2021年8月9日(月)。

第103回全国高等学校野球選手権大会こと夏の甲子園が開幕します。

2021年の夏の高校野球はどんな白熱したドラマが生まれるのか、
モンスター高校生は現れるのか、楽しみでしかたないですよね!

本記事では2021年の夏の甲子園に出場する高校一覧(49校)や地方大会の決勝戦の展開、
そして各校のエースや注目選手を簡単に紹介していきます。

各高校の特徴を知って、2021年の夏の高校野球をより楽しみましょう!

コンテンツ

【夏の甲子園(高校野球)2021年】出場高校一覧(49校)と各校の紹介!

それでは早速、2021年夏の甲子園に出場する高校一覧と各校の紹介です。

地方大会の決勝

エースピッチャー

プロ注目選手(※該当選手のみ)

この3つの項目で夏の高校野球に出場する49校を紹介します。

2021年・夏の甲子園のプロ注目選手はこちらで紹介してます。

北北海道:帯広農業高校

北北海道の代表は帯広農業高校です。

39年ぶり2回目の夏の甲子園の出場になります。

北北海道大会の決勝・帯広大谷戦では19-2と投打ともに圧倒し、甲子園の切符を掴んでます。

帯広農業高校のエースは2年生の佐藤大海選手。

球速は120キロ前後ですが制球力が良く、
カーブ、スライダー、フォークを使って打たせて取るピッチングが持ち味。

また1番バッターの3年生・西川健生選手は、
高校1年生の7月まではバレーボール部という異色の経歴を持ってます。

南北海道:北海高校

南北海道の代表は北海高校です。

4年ぶり39回目の夏の甲子園の出場となります。

39回は全国最多です。

南北海道大会の決勝・札幌日大戦では8-6と接戦を制し、甲子園の切符を掴んでます。

北海高校のエースは3年生の木村大成選手。

180センチから繰り出される角度のあるストレートは最速150キロ、
そしてカーブ、チェンジアップ、切れ味抜群のスライダーを投げます。

プロ注目のサウスポーです。

青森:弘前学院聖愛高校

青森の代表は弘前学院聖愛高校です。

8年ぶり2回目の夏の甲子園の出場となります。

青森大会の決勝・青森山田戦では6-5と伝統校に競り勝ち、甲子園を決めました。

弘前学院聖愛高校のエースは2年生の葛西倖生選手。

最速140キロのストレートとスローカーブ、時折投げる山なりボールなど、
制球力に自信があるからこその投球が持ち味です。

県外からの選手はいなく、ベンチ入りメンバーは津軽地方の中学校出身なので、
津軽パワーを甲子園でも発揮してほしいですね。

岩手:盛岡大学附属高校

岩手の体表は盛岡大学附属高校です。

4年ぶり11回目の夏の甲子園の出場となります。

岩手大会の決勝・花巻東戦では9-4と点差をつけ、甲子園の切符を掴みました。

盛岡大学附属高校のエースは3年生の渡辺翔真選手。

最速139キロのストレートとカーブ、スライダーを巧みに扱い、
クレバーなピッチングが持ち味になります。

また、3番・ファーストの金子京介選手は岩手大会で5試合連続のホームラン、
高校通算では56本塁打を打ってるので、甲子園での活躍に注目です。

秋田:ノースアジア大学明桜高校

秋田の代表はノースアジア大学明桜高校です。

4年ぶり10回目の夏の甲子園の出場になります。

秋田大会の決勝・秋田南戦では6-0と磐石な試合展開で甲子園出場を決めました。

ノースアジア大学明桜高校のエースは3年生の風間球打選手。

183センチの長身から繰り出される最速157キロのストレート、
そしてカーブ、スライダー、フォーク、チェンジアップと変化球も多彩です。

2021年の夏の甲子園で最速のピッチャーで、今大会のモンスター候補の1人です。

山形:日大山形高校

山形の代表は日本大学山形高校です。

4年ぶり18回目の夏の甲子園出場になります。

山形大会の決勝・東海大山形戦では9-7とシーソーゲームを制し、甲子園の切符を掴みました。

