高めのつり球を上手く使ってるキャッチャー

「高めのつり球って、どう使うの?」

「そもそも高めのつり球は、何の意味がある?」

「高めのつり球を要求して、空振り三振を奪うリードをしたい!」

こんな風に思ってる方に向けて、高めのつり球の効果的な使い方を解説します。

高めのつり球は上手くいけば空振り三振を奪えますが、
少しでも甘くなれば長打を打たれるリスクの高いボールです。

なので、高めのつり球を使うときには99%打たれない自信が必要になります。

本記事では高めのつり球の意味や効果的な使い方、
高めのつり球を使うときの注意点を解説していきます。

上手く高めのつり球を使ってバッテリー有利に勝負を進め、チームを勝利に導きましょう!

高めのつり球とは?

高めのつり球とは、バッターの胸元へのストレートのことです。

ストライクではなく、
高めに外れるストレートってことですね。

 

バッターの胸元くらいの高さにストレートを投げることで空振りを誘ったり、
打球を詰まらせたり、ファールを打たせたりします。

高めのつり球はストレートが速くて球威のあるピッチャーしか使えないと思われがちですが、
めちゃくちゃ速いストレートじゃなくても高めのつり球を使えます。

ポイントはバッターの体感スピードだよ!

 

バッターのタイミングが合ってなかったりストレートに振り負けてたりしたら、
球速や球威に関係なく、バッターへの高めのつり球は効果的です。

逆に、どれだけ球速があっても、バッターの目が慣れてるのであれば効果はありません。

「球速ではなく、バッターの体感スピード!」

高めのストレートを要求するときには、バッターの体感スピードには敏感になりましょう!

高めのつり球を要求する目的

高めのつり球を要求する目的は4つあります。

・空振りを狙う

・内野フライを狙う

・バッターの狙い球を探る

・バッターの目線を変える

空振りを狙うだけではなく、他にもいろんな意味合いがあるので、
高めのつり球を効果的に使いたいですね。

空振りを狙う

1つ目の高めのつり球を要求する目的は、空振りを狙うというものです。

これは一般的な高めのつり球の使い方ですね。

・早めのカウントで追い込まれて余裕がないバッター

・過剰にストレートを意識してるバッター

・投手有利なカウントで遊び球が使える状況

このようなバッターや状況のときに胸元へのストレートを要求して、空振りを誘います。

決まったら一番気持ちいいパターンです。

内野フライを狙う

つぎの高めのつり球を要求する目的は、内野フライを狙うというもの。

『高めのつり球で空振りを奪えたら最高の結果だけど、
バットに当てられたとしても内野フライには抑えたい。』

こんな状況のときに高めのつり球を要求しますが、
これを成立させるにはいくつか条件があります。

0アウトや1アウトでランナーが3塁、
打席にはストレートに振り負けてるバッターが入っている。

このように犠牲フライが考えられるケースでストレートにタイミングが合ってないバッターなら、
高めのストレートで内野フライに抑えられる可能性は高いです。

犠牲フライでも1点のケースならバッターは高めのボールを待ってることが多いですが、
しっかりと腕を振った高めのストレートは簡単に外野までは飛ばせません。

すっぽ抜けの高めのボールは、よく飛ぶけどね。

 

また、犠牲フライを狙ってるので若干アッパースイング気味になり、
高めのボールを狙ってたとしても結構な確率で力んだりするんですよね。

それを狙って高めのつり球を要求して内野フライに打ち取るリードになります。

バッターの狙い球を探る

3つ目の高めのつり球を要求する目的は、バッターの狙い球を探るというものです。

これはバッターを追い込んだときに、
高めのつり球を要求して、バッターが何を狙ってるのかを探ります。

高めのストレートに反応したらストレートを待ってる可能性が高いですし、
逆にピクリとも反応しないのであれば変化球を待ってる可能性があります。

ただ、変化球待ちのストレート対応をしてるバッターもいるので、注意が必要です。

変化球待ちのストレート対応をしてるバッターの場合、
ストレートに若干振り遅れながら反対方向にファールを打ってくる場合が多いです。

バッターのタイミングを観察して、
何を狙ってるのか判断しましょう!

 

バッターのファールの方向で狙い球を見極める方法はこちらで解説してます。

バッターの目線を変える

最後4つ目の高めのつり球を要求する目的は、バッターの目線を変えることです。

これは打ち取るためではなく、
次の球を効果的に使うために高めのつり球を使います。

たとえば低めのボール球を見極めてるバッターに対して、
高めのつり球を1球挟めば、視点が低めから高めに少し変わります。

そうすれば低めのボール球にも手を出してくれたりするんですよね。

高めのボールを投げておいて、
次に低めの変化球を要求するのは配球の鉄板です。

 

左右のボールの出し入れだけではなく、
上下も使うことでピッチャーの投球の幅を広げられます。

高めのつり球の効果的な使い方

それでは高めのつり球の効果的な使い方を解説します。

高めの胸元へのストレートって、基本的にボール球です。

バッターが見逃せばカウント的に不利な状況になるので、
手を出してくれたらラッキーな場面で高めのつり球を使いましょう!

・空振り三振してくれたらラッキー

・どん詰まりのフライを打ってくれたらラッキー

・見逃しても反応してくれたらラッキー

こんな風に高めのつり球を使えれば、手痛い一発をあびることもありません。

高めのつり球を使うときには、
打ったとしても見逃したとしてもバッテリーに有利になるような場面で使うのが効果的です。

これはバッターの狙い球を探りたいときも同じですが、
その場合には決してストライクにならないように気をつけましょう!

ストレートを狙っていたら、手痛い一発を浴びてしまいます。

高めのつり球を使うときの注意点

最後に高めのつり球を使うときの注意点です。

少しでも打たれそうなら要求しないようにしましょう!

高めのつり球って、ギャンブル的な配球です。

 

少しでも甘くなったら打たれますし、高めのボールなので長打になる可能性も高いです。

空振りを取れたら気持ちがいいけど、
ちょっとでもミスれば最悪なリードになるんだよね!

 

高めのつり球でバッターが思うように空振りすると高揚感がありますが、
それに溺れずに、高めのつり球を要求するときには常に冷静な状態を保ちましょう!

高めのつり球にハマりすぎないように!

高めつり球の意味や効果的な使い方を解説しました。

・空振りを狙う

・内野フライを狙う

・バッターの狙い球を探る

・バッターの目線を変える

このような結果が欲しいときに、高めのつり球を要求するといいですね。

高めのつり球でバッターが思うような反応をしてくれたら気持ちがいいですし、
これ以上にないキャッチャー冥利に尽きるリードでもあります。

でも当たり前ですが、1試合で何回も使うと効果がなくなりますし、狙われる可能性も高くなります。

高めのつり球のリードにハマりすぎないように気をつけましょう!

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