコ、ドミニカ共和国、キューバの6カ国は、
プレミア12に出場したけどオリンピック出場権を獲得できなかった国。
ニカラグアとコロンビアは、プレミア12に参加できなかった国です。
(※アメリカ大陸予選は6月上旬に開催予定なので決まり次第追記します)
※6月6日追記
アメリカが1位となり、オリンピック出場を決めました。
アメリカは元メジャーリーガーやマイナーリーグの現役選手、
オリックスで活躍したディクソン投手などがメンバーに選ばれています。
現役バリバリのメジャーリーガーはメンバーになってませんが、
野球大国の強さは間違いなさそうですね。
侍ジャパンのライバル・アメリカ代表メンバーはこちらでまとめています。
世界最終予選最上位国
最後6カ国目は世界最終予選最上位国。
別名「インターコンチネンタル予選」で優勝した国が、
東京オリンピック野球競技への出場権を手に入れます。
この世界最終予選(インターコンチネンタル予選)は文字通り、最後のチャンス!
台湾(出場辞退)
オランダ
中国(出場辞退)
オーストラリア(出場辞退)
アメリカ大陸予選の2位:ドミニカ共和国
アメリカ大陸予選の3位:ベネズエラ
この6カ国が最後の東京オリンピックの出場枠をかけて対戦します。
(※世界最終予選は6月16日〜20日に開催予定なので決まり次第追記します)
※6月27日追記
ドミニカ共和国が1位になり、東京オリンピック出場を決めました。
ドミニカ共和国のメンバーにはメジャーリーグ経験者や現地リーグの選手など、
意外にもタレント性が豊かなチームになってます。
東京オリンピックに大谷翔平選手などメジャー勢がいない理由はこちらです。
東京オリンピック野球競技の出場国が2カ国少ない理由
オリンピックの野球競技には8カ国が出場するのが一般的でした。
2000年のシドニー、2004年のアテネ、2008年の北京、
それぞれのオリンピックの野球競技には8カ国出場してます。
ところが…!
2021年の東京オリンピック野球競技の出場国は、
8カ国ではなく6カ国になってしまってるんです。
どうして東京オリンピックの野球競技の出場国は2カ国少ないのか?
それは参加選手数の上限があるからです。
東京オリンピックでは5つの追加種目があります。
野球&ソフトボール
空手
スケートボード
スポーツクライミング
サーフィン
この追加種目に出場できる選手数の上限が500人なんです。
ポイントは1カ国とか1競技で上限が500人ではなく、
5つの競技全体で参加できる人数が世界で500人だけということ。
ざっくり言うと、各競技で100人までしか出場できないんです。
野球は1チーム24人なので8カ国となると500人中192人の枠を埋めることになり、
他の競技の参加人数を圧迫してしまいますよね。
なので東京オリンピックの野球競技の参加国を8カ国から6カ国にして、
参加人数を「192人から144人」に減らす決断をしたんです。
これがいつものオリンピックより野球競技に参加する国が少ない理由です。
寂しいですが他の競技も見たいので、しょうがないですね!
WBCとオリンピックとプレミア12の違いはこちらで解説してます。
ダークホースはイスラエル
2021年東京オリンピックの野球競技の出場国をまとめました。
日本(開催国)
イスラエル(アフリカ/ヨーロッパ予選)
韓国(2019 WBSCプレミア12)
メキシコ(2019 WBSCプレミア12)
アメリカ(アメリカ大陸予選)
ベネズエラ(世界最終予選)
こちらの6カ国が東京オリンピックの野球競技に出場します。
個人的にはイスラエルがダークホースになるのではないかと思ってます。
オリンピックの野球競技への出場は”初”ですからね!
他の国よりも盛り上がり度は格段に違うと思います。
稲葉JAPANにも頑張ってほしいですが、イスラエルにも注目です!