日大山形高校のエースは3年生の斎藤堅史選手。

最速137キロのストレートと縦に鋭く落ちる変化球を巧みに駆使し、
打たせてとるピッチングが魅力です。

宮城:東北学院高校※春・夏含めて初出場

宮城の代表は東北学院高校です。

甲子園は春・夏含めて、初めての出場になります。

宮城大会の決勝・仙台三戦では12-5と圧倒し、甲子園を決めました。

東北学院高校のエースは3年生の伊東大夢選手。

187センチの高身長から投げ込まれる最速147キロのストレート、
そしてフォークを軸にしたピッチャーです。

また、4番バッターとして宮城大会の決勝では勝ち越し打を打ってます。

福島:日大東北高校

福島の代表は日本大学東北高校です。

18年ぶり8回目の夏の甲子園出場になります。

福島大会の決勝・光南戦では5-4とサヨナラ勝ちで甲子園の切符を掴みました。

日大東北高校のエースは3年生の吉田達也選手。

最速136キロのストレートと110キロ台のチェンジアップで投球を組み立て、
我慢強く投げられるのが魅力です。

また、4番バッターとしても活躍してます。

茨城:鹿島学園高校※春・夏含めて初出場

茨城の代表は鹿島学園高校です。

甲子園は春・夏含めて、初めての出場になります。

茨城大会の決勝・常総学院戦では3-2と伝統校に競り勝ち、甲子園を決めました。

鹿島学園高校のエースは3年生の藪野哲也選手。

最速138キロのストレートとスライダー、カットボール、チェンジアップで投球を組み立て、
要所を締めるピッチングが特徴です。

また、鹿島学園高校の鈴木監督は元日本大学の監督で、
村田修一選手や長野久義選手なども指導した経験があります。

栃木:作新学院高校

栃木の代表は作新学院高校です。

10大会連続で16回目の夏の甲子園の出場になります。

栃木大会の決勝・佐野日大戦では3-2と接戦を制し、甲子園の切符を決めました。

作新学院高校のエースは3年生の井上力斗選手。

120キロ後半のストレートと120キロ台の切れ味あるスライダー、
そしてカーブ、チェンジアップなどを投げる技巧派のサウスポーです。

どの球種も制球が良く、ボールを低めに集め、バッターを打たせてとります。

群馬:前橋育英高校

群馬の代表は前橋育英高校です。

5大会連続で6回目の夏の甲子園の出場になります。

群馬大会の決勝・高崎健康福祉大高崎戦では6-1と磐石な試合運びで甲子園を決めました。

前橋育英高校のエースは3年生の外丸東真選手。

最速144キロのストレートとスライダー、カーブで投球を組み立てる本格派で、
制球力も高く、冷静なピッチングが魅力です。

また、センターを守る皆川岳飛選手は高校通算25本塁打を打っている、
プロ注目の左バッターです。

埼玉:浦和学院高校

埼玉の代表は浦和学院高校です。

3年ぶり14回目の夏の甲子園の出場になります。

埼玉大会の決勝・昌平戦では10-4と打線が爆発し、甲子園の切符を掴みました。

浦和学院高校のエースは2年生の宮城誇南選手。

最速140キロのストレートとスライダー、チェンジアップで投球を組み立て、
抜群の制球力を武器に、三振も打たせてとることもできるピッチャーです。

ちなみに、宮城誇南選手の誇南(こなん)は「名探偵コナン」が由来だそうです。

千葉:専大松戸高校

千葉の代表は専修大学松戸高校です。

6年ぶり2回目の夏の甲子園の出場になります。

千葉大会の決勝・木更津総合戦では13回の延長タイブレークの激闘の末、
サヨナラ満塁ホームランを放ち、10-6と勝利して甲子園を決めました。

専大松戸高校のエースは3年生の深沢鳳介選手。

最速145キロのストレートとカーブ、スライダー、シュート、フォーク、チェンジアップなど
多彩な変化球を投げるサイドスローのピッチャーです。

奪三振率の高い、プロ注目のピッチャーです。

東東京:二松学舎大付高校

