「どうして投手と捕手でバッテリーと呼ぶのか?」
野球経験者でもなかなか知らない豆知識だと思います。
今回は「なぜバッテリーと呼ぶのか?」その語源や由来をわかりやすく解説します。
今さら聞けない知識なので、ひっそりと身につけましょう!
野球のバッテリーとは?
まず「野球のバッテリー」についておさらいします。
野球のバッテリーとは、「ピッチャー」と「キャッチャー」のことを指します。
投手と捕手の2人でバッテリーです。
ピッチャーだけが良かったら「良いピッチャーだなぁ〜」、キャッチャーだけが良かったら「良いキャッチャーだなぁ〜」、両方とも素晴らしかったら「良いバッテリーだなぁ〜」。
こんな風に使い分けます。
なのでバッテリーのニュアンスは「コンビ」に近いです。
なぜ野球は9回までなのかはこちらでお話してます。
野球のバッテリーの由来
それでは今さら聞けない野球の「バッテリー」の由来です。
バッテーリーの由来は、「大砲」や「大砲を打つ人」なんですよね。
どういうことか詳しく解説します。
大砲とは、「ドーン」と打つやつです。漫画・ワンピースにもよく出てきます。
そして大体「大砲」って上から下に放ちますよね。
高い台の上に大砲を設置して、兵隊が打つと思います。
その兵隊の姿が「ピッチャー」と重なったようです。
大砲の玉が「ボール」で、高い台が「マウンド」ってことになります。
なので最初、バッテリーって「ピッチャー」だけだったんです。
今はキャッチャーも含めてバッテリーと呼んでるんですけど、昔はピッチャーだけをバッテリーと呼んでたんです。
それがいつの間には投手と捕手の2人でバッテリーと呼ぶようになったそうです。
なぜキャッチャーの背番号は27なのかはこちらでお話してます。
野球のバッテリーの語源
次に野球のバッテリーの語源です。
バッテリーの由来である「大砲を打つ兵隊」を英語で「Battery」と言います。
これがバッテリーの語源です。
電池のバッテリーも語源かもと言われてますが、しっくりくるのはこちらの語源だと思います。
日本の野球の歴史はこちらでお話してます。
12月12日はバッテリーの日
野球のバッテリーの由来や語源を解説しました。
野球のバッテリーの由来は「大砲を打つ人」です。
最初はピッチャーだけどバッテリーと呼んでましたが、今ではキャッチャーと合わせてバッテリーと言います。
また豆知識の豆知識ですが、12月12日はバッテリーの日です。
ピッチャーの背番号は「1」、キャッチャーの背番号は「2」。
「1」「2」の組み合わせで12月12日がバッテリーの日になったみたいです。
野球の三振『K』の意味と由来はこちらで解説してます。