「あのキャッチャーはインサイドワークが良い!」
「こっちのキャッチャーはインサイドワークが悪い…」
野球の試合を見てたり野球に詳しい人の話を聞いたりすると、
たまにインサイドワークなる言葉を聞きます。
一体、インサイドワークとは何なのか?
今回はそんな話とインサイドワークを良くする方法も解説します。
コンテンツ
キャッチャーのインサイドワークとは?
インサイドワークとは、頭脳プレーのことです。
これがインサイドワークです。
では、キャッチャーのインサイドワークはというと、
配球&リード
球種サインを出すリズム
タイミング(間)を取るタイミング
相手チームの作戦を読む
試合の流れを掴む
この5つがキャッチャーのインサイドワークです。
配球&リードだけがインサイドワークではありません!
だね。
キャッチャーのインサイドワークを良くする方法
どうすればキャッチャーのインサイドワークを良くできるのか?
ポイントはこの3つです。
野球を勉強する
キャッチャーのインサイドワークを良くする1つ目の方法は「野球を勉強する」です。
配球&リードを勉強するならバッターの「トップの位置」や「スタンス」、
「バッターボックスの立ち位置」でどのような特徴があるのかを分析するといいです。
打席の後ろ側に立ってるなら長距離打者が多いよね
また試合の流れを勉強するなら、
1点目が入るタイミング
試合が動くタイミング
ビックイニングになるときの流れ
いろんな試合を見て「どんなプレー」「どんな状況」が試合を動かすのか?
そこに注目してみましょう!
「エラーや四球が出ると、点を奪われやすい」
「チャンスで得点できないと、相手に流れがいきやすい」
などなどです。
1球1球に集中するだけではなくて、
1イニングや全体で試合を見てみると流れの向きがわかります。
経験を積む
2つ目の方法は「経験を積む」です。
野球を勉強すれば知識は身につきますが、
頭で理解してると実際にできるとでは大きな差があります。
どうしても最初はこうなっちゃうんだよね。
その差を埋めるには、やっぱり経験しかないんです!
1試合でも多く練習試合をしたり、公式戦に出場したりするといいですね。
そうすれば野球の知識が自分のスキルとなり、
インサイドワークもどんどん良くなっていきます!
インサイドワークに定評がある人を観察する
最後3つ目の方法は「インサイドワークに定評がある人を観察する」です。
どんな風にプレーしてるのかを観察して、マネしましょう!
タイム(間)を取るタイミング
状況別のサインを出すリズム
ピッチャーに声をかけるタイミング
プロ野球の試合や甲子園に出場しているキャッチャーたちを観察してみて、
マネできる部分はすべて取り入れていくといいですね!
キャッチャーのインサイドワークを良くする考え方
つづいて、キャッチャーのインサイドワークを良くする考え方をお話します。
この2つの考え方を大切にするのがおすすめです。
客観的に見る
1つ目の考え方は「客観的に見る」です。
プレーに余裕がなかったりピンチに追い込まれたりすると、
目の前のことで頭が一杯になってしまいます。
そうなるとインサイドワークどころではなくなるんです。
試合中は常に主観と客観を持ち合わせて冷静に考えましょう!
ポイントは最高の結果と最悪の結果を考えること。
「この状況で三振を奪えればベスト!」
「逆にビックイニングを作られれば最悪…」
「じゃあ、どうしようかな?」
こんな風に考えると冷静になれます。
相手チームの気持ちを考える
2つ目の考え方は「相手チームの気持ちを考える」です。
相手チームの監督は、どのような試合展開を望んでるか?
相手バッターは、どんなバッティングをしたがってるか?
こんな風に相手チームの「こうしたい!」も考えてましょう!
ポイントは「自分だったら」と考えること。
たとえば、0アウトでランナー3塁。
クリーンアップなら期待できそうだからヒッティングをさせるかな?
この展開で下位打線ならスクイズさせるかな?など。
状況によって変わりますが、
「自分だったら」「チームの監督」だったらと考えてみるといいですね。
インサイドワークは頭のトレーニングでどんどん良くなっていきます!
インサイドワークは鍛え方次第!
キャッチャーの「インサイドワーク」について解説しました。
インサイドワークは頭を使ったプレーなので鍛え方次第で、良くできます。
「知識を身につけて、実践を繰り返す」
この順番でインサイドワークは磨かれていきます。
1日でどうなるものではありませんが、
積み重ねれば大きなスキルになってるので、コツコツとやりましょう!