東東京の代表は二松学舎大附属高校です。

3年ぶり4回目の夏の甲子園の出場になります。

東東京大会の決勝・関東第一戦では5-1と磐石な試合を展開して、甲子園を決めました。

二松学舎大付高校のエースは3年生の秋山正雲選手。

最速146キロのストレートとカーブ、スライダー、チェンジアップを操り、
171センチと小柄ながらも三振の山を築くサウスポーです。

決勝・関東第一戦では9回を被安打3、1失点に抑えたプロ注目のピッチャーです。

西東京:東海大菅生高校

西東京の代表は東海大菅生高校です。

4年ぶり4回目の夏の甲子園の出場になります。

西東京大会の決勝・国学院久我山戦では8-3と危なげなく試合を制し、甲子園の切符を掴みました。

東海大菅生高校のエースは3年生の本田峻也選手。

やや変則的なフォームから最速143キロのストレートとカーブ、スライダー、
スプリットを投げ分け、凡打の山を気づいていきます。

決勝・国学院久我山戦では堀町沖永選手と千田光一郎選手がホームランを打ってるので、
打撃陣も強力です。

神奈川:横浜高校

神奈川の代表は横浜高校です。

3年ぶり19回目の夏の甲子園の出場になります。

神奈川大会の決勝・横浜創学館戦では17-3と圧勝し、甲子園の切符を掴みました。

横浜高校のエースは3年生の山田烈士選手。

最速142キロのストレートと切れ味鋭いスライダー、カーブ、チェンジアップなど、
本格派のピッチャーです。

また、183センチから最速148キロを投げ込む、
プロ注目のサウスポー・
金井慎之介選手もいます。

神奈川大会では怪我でバッティングに専念してましたが、
甲子園では投げる機会が多いかもしれません。

山梨:日本航空高校

山梨の代表は日本航空高校です。

13年ぶり6回目の夏の甲子園の出場になります。

山梨大会の決勝・富士学苑戦では2-1と接戦を制し、甲子園を決めました。

日本航空高校はWエースで3年生の小澤耕介選手とヴァデルナ・フェルガス選手。

小澤耕介選手は最速140キロのストレート、
ヴァデルナ・フェルガス選手は最速136キロのストレートを投げ込みます。

決勝の富士学苑戦ではヴァデルナ・フェルガス選手が先発し、
188センチから独特なフォームでカーブ、スライダー、チェンジアップを投げ、7回1失点。

Wエースの小澤耕介選手とヴァデルナ・フェルガス選手がチームを引っ張ります。

静岡:静岡高校

静岡の代表は静岡高校です。

2大会連続で26回目の夏の甲子園の出場になります。

静岡大会の決勝・東海大静岡翔洋戦では4-0と磐石な試合展開で甲子園の切符を掴みました。

静岡高校のエースは3年生の高須大雅選手。

身長192センチから投げ下ろすストレートは最速145キロ、
そしてキレのいいスライダー、フォークと器用に投げ分ます。

静岡大会では37回無失点という記録も打ち立てました。

愛知:愛工大名電

愛知の代表は愛工大名電高校です。

3年ぶり13回目の夏の甲子園の出場になります。

愛知大会の決勝・享栄戦では8-5と乱打戦を制し、甲子園を決めました。

愛工大名電高校のエースは3年生の田村俊介選手。

最速145キロのストレートとカーブ、スライダー、シュード、フォーク、
チェンジアップを投げるサウスポーで、高校通算31本塁打のプロ注目の選手です。

また、寺嶋大希選手も最速148キロのストレートを投げ、
カーブ、スライダー、カットボール、スプリット、チェンジアップを投げるプロ注目の選手。

岐阜:県岐阜商

岐阜の代表は県立岐阜商業高校です。

9年ぶり29回目の夏の甲子園の出場になります。

岐阜大会の決勝・市岐阜商戦では4-3とシーソーゲームを制し、甲子園を決めました。

県立岐阜商業高校のエースは3年生の野崎慎裕選手。

ストレートは最速144キロで、変化球はカーブ、スライダー、カットボール、
チェンジアップなど多彩な変化球で投球を組み立てます。

