「キャッチャーのアイシング方法は、どうすればいい?」
「クールダウンにおすすめのストレッチ方法を知りたい!」
こんな風に思ってる方に向けて、
キャッチャーのアイシング方法とクールダウン方法についてお話します。
こんな風に思いがちですが、アイシングの必要性はポジションではなく、
ボールを投げる回数や体への負担で決まります。
キャッチャーが1試合でボールを投げる回数はピッチャーと同じくらいですし、
防具をつけてプレーしてるので身体への負担も大きいです。
なので、キャッチャーもアイシングとクールダウンをするのをおすすめします。
本記事ではキャッチャーのアイシング方法や注意点、
そしてクールダウンのおすすめのストレッチ方法もご紹介します。
練習や試合後には身体のケアをしっかりして、怪我なく元気に野球を続けましょう!
キャッチャーのアイシング方法
まずはキャッチャーのアイシング方法です。
この4つのポイントを意識すれば、疲労軽減&怪我防止に繋がります。
アイシングするタイミング
まずアイシングするタイミングは「なる早」です。
練習や試合が終わったら軽くキャッチボールして、
そのあとにできるだけ早くアイシングしましょう。
アイシングする箇所
キャッチャーのアイシングする箇所は、下記3つの部分がおすすめです。
肩
ヒジ
ヒザ
ピッチャーと同じ数だけボールを投げてるので肩とヒジはマストですし、
キャッチャーは立ったり座ったりを繰り返すのでヒザもアイシングするといいですね。
ヒザを故障すれば練習を満足にできなかったり、試合に出られなかったり、
最悪な場合になると一生付きまとう怪我になります。
キャッチャーは下半身への負担も大きいポジションなので、
練習や試合試合が終わったらヒザもアイシングするのがおすすめです。
アイシング方法
アイシング方法はアイシング専用のサポーターと氷のうを使います。
【肩のアイシング専用サポーター】
【ヒジ&ヒザ用アイシングサポーター】
【氷のう】
アイシング専用のサポーターがあるので活用しましょう。
氷のうを作るときのポイントは、氷と水を少し入れたら空気を抜くことです。
サポーターを上手く巻けないんだよね。
たまにポリエステル袋を氷のうの代わりにしてたり、
ラップやバンテージをサポーター代わりにしてたりしますが、あまりおすすめしません。
薄いポリエステル袋は低温火傷になる可能性がありますし、
ラップやバンテージは少し動いたらズレるので、適切にアイシングできないんです。
アイシングしてないのと同じです。
アイシングするなら正しい方法でしっかりとやりましょう。
アイシングする時間
最後にアイシングする時間です。
アイシングする時間は10分~20分でOKです。
そこまで効果はありません。
10分~20分くらいアイシングしたらサポーターを外して、ストレッチに移ります。
アイシングの注意点
アイシングには1つ注意点があります。
それは「アイシングしたら激しい運動をしない」です。
ストレッチくらいの軽い運動は身体のケアになるのでOKですが、
ボールを投げたり、全力で走ったりしないようにしましょう。
また「アイシングをしないほうがいい説」はありますが、
今でもプロ野球のピッチャーたちはアイシングをしてます。
また元メジャーリーガーの青木宣親選手は、
試合後に氷風呂に入って身体全体をアイシングしてるのも有名な話です。
いろんな理論や説はありますが、
プロ野球選手たちがアイシングしてるくらいなのでアイシングはしたほうがいいですね。
クールダウンにおすすめのストレッチ
アイシングが終わったらストレッチをします。
クールダウンにおすすめのストレッチ方法と順番はこちらです。
①軽いジョギング
②太もものストレッチ
③股関節のストレッチ
④腰のストレッチ
⑤肩と肩甲骨のストレッチ
⑥ヒジのストレッチ
この流れのストレッチがおすすめです。
クールダウン時のストレッチのポイントは「軽く」です。
クールダウンのストレッチは身体の疲労を軽くするのが目的なので、
気持ちいいと感じるレベルをおすすめします。
また、入浴中のマッサージも効果的です。
「太もも」「お尻」「肩」「ヒジ」などを自分の手で軽くマッサージするといいですね。
マッサージしてもらうとバッチリです。
キャッチャーの股関節のストレッチ方法はこちらで解説してます。
身体のケアは怠らない
キャッチャーのアイシング方法とクールダウンにおすすめのストレッチ方法を解説しました。
キャッチャーはピッチャーと同じ数、
もしくはそれ以上の球数を1試合で投げてるので疲労は溜まってます。
翌日への疲労を少なくするためにも、大きな怪我をしないようにするためにも、
キャッチャーも試合や練習後にはアイシングをしたいですね。
アイシングするタイミング:試合や練習後のなる早
アイシングする場所:肩、ヒジ、ヒザ
アイシング方法:専用サポーター&氷のう
アイシングする時間:10分〜20分
このように正しい方法でアイシングをして、
クールダウンとストレッチをして怪我防止をしましょう。
【肩のアイシング専用サポーター】
【ヒジ&ヒザ用アイシングサポーター】
【氷のう】
怪我をしないようにするための身体のケアも選手の大切なプレーです。