ジェスチャーでリードの意図を伝えるキャッチャー

「球種サイン」と「構え」だけでは、ピッチャーにリードの意図が伝わらない時ってあります。

・ボール球で良かったのに、ストライクボールだった

・厳し目のボールが欲しかったのに、甘めのボールが来てしまった

こんな風にキャッチャーの意図がピッチャーに伝わらないケースがあります。

これはキャッチャーの伝え方が足りないのが問題なんです!

ピッチャーのコントロールは一旦置いといて、です。

キャッチャーは球種サインと構え方だけではなく、
ジェスチャーと声を使ってピッチャーにリードの意図を伝える必要があります。

「球種サイン」と「構え」だけで意図までは伝わらない

「球種サイン」と「構え」さえすれば、
ピッチャーはどの球種をどこに投げれば良いのかわかります。

でも、どんな風にそのボールを投げたら良いのかまでは伝わらないんです。

たとえばアウトコースのストレートでも、

・ボールでもOK

・ストライク先行

・決め球だから厳しく丁寧に

こんな風に同じ球種とコースでも打順やカウント、試合の状況によって意味合いが変わります。

でもキャッチャーから出すサインや構える位置が同じなら、
ピッチャーはどんな風に投げれば良いのか分かりません。

ストライクを欲しがるピッチャーならボール球にする気持ちはないですし、
何も考えてないピッチャーなら思いっきり腕を振るだけです。

キャッチャーは、ピッチャーにリードの意図を伝えるためにジェスチャーや声も使いましょう!

ピッチャーにリードの意図を伝えるジェスチャー

それではピッチャーにリードの意図を伝えるジェスチャーをお話します。

右手を上から下に振りおろす

1つ目のジェスチャーは「右手を上から下に振りおろす」です。

ピッチャーに「思い切って投げろ!」と伝えられます。

これは定番だね!

勝負球や打たれなくない場面で使いましょう!

ただ、あまりにもやりすぎると効果が薄れてしまうので、
ここぞの場面で右手を振るといいですね。

キャッチャーミットを地面スレスレで構える

2つ目は「キャッチャーミットを地面スレスレで構える」です。

これはピッチャーに低めを意識させることができます。

「今日は基本的にボールが高いな…」

「とにかく低めでゴロを打たせたい」

「このバッターなら低めのボール球でも振ってくる」

こんなケースなら、キャッチャーミットを地面スレスレで構えましょう!

右手を下げるジェスチャーも合わせて使うとより伝わります。

キャッチャーミットを地面につける

3つ目は「キャッチャーミットを地面につける」です。

これはワンバウンドでOKだとピッチャーに伝えられます。

・変化球を振らせたい場合

・バッターの意識を変化球に持っていきたい場合

こんなときに使うといいジェスチャーです。

キャッチャーミットを地面につけるのがイヤなら、
右手で地面を叩くでもいいですね!

とにかくワンバウンドで来い」と伝えられればOKなので!

胸をたたく

4つ目は「胸をたたく」です。

これはバッターの胸元に厳しく投げてほしいとピッチャーに伝えられます。

インコースの時に使うイメージだね!

コースを投げ分けられるピッチャーなら良いんですけど、
アバウトなピッチャーだとインコースが甘めになることが多いです。

バッターが一番強振できるゾーンです。

ボールでも良いからバッターの胸元に厳しいボールが欲しい時に、
このジェスチャーをすると良いですね!

キャッチャーミットでボールの軌道を描く

最後5つ目は「キャッチャーミットでボールの軌道を描く」です。

このジェスチャーを使えば、1球の意味をピッチャーにより伝えられます。

・ストライクゾーンからストライクゾーンへの変化球

・ボールゾーンからストライクゾーンへの変化球

・ストライクゾーンからボールゾーンへの変化球

このような場合なら、
キャッチャーミットでボールの軌道を描いた方がピッチャーもわかりやすいです。

あまりにも大きくやりすぎると
バッターに気づかれるので注意してください。

また稀にキャッチャーを見てくるバッターがいます。

そんなバッターへの対処法は下記記事で解説してます。

ピッチャーにリードの意図を伝える声の種類

ピッチャーにリードの意図を伝える声の種類を紹介します。

「ズバッと行こう」
(※胸元へのボール)

「ローボール意識で!」

「腕を振っていこう!」

「身体で止めるから」
(※ワンバウンドでもOKの場合)

「ゴロ打たせよう!ゲッツー取ろう!」
(※低めのボール)

「バッター優先で!」
(※ストライク先行する)

「振らせよう!」
(※ボール球の変化球)

こんな感じですね!

ただ、人によって言葉の捉え方が違ったりするので、
事前にピッチャーと打ち合わせしておくのをおすすめします。

「この言葉をかけた時は、この意識を持って投げて」
みたいな感じです。

リードは意図の共有が大切!

ピッチャーにリードの意図を伝えられるジェスチャーとかけ声の種類を紹介しました。

キャッチャーの頭の中に理想的なリードがあっても、何も意味はありません。

それをピッチャーが実現してくれて、初めて意味のあるリードになります。

リードの意図を共有するために、ジェスチャーと声も上手く使いましょう!

ピッチャーが投げられないのはしょうがないですが、
リードの意図はキャッチャーが工夫すれば伝えられます。

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