また、バッテリーを組むキャッチャーの高木翔斗選手は、
高校通算20本塁打を記録してるプロ注目のプレイヤーです。

三重:三重高校

三重の代表は三重高校です。

7年ぶり13回目の夏の甲子園の出場になります。

三重大会の決勝・津田学園戦では6-5と接戦を制し、甲子園の切符を掴みました。

三重高校のエースは2年生の上山颯太手で、
注目は高校通算24本塁打を打っているショートの品川侑生選手。

打ってよし、守ってよしのプロ注目のショートです。

新潟:日本文理高校

新潟の代表は日本文理高校です。

2大会連続で11回目の夏の甲子園の出場になります。

新潟大会の決勝・新潟産業大附属戦では7-3と磐石な試合を展開し、甲子園を決めました。

日本文理のエースは2年生の田中晴也選手。

最速144キロのストレート、変化球はカーブ、スライダー、チェンジアップがあり、
バッターとしても3番を任されています。

まだ高校2年生ですが、プロ注目の選手です。

長野:松商学園高校

長野の代表は松商学園高校です。

4年ぶり37回目の夏の甲子園の出場になります。

長野大会の決勝・長野日大戦では7-2と差をつけ、甲子園の切符を掴みました。

松商学園のピッチャー陣は二枚看板です。

松商学園のエースは3年生の渡辺創治郎選手は、
最速141キロのストレートを投げ込むサイドスローのピッチャー。

2年生のサウスポー・栗原英豊選手は、
最速138キロのストレートと切れ味鋭いスライダーを投げるピッチャーです。

富山:高岡商高校

富山の代表は高岡商高校です。

4大会連続で21回目の夏の甲子園の出場になります。

富山大会の決勝・高岡第一戦では11-4と圧勝し、甲子園を決めました。

高岡商のエースは3年生の川渕恒輝選手。
最速138キロのストレートにスライダー、カットボールを投げ込みます。

また、ショートを守る石黒和弥選手は高校通算25本のホームランを放ち、
投打でチームを引っ張ります。

石川:小松大谷高校

石川の代表は小松大谷高校です。

36年ぶり2回目の夏の甲子園の出場になります。

石川大会の決勝・金沢戦では11-3と圧勝し、甲子園の切符を掴みました。

小松大谷のエース・3年生の北方慈也選手は最速137キロのストレート、
スライダー、チェンジアップ、スローカーブを投げ込みます。

変幻自在の投球で打たせてとるタイプのピッチャーです。

福井:敦賀気比高校

福井の代表は敦賀気比高校です。

3大会連続で10回目の夏の甲子園の出場になります。

福井大会の決勝・金津戦では7-0と投打で貫禄を見せつけ、甲子園を決めました。

敦賀気比のエース・3年生の竹松明良選手は最速140キロのストレート、
カーブ、スライダー、ツーシームで投球を組み立てます。

また、控えピッチャー・2年生の上加世田頼希選手は軟式のU15の代表でした。

滋賀:近江高校

滋賀の代表は近江高校です。

3大会連続で15回目の夏の甲子園の出場になります。

滋賀大会の決勝・立命館守山戦では6-0と磐石な試合展開で甲子園の切符を掴みました。

近江のエース・3年生の岩佐直哉選手は最速148キロのストレートを投げる本格派。

そして2番手の2年生・山田陽翔選手は最速146キロのストレートを投げ、
チームの4番も任されています。

山田陽翔選手の滋賀大会の防御率は驚異の0.00です。

京都:京都国際高校※夏初出場

京都の代表は京都国際高校です。

初めての夏の甲子園出場になります。

京都大会の決勝・京都外大西戦では6-4と接戦を制し、甲子園を決めました。

京都国際はWエース。

右のエース・2年生の平野順大選手は最速141キロのストレートとスライダーを軸にした投球を展開。

左のエース・2年生の森下瑠大選手は最速143キロのストレート、
カーブ、スライダー、カットボール、フォーク、チェンジアップなど多彩なボールを投げます。

 

