
水で丸洗いして乾かせば大丈夫?

野球のスパイクの手入れ方法を合成皮革と天然皮革に分けて解説します。
基本的には同じように手入れしていくんですけど、ビミョ〜に違うんですよね!
正しい方法でスパイクを手入れしましょう!
野球用スパイクの手入れに必要な物
まずは野球用スパイクの手入れに使う必要な物はこちらです。
・要らないタオル2枚
・ブラシ2種
・汚れ落としクリーナー
・シューズクリーム※保革剤
まずはこの4つを準備しましょう!
タオル2枚は汚れ落とし用と仕上げ用です。
綺麗に仕上げるなら分けましょう!

ブラシ2種はスパイクの歯用の硬いブラシと表面用の柔らかいブラシです。
野球用スパイクの手入れグッズが一緒になってるのが使いやすいです。
野球用スパイクの手入れ方法
それでは野球用スパイクの手入れ方法を合成皮革と天然皮革に分けて解説します。
合成皮革のスパイク
合成皮革のスパイクの手入れ方法です。
6つの手順でスパイクを手入れしていきます。
①スパイクの紐を外す
②インソールを外す
③スパイクの裏面(歯)を硬いブラシで磨く
④スパイクの表面に汚れ落としクリーナーをつけて柔らかいブラシやタオルで磨く
⑤スパイクの表面にシューズクリーム(保革剤)を塗り込む※必要であれば!
⑥スパイクが乾いたら2枚目のタオルで磨き上げる!
スパイクの紐が汚かったらタオルで拭き取ってあげるといいですね!
スパイクの紐の土で汚れたらショックなので…。

またインソールがずーっとスパイクの中にあると匂いの原因になるので、
日光に当ててあげるのをおすすめします!

基本的に合成皮革にはシューズクリーム(保革剤)は必要ありません!
でもスパイクの表面が削れそうなときには塗ってあげるといいです。
少しは劣化が遅くなります。
メッシュ部分がある場合
スパイクのメッシュ部分はシューズクリーナーを使わずに、
ブラシやタオルで汚れを落としてください。
タオルを濡らして土や泥を取りましょう!

またシューズクリーム(保革剤)も塗る必要はありません。
エナメルの場合
スパイクがエナメルの場合はエナメル専用の汚れ落としがあるので、
そちらを使うのをおすすめします。

エナメル専用のシューズクリーナーはこちらがおすすめです。
天然皮革の場合
つぎに天然皮革のスパイクの手入れ方法です。
①スパイクの紐を外す
②インソールを外す
③スパイクの裏面(歯)を硬いブラシで磨く
④スパイクの表面に汚れ落としクリーナーをつけて柔らかいブラシやタオルで磨く
⑤スパイクの表面にシューズクリーム(保革剤)を塗り込む
⑥たまにミンクオイルを塗り込む
⑦スパイクが乾いたら2枚目のタオルで磨き上げる!
基本的には合成皮革と同じ手順で手入れをしていきます。
大きく違うのはシューズクリーム(保革剤)がマストなのとミンクオイルをたまに使うところですね!
ミンクオイルは革を柔らかくしたり、傷を目立たなくさせたり、光沢を出してくれたりします。
月に1回程度がいいですね!

ミンクオイルを使うときにはムラがないようにスパイクの表面につけて、
オイルを馴染ませるために1日くらい置いておきます。
次の日に仕上げ用のタオルでミンクオイルを拭き取りつつ、磨き上げます。
自分の足にフィットしていきます。

ミンクオイルが入った手入れグッズはこちらがおすすめです。
野球用スパイクの手入れの頻度
野球用スパイクの手入れの頻度は「使ったら磨く」です。

高校球児ならほぼ毎日練習してると思うので、
その都度磨くのは正直キツイと思います。
なので次の日がオフのときにスパイクを磨くのがいいですね!
週1程度で磨ければ十分だと思います。
ただ!
雨の日やグラウンドコンディションが悪いときに使ったなら、
その日のうちにスパイクを手入れしてあげるのがおすすめです。

しっかりと手入れをしてあげましょう!
おすすめの手入れ頻度は、
3日に1回くらいはスパイクの紐を外さずに裏面や面面だけを手入れしてあげる。
そして時間があるときやオフのときに(週1目安で)、
スパイクの紐とインソールを外して、徹底的にスパイクを磨き上げてあげる。
これくらいスパイクの手入れをしておけば長持ちするのでおすすめです!
スパイク手入れのNG事項
野球用スパイクの手入れ方法を解説しました。
合成皮革と天然皮革でスパイクの手入れ方法は変わります。
正しい方法でスパイクを磨いてあげてください。
またスパイクにダイレクトで水をかけるのはNGです!
ブラシや濡らしたタオルで泥や砂を取りましょう!