京都国際高校についてはこちらでも紹介してます。

大阪:大阪桐蔭高校

大阪の代表は大阪桐蔭高校です。

3年ぶりで11回目の夏の甲子園の出場になります。

大阪大会の決勝・興国戦では4-3とサヨナラ勝ちをし、甲子園を決めました。

大阪桐蔭のエースは松浦慶斗選手。

身長185センチから最速150キロのストレートとカーブ、
スライダー、フォーク、スプリットを投げるサウスポーです。

また二番手の竹中勇登選手は最速145キロのストレートと
スライダーを軸に投球を組み立てるコントロール抜群のピッチャー。

そして大阪大会での登板はなかった関戸康介選手は、
最速154キロのストレートとカーブ、スライダー、カットボール、チェンジアップを投げます。

バッター陣は高校通算24本塁打のキャプテン・池田陵真選手を筆頭に、
花田旭選手、宮下隼輔選手とプロ注目の選手が勢揃い。

全国制覇したスター軍団と引けを取りません。

兵庫:神戸国際大付高校

兵庫の代表は神戸国際大付高校です。

4年ぶりで3回目の夏の甲子園の出場になります。

兵庫大会の決勝・関西学院戦では7-3と磐石な試合展開で甲子園の切符を掴みました。

神戸国際大付のエース・3年生の加門虎太朗選手は最速134キロのサウスポー。

怪我で登板を控えていた阪上翔也選手は最速147キロのストレート、
カーブ、スライダー、カットボール、ツーシーム、スプリットを投げます。

阪上翔也選手は打っても高校通算30本塁打なので、投打でプロ注目の選手です。

奈良:智弁学園高校

奈良の代表は智弁学園高校です。

2大会連続で20回目の夏の甲子園の出場になります。

奈良大会の決勝・高田商戦では6-4と磐石な試合展開で甲子園の切符を掴みました。

智弁学園はwエース。

左のエース・3年生の西村王雅選手は最速138キロのストレート、
カーブ、スライダー、チェンジアップを投げわけ、打たせてとるタイプ。

右のエース・3年生の小畠一心選手は最速145キロのストレート、
カーブ、スライダー、フォーク、チェンジアップ、ツーシームを投げる本格派。

バッターではライトを守る前川右京選手が高校通算35本塁打を打っており、
プロ注目の左バッターです。

和歌山:智弁和歌山高校

和歌山の代表は智弁和歌山高校です。

4大会連続で25回目の夏の甲子園の出場になります。

和歌山大会の決勝・市和歌山戦では4-1と試合を制し、甲子園を決めました。

智弁和歌山のエースは3年生の中西聖輝選手。

最速147キロのストレート、カーブ、スライダー、チェンジアップを投げ、
奪三振率の高い本格派のプロ注目のピッチャーです。

また、4番の徳丸天晴選手は高校通算42本塁打のプロ注目のバッターになります。

岡山:倉敷商高校

岡山の代表は倉敷商業高校です。

9年ぶり11回目の夏の甲子園の出場になります。

岡山大会の決勝・おかやま山陽戦は7-6とサヨナラで試合を決め、甲子園の切符を掴みました。

倉敷商のエースは3年生の永野司選手。

最速140キロのストレート、カーブ、スライダー、スクリューを投げわけ、
キレのあるボールでバッターを打ちとっていきます。

広島:広島新庄高校

広島の代表は広島新庄高校です。

5年ぶり3回目の夏の甲子園の出場になります。

広島大会の決勝・祇園北戦は12-0と圧倒的な力を見せつけ、甲子園の切符を掴みました。

広島新庄のエースは3年生の花田侑樹選手。

最速145キロのストレートとカーブ、スライダー、カットボール、フォーク、
チェンジアップを投げる奪三振率の高いピッチャーです。

また、控えのピッチャー西井拓大選手は決勝・祇園北戦に先発して7回無失点、
秋山恭平選手は最速138キロのストレートと切れ味鋭い変化球を投げます。

鳥取:米子東高校

鳥取の代表は米子東高校です。

2大会連続で15回目の夏の甲子園の出場になります。

鳥取大会の決勝・鳥取商戦は9-8と逆転サヨナラで試合を決め、甲子園を決めました。

米子東のエースは3年生の舩木佑選手は最速135キロのストレートを投げ、
打者としても勝負強いバッティングをします。

島根:石見智翠館高校

島根の代表は石見智翠館高校です。

2大会連続で11回目の夏の甲子園の出場になります。

島根大会の決勝・大社戦は8-0と投打で圧倒し、甲子園の切符を掴みました。

石見智翠館のエースは3年生の山崎琢磨選手。

最速143キロのストレート、カーブ、スライダー、スプリットを投げ、
島根大会の決勝ではノーヒットノーランを達成し、15奪三振を記録。

島根大会では23回無失点の記録も残しています。

山口:高川学園高校

山口の代表は高川学園高校です。

5年ぶり2回目の夏の甲子園の出場になります。

山口大会の決勝・宇部鴻城戦は8-1と磐石の試合展開で甲子園を決めました。

高川学園のエースは3年生の河野颯選手。

最速140キロのストレート、70キロ台のスローカーブを投げ、
変幻自在のピッチングが持ち味です。

香川:高松商高校

香川の代表は高松商です。

2大会連続で21回目の夏の甲子園の出場になります。

香川大会の決勝・英明戦は6-5と接戦を制し、甲子園の切符を掴みました。

高松商のエース・3年生の坂中大貴選手は最速135キロのストレートを投げ込みます。

また、2年生の浅野翔吾選手は高校通算35本塁打を打っており、
すでにプロ注目のバッターになっています。

徳島:阿南光高校

徳島の代表は阿南光高校です。

25年ぶり2回目の夏の甲子園の出場になります。

徳島大会の決勝・生光学園戦はサヨナラで3-2と勝利し、甲子園を決めました。

阿南光のエースは2年生の森山暁生選手。

最速144キロのストレート、スライダー、ツーシーム、
カットボールを投げる本格派のサウスポー投手です。

愛媛:新田高校※夏初出場

愛媛の代表は新田高校です。

夏の甲子園は初めての出場となります。

愛媛大会の決勝・聖カタリナ学園戦は12-2と圧倒し、甲子園の切符を掴みました。

新田のエースは3年生の古和田大耀選手。

キャッチャーを兼務しながら最速139キロのストレートを投げ込み、
キャプテンでもあり4番バッターでもあります。

高校通算23本塁打を放ち、プロ注目のバッターです。

高知:明徳義塾高校

高知の代表は明徳義塾高校です。

2大会連続で21回目の夏の甲子園の出場になります。

高知大会の決勝・高知戦は5-3と接戦を制し、甲子園を決めました。

明徳義塾のエースは3年生の代木大和選手。

185センチの高身長から最速143キロのストレート、カーブ、スライダー、カットボールを投げ、
打たせてとるタイプのピッチャーです。

福岡:西日本短大付高校

福岡の代表は西日本短大付高校です。

11年ぶり6回目の夏の甲子園の出場になります。

福岡大会の決勝・真颯館戦は5-0と磐石な試合を展開し、甲子園の切符を掴みました。

西日本短大付のエースは3年生の大嶋柊選手。

最速144キロのストレート、スライダー、カットボール、チェンジアップ、
ツーシームを投げ、決勝戦では3安打完封と見事なピッチングを披露してます。

また、バッテリーを組む三宅海斗選手は高校通算22本塁打。

大嶋柊選手、三宅海斗選手ともにプロ注目の選手です。

佐賀:東明館高校※春・夏含めて初出場

佐賀の代表は東明館高校です。

甲子園は春・夏をふくめて初めての出場となります。

佐賀大会の決勝・佐賀北戦は2-0と接戦を制し、甲子園を決めました。

東明館のエースは2年生の今村珀孔選手。

最速は130キロ台ながらもカットボールを交え、
決勝では被安打7の完封という要所を締める見事なピッチングをしてます。

また、3年生でピッチャーとキャッチャーを務める加藤晴空選手は、
最速141キロのストレートと二塁送球タイム1秒85をマークし、プロ注目の選手です。

長崎:長崎商高校

長崎の代表は長崎商高校です。

5年ぶり8回目の夏の甲子園の出場になります。

長崎大会の決勝・大崎戦は延長10回に勝ち越し、5-4と勝利を納め、甲子園の切符を掴みました。

長崎商のWエース。

城戸悠希選手は最速140キロを超えるストレートを投げ込み、
田村琉登選手はサイドスローからキレのあるストレートを投げます。

長崎大会では交代で先発登板し、5試合で計11失点と好投しました。

熊本:熊本工高校

熊本の代表は熊本工業高校です。

2大会連続で22回目の夏の甲子園の出場になります。

熊本大会の決勝・熊本北戦は15-2と圧倒し、甲子園を決めました。

熊本工のエースは3年生の林彪太郎選手。

最速143キロのストレートと落差のあるブレーキのかかった縦スライダーで組み立て、
奪三振率の高いピッチングが魅力です。

大分:明豊高校

大分の代表は明豊高校です。

4年ぶり7回目の夏の甲子園の出場になります。

大分大会の決勝・大分舞鶴戦は6-0と磐石な試合を展開し、甲子園の切符を掴みました。

明豊のエースは3年生の京本眞選手。

189センチの高身長から最速146キロのストレート、カーブ、スライダー、
チェンジアップを投げ分け、奪三振率が高い本格派のピッチャーです。

決勝・大分舞鶴戦では3安打完封と見事なピッチングをしています。

宮崎:宮崎商高校

宮崎の代表は宮崎商業高校です。

13年ぶり5回目の夏の甲子園の出場になります。

宮崎大会の決勝・延岡学園戦は4-0と安定な試合をし、甲子園を決めました。

宮崎商のエースは3年生の日高大空選手。

最速138キロのストレートにカーブ、スライダー、チェンジアップで投球を組み立て、
緩急を活かしたピッチングで決勝戦では7回を被安打3に抑えるピッチングをしています。

また、キャプテンでショートを守る中村碧人選手は、
高校通算27本塁打を打つ、プロ注目の選手です。

2021年の夏の甲子園に出場するプロ注目選手はこちらで紹介してます。

鹿児島:樟南高校

鹿児島の代表は樟南高校です。

5年ぶり20回目の夏の甲子園の出場になります。

鹿児島大会の決勝・鹿児島実業戦は7-0と圧倒し、甲子園の切符を掴みました。

樟南のエースは3年生の西田恒河選手。

最速145キロのストレートにカーブ、スライダー、チェンジアップ、
スプリットを投げ込む奪三振率の高いサウスポーです。

決勝・鹿児島実業戦では9回、被安打7、8奪三振と好投しています。

 

2022年夏の甲子園に出場する注目選手はこちらです。

沖縄:沖縄尚学高校

沖縄の代表は沖縄尚学高校です。

2大会連続で9回目の夏の甲子園の出場になります。

沖縄大会の決勝・中部商戦で5-2と安定した試合を展開し、甲子園を決めました。

沖縄尚学は當山渚選手と後間翔瑚選手のWエース。

また、美里大雅選手は3回戦の那覇戦でノーヒットノーランを達成するなど、
沖縄尚学は強力な投手陣を擁しています。

 

2022年の夏の甲子園の優勝候補はこちらでまとめています。

2021年夏の甲子園(高校野球)の優勝候補はどこだ?

それでは2021年夏の甲子園(高校野球)の優勝候補を予想してみます。

夏の甲子園を制するには投打のレベルだけではなく、
投手陣の豊富さも重要なポイントになってきています。

球数制限がありますからね。

 

それをベースに「本命」「対抗」「穴」「大穴」の3つで優勝候補を予想してみました。

2021年の夏の甲子園の優勝候補

【本命】愛知:愛工大名電高校

【対抗】大阪:大阪桐蔭高校、神奈川:横浜高校

【穴】滋賀:近江高校、和歌山:智弁和歌山高校、奈良:智弁学園

【大穴】京都:京都国際高校

本命は大阪桐蔭高校と迷いましたが、
田村俊介選手と寺嶋大希選手を擁する愛工大名電高校です。

田村俊介選手は最速145キロ、寺嶋大希選手の最速148キロのストレートを投げますからね。
球速だけで試合は決まりませんが、速いボールを投げられるのはそれだけで強いです。

対抗と穴は抽選結果(試合の組み合わせ)で入れ替わると思います。

強豪チームにエースを先発させられるかどうかが、
これがポイントだね。

大穴は京都代表の京都国際高校です。

愛工大名電高校と同じく右投手、左投手の2枚看板なので、
打線の調子が良ければ、優勝できる可能性を秘めています。

2021年夏の甲子園(高校野球)の優勝候補を予想してみると、
関西圏の高校の投手陣や野手陣の強さが際立ちますね。

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